「直虎」第17回あらすじ!虎松泣かされしの激怒!ネタバレあり

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©NHK

前回(第15回)は直之種子島(鉄砲)を持ち込むところで終わりました。今回はこの種子島から話しが展開していきます。

今回も柳楽優弥さんが扮する龍雲丸が登場します。

そしてあのかわいい虎松くんがついに喋りますよ。その虎松を挟んで直虎しの対決もあり、政次とのやり合いもあり見どころ盛りだくさんです。

【放送】
毎週日曜 総合テレビ  午後8時より
BSプレミアム 午後6時より
再放送 毎週土曜 総合テレビ 午後1時5分より

毎回一話ずつあらすじ、詳細情報、ひとこと(感想)を書いてますので、よかったら読んでいってください。

>>全体のあらすじはこちら



前回(第16回)のお話

方久が持ち込んだ綿の実を植えて育てることになった。しかし、売れるほど育てるには人手が足りない

百姓を借してもらえないかと色々とあたってみたが、どこでも断られてしまう。

直虎は、偶然出会った旅の者と話している時に、人手が余っている村はないか訪ねてみた。

すると人を買うことができるという。

直虎方久直之と相談して、情報を仕入れるために、方久の茶屋を訪れた。

茶屋には様々な人とウワサが満ち溢れていたが、なかなかぴったりしたものがない…

そこへ、突如、直虎らの計画を知った政次が現れる。”ウワサを流せばよいのでは?”などとアドバイスして去る。

それを聞いた直之は、周りの人に聞こえるように大きな声でこう言った。

”瀬戸村では、己で荒れ地を耕せば、実りが出て、しかも三年はお年貢もなしじゃそうじゃ!”

方久直虎もこれに続き猿芝居をうった。

茶屋にいた客はこのやり取りに釘付けになり、そしてウワサを流してくれた。

翌日、井伊には大勢の百姓たちが仕事求めてやって来てたのだ。

詳細情報

ネタバレを含みます。
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう。

おもな出演者


井伊 直虎
 主人公(次郎法師) 柴咲コウ
瀬戸 方久  瀬田村の商人 ムロツヨシ
小野 但馬守 政次 井伊家重臣 高橋一生
しの 井伊直親の妻 貫地谷しほり
虎松   井伊直親としのの嫡男 寺田心
なつ 故小野玄蕃の妻 山口紗弥加
亥之助 小野玄蕃となつの長男 荒井雄斗
あやめ   新野家の長女 光浦靖子
桔梗   新野家の次女   吉倉あおい
奥山 六左衛門 井伊家家臣 田中未央
中野 直之 井伊家家臣 矢本悠馬
南渓和尚 龍潭寺の住職 小林薫
昊天 龍潭寺の僧 小林和重
龍雲丸 旅の男 柳楽優弥
甚兵衛 瀬田村の百姓 山本學
八助 瀬田村の百姓 山中祟
角太郎 瀬田村の百姓 前原滉
祐椿尼 直虎の母 財前直見

第17話   2017年4月30日放送

種子島製造計画

種子島(鉄砲)を試してみるために直之直虎らを伴って龍潭寺にやってきた。

ちょうど、境内に桔梗に付き添われた虎松の姿があった。

虎松は僧たちを見ると桔梗の後ろに隠れてしまう。内気な性格なようだ。

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寺の裏手では、直之が実際にやってみせながら種子島の使い方を説明する。

直之「集口から毛薬と弾を込め、火皿に口薬を詰め、いったん火蓋を閉じます。火縄を火携に挟み、的に向こうて狙いを定め、火蓋を切り…」

直之が引き金を引いた瞬間、大きな爆発音が鳴り響き、直虎は仰天して耳を塞いだ。

遠くに立ててあった的が撃ち抜かれて地面に落ちている!

直虎「こ、これはなんじゃ。妖術か?」

直之「敵に近づくことなく、敵をしとめることができる。これが、種子島にございます。

今の井伊には戦の采配を任せられる者がほとんどおらず、武術の心得のある者も少のうございます。

なれど、これならば百姓でもわけなく使うことができます。井伊にはうってつけの戦道具では ございませんでしょうか!」

ところがこの種子島(鉄砲)は一丁が十貫もするというのである。

直虎「ならぬ、ならぬ、ならぬ!さような!」

直之「しかし、今のままでは、いざ戦となれば、あっという間にやられてしまいますぞ。

それこそ、虎松様のお命も取られてしまうかもしれませぬ」

方久「もちろんご入り用とあらば、私のほうで銭は用立ていたしますが。

実際に使うとなれば火薬も入り用になりますし、これがまた高うございますし、ちと、井伊には分不相応かと」

直之「戦備えは最も大事な武家の役目じゃ!銭の話ばかりするな!」

方久「何事も先立つものは銭にございますよ」

直虎「これを、井平で作ることはできぬのか?刀を頼んでおる井平は優れた鍛治の村と聞く。

もし作ることができれば、買うよりも安う上がろうし、それこそ、よそに売って稼ぐこともできるのではないのか!」

直之「殿!それでまいりましょう!」

方久「お待ちくださいませ。作ると申しましても、綿とはわけが違うのですぞ!それこそ、大層な手間がかかりましょうし…」

直虎「しかし、作れる者もおるのであろう?」

方久「そりゃあ、まあ」

直虎「では、やってみねば分からぬではないか!

直虎のいつものひと言で、井平行きが決まった。

数日後、直虎方久直之は、井伊谷の北方にある小さな集落を訪れた。

井伊家の刀剣はすべてこの村で作られているのだ。3人は、五平という刀工の鍛治場を訪れた。

五平「これと同じものをでこざいますか」

方久「そうじゃ。かようなもの、そうたやすくはできまいな」

五平「材は胡桃か樫を用いれば鉄は手に入るもので十分でございましょう。筒の部分は薄く延ばした ものを巻いて張り合わせれば」

直之「なんじゃ、できそうではないか!」

五平「しかし、見当がつくのはそこまでにございます。かようなからくりは細かな兼ね合いが肝。そこがうまくできるか否か」

方久「皆、そこが難しいと諦めるそうですよ。無理をお願いしても…」

五平「まあ、やってみなければ分かりませぬな」

五平「これは見本に頂いても?」

方久「それは借りてきた…」

直虎は思い切り方久の足を踏みつけて先を阻止した。

直虎「かまわぬ。して、いつごろ出来る?」

だが、五平にも見当がつかないという。熟練の鍛治屋とはいえ、鉄砲なぞ見るのも触るのも初め てなのだから当然である。

直之「まあ、待つよりほかございますまいな」

直虎「作り方を知る者より絵図などを手に入れることはできぬのか」

方久「たとえあったとしても、いくら金を積まれようとも出さぬと思いますよ」

直虎「けちくさいのう」

方久「なにを!結局、掛かりはすべて私持ちではないですか!あの見本も結局は私が買い取り…」

直虎「うまくいけば、あっという間に取り戻せるではないか。銭の犬ともあろう者がそうほえるな」

直之「このこと、六左殿には?」

直虎「六左は但馬に責められるとすぐに口を割ってしまうし、出来るまでは知らせんでよいのではないか」

その夜、駿府から戻ってきた政次の部屋へ亥之助がやってきた。

亥之助「変わったものを見つけたのですが、伯父上ならお分かりになるかと」

小さな鉛の玉である。しばし見つめていた政次はハッとなった。

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亥之助「お分かりですか?」

政次「いやあ、皆目分からぬ」

亥之助「伯父上でも分からぬものがあるのですかあ」

政次「当たり前だ。調べておこう」

亥之助が退出してから政次は鉛の玉をまじまじと見つめた。種子島が、何ゆえ..。

またしても、政次の知らぬ間に、直虎が何事か始めたに違いない。

虎松の手習い

翌日、直虎龍源寺にやって来た。しかし、目当ての南渓は不在であった。

しかたなく引き揚げようとしてふと見ると、子どもたちが碁盤を囲んでいた。五目並べをしてい るらしく、対戦しているのは虎松玄之助である。

直久「そこ、でございますかね」

碁石を置こうとした虎松に、直久が後ろから口を出す。虎松直久を見て、分かった、というように笑い、また別の目に置こうとする。そしてまた直久が指示を出す。

虎松が勝てる目に碁石を置くように、直久が誘導しているのだ。

玄之助「かあ〜!虎松様はお強いのう」

直久「まこと五つとは思えぬ!」

玄之助「さすが、ご初代様の生まれ変わりじゃ」

直虎「それでは勝負になっておらぬではないか。置くところを教えては、なんにもならぬではないか。これでは虎松がまったく己で考えるように ならぬ」

虎松は二人の後ろに隠れビクビクとおびえている。

直虎「手加減をしていては虎松が強うならぬ。これよりは手加減は無用じゃ。分かったか!」

しばらくして、昊天虎松が寺に来なくなったのだと報告にきた。

直虎が他の子らに手加減しないように命じてから皆、虎松相手にまったく手加減しないようになり、虎松は何をやってもまったくかなわぬようになった。

鍛錬では、簡単にすっ転ばされる鬼ごっこをすれば延々に鬼になってしまう碁盤の上を泣きそうな顔で見つめている虎松を、昊天は何度か見かけたという。

昊天「果てには、来なくなってしまったというわけにございます。しの殿から、以後は虎松様の手習いは屋敷に私どもが伺う形に変えてほしいと」

祐椿尼「まあ、手習い自体は続けるというのであれば」

直虎「なりませぬ!井伊の跡継ぎが、さようにひ弱なことでどうするのですか!」

すぐに直虎六左衛門を連れて新野の屋敷を訪れた。

桔梗「まこと申し訳ございませぬが、虎松様の具合がよろしくないのです」

直虎「ごめん!」

直虎は勝手に屋敷に上がりこんだ。

直虎虎松ー、どこにおる!虎松ー。出てこぬか!」

しの「もし! おやめくださいませ!」

見当をつけて襖を開けると、虎松がいた。

なんと、あやめ刺緯を習っていた。

直虎「虎松、領主の直虎じゃ。そなたの後見じゃ」

虎松あやめの後ろにサッと逃げ込んだ。

直虎「何故隠れる。出てこい。話をしようと言うておるのじゃ」

虎松あやめの背中に張り付き、身を硬くしている。

直虎「聞こえぬのか。話をしようと言うておるのじゃ! 大将がさようなことでどうする!」

直虎が腕を引っ張ると、虎松はギャーッと大声で泣きだ した。

直虎「おい!何故泣く!何もしておらぬであろうが!おい!」

しの「もうよろしいですか?」

直虎「びいびい泣くのではない!みっともない!」

直虎「そなたは井伊の跡継ぎ。皆を守っていかねばならぬ立場じゃ。その者がかような体たらくでなんとする!」

しの「ならば跡継ぎにしていただかずとも結構にございます!

虎松は泣き虫で出来が悪うございますので、到底ご立派なあなた様の跡継ぎなど務まりますまい」

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直虎し、しの殿、そのようなことを言うておるのでは」

しの「さように虎松にご不満なら、ご自分で腹を痛めてお産みになってはいかがですか!厚かましい。人の子に文句ばかりつけ。怖かったですね、虎松

しのが虎松を連れ、部屋を出ていこうとする。その背に向かって直虎は叫んだ!

直虎「悔しくないのか、虎松!かなわぬからと尻尾を巻いて引き下がり、それでよいのか!」

頭を冷やすために直虎龍潭寺にやってきた。

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すると、前に会った旅の男がいた。

直虎「おおっ! あんときの尼小僧様」

男が腰にぶら下げている水筒が目に入った。

直虎「それはわれのものではないか!」

「あ!つい、塩梅(あんばい)がよくて。へへ、申し訳ございやせん。返します、返します」

直虎「旅をしておるのではなかったのか」

「へへ、実は宝を探しておりやして、聞いたことはこざいやせんか」

南朝のさる皇子が、隠し持っていた財宝をこの辺りに埋めたという話があるという。

直虎「まことにあるのか?井伊にか?」

「とにかく、それを探し、あてどもない旅にごぜえますよ」

直虎「よいのう。そなたはどこにでも行けるのじゃな」

「あ、なんなら一緒に行きますか?」

直虎「われにはここでせねばならぬことがあるからの」

「人手、どうなりました?」

直虎「おかげさまでの。あれはもうようなったのじゃが、今は手習いをしたくないという子どもに往生しておる。何もかも勝てぬので、嫌になってしまったらしい」

「とにかく一度、何かで勝たせてやりゃよいのではないですかね。そうすりゃ勝つことの楽しさも 覚えるし、やりゃできるとも思うでしょうし」

直虎「そ、それじゃ!」

直虎「またもや恩に着るぞ!旅の者!お宝、見つかるとよいの!」

直虎は走り去って行った。そして男の手にはまた水筒が残された。

虎松の特訓

虎松は一人部屋にこもっていた。すると、庭に面した戸に何かがコツンと当たる音がした。

直虎「虎松。われじゃ、直虎じゃ。入るぞ」

直虎が素早く部屋に入ってきた。

直虎「われはそなたの父上とは幼なじみであったのじゃぞ。そなたの父上は幼い頃『亀』と呼ばれてお ったのじゃが、その名のとおり、亀のようにおっとりとした男子であった。

優しいが、少し頼りなく、体も弱くてな。己では笛しか取り柄のない、などと言うてな」

虎松「まこと、に?」

直虎「まことじゃ。なれど、弓もうまく、知恵もある肝の据わった頼もしい男になった。何故じゃと思る?」

虎松「· · · · · ·悔しかったから。本当は、誰より強くないといけないのに。できないと、いけないのに。」

虎松の拳の上に、直虎はそっと自分の手を重ねた。

直虎「勝とう、虎松。われも共に戦うゆえ。何か一つでいい、皆の鼻を明かしてやろうぞ」

武装した新野家の家人が部屋に躍り込んできた。庭から部屋に侵入した姿を、見張り番の者に見られていたらしい。

直虎「われじゃー。直虎じゃー」

泣いている息子に気付いたしのが部屋に飛び込んできて虎松を抱き寄せる。

しの「何を言われたのですか!大事ないですか!」

しかし虎松は、いつもと違って毅然と顔を上げた。

虎松「は、母上。虎松は、勝ちたいです!勝って、父上のようになりたいです!」

しのがびっくりして虎松を見る。涙でぬれてはいるが、そのまなざしは断固として強い。

直虎「われも、虎松を勝たせてやりたい。われは虎松に、できぬからといって引き下がるような男には なってほしくはない。それは井伊にとってもよくないし、虎松にもよくない。しの殿とて、そう思われておるのではないか」

直虎「数日でよい。虎松をわれに鍛えさせてほしい」

しの「分かりました。なれど、必ず、虎松を勝たせること」

直虎「か、必ず?」

しの「負ければ、私の言うとおりにしていただきます」

直虎「あい分かった!よし、虎松!今日から特訓じゃ」

皆が部屋を去り、再び虎松と二人きりになると、直虎は早速、五目並べの用意を始めた。

直虎「これで玄之助を返り討ちにしてやろうではないか!」

虎松もやる気を出して碁盤に向かった。

自室であやめと刺績の続きをしていたしのが、ふと呟いた。

しの「取っていかれる気がするのです虎松を。あの子は直親様の血を、継いでいるから」

あやめ直虎様は、母上にはなられませぬよ。なられるとすれば、父上でしょう」

しの「父?」

あやめ「なんだか、父親のようではございませぬか?」
あやめはそう言って微笑んだ。


直虎虎松。最後に一つ、必ず勝てる秘策を教えてやろう」

ひそひそ耳打ちすると、虎松は目を丸くして直虎を見上げた。

直虎「よし。では、行くぞ!」

虎松「はい!」

皆が見守る中、虎松玄之助の一戦が始まった。

昨夜、政次に”五目並べは必ず先手に利がある”と教えられた玄之助が、さっさと先手を打った。

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虎松も考え考え、慎重に白い碁石を並べる。なかなかの接戦だ。やがて対戦は最終局面を迎え、玄之助の黒い碁石が先に五つ並んだ。

玄之助「勝ったあ!

玄之助が大喜びで腕を突き上げる。うつむいてしまった虎松直虎は黙って見守った。

直久「あ、でも、ずいぶん強うなられたではないか」

玄之助「さすが、ご初代様の生まれ変わり…」

直久玄之助のおだてを遮るように、虎松は悔しさに打ち震えながらも顔を上げた。

虎松「もう、一回」

昔、おとわが蹴鞠で龍王丸 に勝利した「勝つまでやめない」作戦だ。

虎松「もう一回じゃあ!」

と、少し離れた場所から、しのがこっそり様子を見ている。直虎は近づいて声をかけた。

直虎しの殿。その、虎松も励んでおるし、諦めねば勝負はつかぬということで、なんとかこれで勝ったことに…. 」

が、しの直虎を無視して昊天のところに歩いていった。

しの昊天様。わがままを申したにもかかわらず再びお受け入れくださり、かたじけのう存じます。このうえは虎松が立派に直親様の跡を継げるよう、鍛えてやってくださいませ」

そう言って去って行った。

南渓「後見直虎様もかたなしじゃの」

直虎「それでよいのです。われは直親の代わりであるのですから。戻ってきてくれただけで上々にござ います」

消えた種子島

直之が境内に駆け込んできた。

直之直虎様! 急ぎお戻りください!」

に戻ると主殿に方久六左衛門、そしてなぜか鍛治屋の五平がいた。

五平「…盗まれたのでございます。 何者の仕業かは分かりませぬが、とにかく、見本も、作っておりましたものも、今朝方、こつ然となくなっておりまして…」

直虎「井平へ向かうぞ! ここでああだこうだ言っておっても進まぬ。行けば何か分かるかもしれぬ」

直之「馬を!」

六左衛門は一人だけ何が起きているのか分からず、まごついている。

そこにいつの間にか政次が来ていた。

政次「お探しのものは、こちらにございますか?」

木箱を二つ、家人に持たせている。

直之が家人を押しのけるようにして木箱を開ける。中には、方久の持ってきた種子島と、五平の手による完成間近の鉄砲が入っていた。

直虎「何故、これがそなたの元にある。盗んだのかと聞いておる!」

政次「かようなものを作らせておるなど、目付として黙って見過ごすわけにはいきませぬからな。 またぞろ謀反をたくらんでおったのではございませぬか?」

直之「われらは謀反などたくらんではおらぬ!もし戦となれば、これを持って今川の兵として戦うつ もりじゃ!そのための備えにすぎぬ!」

政次「果たして信じていただけるかどうか。謀反をたくらんだ者は皆、そう申しますからな」

直之がカッとして刀に手をかける

直虎「抜くな!之の字!」

政次直虎様。助けてほしければ、みずから後見を降りられよ」

直虎「…汚いぞ、政次

政次は眉一つ動かさない。

政次「かように脇の甘いそなたに井伊が守りきれるとは到底思えぬ。おとなしく後見を降りられよ。それが伊井のため、そして御身のためだ」

直虎政次は真っ向からにらみ合った。

しのぶの一言

虎松…。可愛かったですね。そして虎松に対して凜として接する直虎のカッコよさに惚れ惚れしました。

虎松が泣きながらも”勝ちたいです”という場面はもう、涙なくしては見れません。

井伊の跡継ぎだからと大切に育てられるのはよかったけど、誰も厳しいことが言える人がいなかったのですよね。

そこで、直虎が男気を見せるとは!なんという展開でしょう!

子供ってみんな親の気持ちに答えたいって思っているんですよね。でも頑張っても出来ないと切ない。

見ている親は、頑張らせてあげたい気持ちと、もういいよという気持ちのせめぎ合いのなかでもがくしかない。

そんなことをしのの苦悩の表情を見ながら、自分の子供の小さい頃を思い出して、また泣いてしまいました。

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