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NHK大河ドラマ2016「真田丸」もう終わってしまいましたが、思い出はしっかりと心に残っています。
特に草刈正雄さんが演じた昌幸パパは特別な存在でした。
草刈正雄ってハンサムで優しくて若干キザだけど、素敵なおじさま的な役柄が今まで多かったですよね。
ところが、今回演じたの安房守(あわのかみ)昌幸はちょっと違いました (笑)
言ってることとやってることが全然違うハチャメチャなおっさん!でもなんだか憎めないし、カッコいいのです!
そんなわけで、もう一度聞きたい昌幸パパのセリフをチョイスしてみましたので、どうぞご堪能ください〜。
もくじ
第1回

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主君の武田家が織田軍に攻め込まれ滅亡の危機にある時、家族を前に笑顔できっぱりと
「安心せい。真田安房守(さなだあわのもり)がいるかぎり、武田が滅びることは消してない。」
でも、その直後に息子たちの前では、
「武田は滅びるぞ」
真田兄弟じゃなくても ”えっ!”てなるよね。さっきと言ったことが違うじゃんって。
舌が乾かぬうちに正反対のことを言うってこういうこと!
第2回
「ここに2本のこよりがある。赤が上杉、黒が北条選べ」
「このような大事なことを本当にくじできめていいのか!」
えっ、ほんとにくじで決めちゃうのー?マジで…。しゅごい。

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「源三郎、源次郎!わしは決めたぞ!わしは決めたぞ息子たち!わしは決めた!
真田は、織田につくことにする。あえて勝にみを投じてみるか。真田は織田につく。信長に会ってくるぞ」
決断って大変なんですねー。混乱するよねー。戦国武将でもねー。
第3回
「敵を欺く前に、まず味方からじゃ」
飄々とさらりと騙すよね〜、昌幸パパ!そして真田家の家族もまたも騙されすぎだわ〜。
第4回
嘘の手紙じゃないかと徳川家康に追求されて、
「確かめたければ確かめるがよろしい。」
「然るに、そのような大事な文が上杉に届かず、ここにあるということは、我々にとって由々しき事態である。」
「かくなる上は、織田公には上杉から我らを守り抜いていただけなければ、これは困りますよ。」
ホントはうその手紙なんですけどね。シラを切るの上手いですね。さすが役者!
家康に対して、はぁー何言ってるのこの人〜?みたいな表情がとてもいいですね。
「チキショー!なんで死んでしまうかのう!信長めぇーーー!」
せっかく信長に会いに行って娘を人質に出したのに、すぐ死亡とか。メッチャ怒!(笑)
第5回
「わしの本心か。では、はっきり言おう。全くわからん!」
うん、正直でいいですねー。そして言われた方もどう反応していいのかわからなくなってますね。まったく、まったく。
第6回
「朝令暮改で何が悪い?より良い案が浮かんだのに己の体面のために、前の案に固執するとは、愚か者のすることじゃ!」
あー、開き直っちゃってますよ〜。コロコロ変えて何が悪いんじゃー!みたいな勢いで言われると何も言い返せないですわー。逆ギレ最強!
「どんな手を使っても、わしは真田を、この地を守り抜いてみせる。」
「大博打の始まりじゃー!!」
でも、博打に負けちゃうと…。
第10回
「知恵を働かせよ、源次郎」
「お前に任せた」
無理難題は投げて、まかせよう〜
第13回
「負ける気がせん」
「では、おのおのぬかりなく」
なんだかんだ言っても、昌幸パパは戦上手ですからねー。
第16回

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「皆の衆偉いことになった」
ヤバイよ。ヤバイよ家康が攻めてくるよー。上杉には援軍断られるしー。
第18回
「源三郎、源次郎、わしはどこで間違った」
仕方なく秀吉の家来になったのに、よりによって家康の与力になれとは。はぁーってなってる昌幸パパ。不憫…。
第24回
北条氏政への言葉
「死にたければしになされ。されど、生きておればまだまだ楽しいものがみれますぞ」
だけど、北条氏政は死を選んだのでした…
第26回

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「味よしのうーりー。召されそうらえー。めされそうらえー。」
やつしくらべでの昌幸パパ。楽しそうー。
第29回
女:「まだ日が高うございます」
昌:「おてん様がなんぼのもんじゃい」
浮気相手といちゃいちゃ。でも実は徳川の忍びだったという。騙されちゃいましたね。ちょっと凹んでうち帰ってママに擦り寄る昌幸パパ。かわいい♡
第31回

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「そして桃太郎は、鬼ヶ島へ鬼退治にむかった。だが、真っ向からたたかってはまけてしまう。
そんな時はどうする。
まずイヌを試写に送り、味方だとう嘘をつく。
鬼が安心したところで、島に乗り込み、一気に型をつける。
めでたしめでたし。」
信之の赤ちゃん2人をあやしてると思ったら、赤ちゃんで遊んでるわ…。なにしてんの、もう!(笑)
第35回

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「….良き策じゃ」
でも親子が敵味方に別れることになってしまう…。辛い
第36回
「さすがは德川一の名将 本多平八郎の娘じゃ」
「よっしゃぁぁぁぁー!」
武者姿やっぱりステキ。生き生きしてるなぁー。
第38回
罪人の息子としいじめられた孫へのことば
「謝るふりをして、噛みつけ。喧嘩に卑怯もなにもあるのもか。勝ったもんがちよ。」
幸村の自分の最後の場面でそのまんま殺ってましたね。
「軍勢をひとつの塊と思うな。ひとりひとりが生きておる。ひとりひとりが思いをもっておる。それをゆめゆめ忘れるな。」
戦場ではなく九度山駅で源次郎親子らに囲まれて最後を迎える。
最後に親方様ー!と叫んで。武田信玄がお迎えにきたようです…合掌
しのぶの一言
「真田丸」を見てから草刈正雄さんの印象がガラリと変わりました。
カッコいい人からいい男へ!
カッコよさもカッコ悪さも全部さらけ出して、それでもあの味わい深い表情のステキさ。
まとめていたらまた真田丸を観たくなりました。
また観よう。心ゆくまで…