「直虎」第31回あらすじ!虎松の首が危ない!ネタバレあり

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©NHK

遂に徳政令が施行されて、直虎らは井伊の館を追われることに…

直虎は、政次は、そして虎松の運命はいかに?



前回(第30回)のお話をサラッとおさらい

今川武田との戦さに向けて、信用のできないものを外す策を実行に移す

直虎はそのターゲットになっていたのだ

そして、今川から徳政令を実質するように下知が下る

多額の借金がある井伊は土地を差し出すしかなく、つまりそれはお取り潰しを意味していたのである

第31話 2017年8月6日放送

ネタバレを含みます

まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう

会話多めで書いています

徳政令を受け入れてることとは?

百姓「わしらは、徳政を望まんに!」

瀬戸と祝田の百姓たちは皆、打ち据えられても訴えをやめようとしない

関口の家来がついに鞘を払った

関口家来「ええい、いいかげんにせぬか」

政次「お待ちくださいませ!」

政次直虎の衿首をつかみ、引きずってきた。

六左衛門「殿!」

政次は無言のまま、直虎の顔を百姓たちのほうに向けさせた。

政次「これは殿が仕組まれたことか。謀ったことかと聞いておる!」

百姓「殿のせいじゃねえに!」

百姓「おらたちが勝手に!」

政次「ほう。でほ、この場で成敗される覚悟はできておると?」

直虎「待て!待ってくれー」

政次「…..では、ここではっきり仰せられよ。百姓たちに、井伊は徳政令を受け入れ、この地を手放すと」

百姓「これはわしらが勝手にやったこと!」

百姓「そうだでえ、受け入れることはねぇにい!」

直虎「….井伊は、井伊は徳政令を受け入れる。受け入れるゆえ、この者たちのしたことはお許しくだされ!」

政次「関口様に取り次ぎ願えるか?小野但馬が目通りを願うておる、と」

関口は社殿でふんぞり返っていた

政次「夜分、ご無礼いたします。わが主が徳政令を拒んでおると聞き、連れてまいりました」

関口「百姓らをたきつけたのか」

政次「どうもひとりでに起こったことのようですが、騒ぎの責めを負い、徳政令を受け入れると先ほど言明いたしましたゆえ、ここに」

関口「なんじゃ、口ほどにもない。明日も待たず受け入れるのか」

関口が供の者に指示し、あらかじめ用意されていた書状が読み上げられる


関口家来「瀬田・祝田の徳政令のこと、今川より以下のとおり仰せつける。銭主方難渋せしめ、いまだ落着なきにつきて、本百姓訴訟せしむるの条、先の御判形の旨に任じて申しつくるところなり。よって件のごとく申しつける。井伊殿、委細相違ござらぬか」

直虎「……相違ございませぬ」

関口「では、本日をもち、井伊はこの地の安堵を失い、井伊谷は今川の直轄となる」

関口が満足げに宣言し、直虎の目の前に書状が置かれた

名と花押を書き入れる

…すべては終わった

政次を置いて一人で社殿を出ると、六左衛門が待っていた

六左衛門「……戻りましょう」

直虎「うむ……」

2人は皆の待つ館へと向かった

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©NHK

直虎は、家人や井伊一門の者たちを主殿に集め、井伊が潰れたこと
伝えた

直虎「借金のかたに取り潰されたのじゃが、まことのところは戦に備え、ここを直轄にしたい今川にはめられてしまったという話じや」

そこへ政次が関口の手勢と小野の郎党たちを引き連れて入ってきた。

政次「もうこの館は井伊のものではない!急ぎ立ち退かれますよう。出ていかれねば、力に訴えねばなりませぬ」

直虎「……分かった。すぐに立ち退くゆえ、手荒なまねはよしてくれ。行くぞ!皆!」

直虎は主殿を出た

直虎「之の字は皆をひとまず隠し里へ。虎松と直久を連れすぐにあとを追う。六左、参るぞ!」

直虎六左衛門龍潭寺へと向かった

龍潭寺では、虎松直久亥之助が文台に向かい、手習いをしていた

直虎「虎松、直久、われと共に行くぞ」

3人とも突然のことにぽかんとしているが、直虎の切羽詰まった様子を見てなにか異変を感じているようだ

亥之助「え、あの、私は…」

直虎「……そなたはよい。あの、和尚様、虎松の行き先を……」

南渓「すでに傑山を向かわせておる」

直虎「かたじけのう存じます。では」

直虎六左衛門虎松直久を連れ、去っていく。

亥之助「あの、何故、私だけ……」

昊天「井伊は取り潰されることになったので、皆、ここにはおられぬようになったのです」

亥之助「では、私も母もここにおられぬのでは?もしや、伯父上がやったということですか?…..」

亥之助は駆け出ていった

井伊の館まで駆けてきた亥之助は、まっすぐ主殿に向かった

すると、政次小野の郎党たちに何やら指示しているところだった

その姿は、すでに井伊の当主然として見える

政次「手習い中ではないのか」

亥之助「皆がここにおら話ようになったと聞きました。それなのに…何故、何故、伯父上はここにおられるのですか?」

政次「今日からは、これが私の役目だからだ……今川に臣従したのでな」

亥之助「……私は信じませんでした。人がなんと言おうが、伯父上は誤解されておるのだと……まことこは井伊に尽くしておられるのだと!」

政次「不服なら、なつと共に出ていくがよい。かような次第となれば、小野の者として暮らしたほうが、よほど得策だとは思うがな」

亥之助は踵を返すと、再び駆け出した。

小野の屋敷に駆け戻った

なつは悲嘆にくれた様子もなく、政次の荷物をまとめていた

政次がしばらく井伊の館に詰めることになるためだ

亥之助「母上は平気なのですか?伯父上は、井伊を裏切ったのですよ!殿を追い出し、虎松様を追い出し、奥山の伯父上も皆、追い出し……!」

なつ「なればこそ、ここにとどまらねばならぬと思いませぬか?ここにおればこそ、分かること、知らせられることもありましょう」

井伊谷を追われて

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直虎川名の隠し里にやって来た

そして虎松直久井伊が潰れたことを伝えた

そして直虎は皆を集めた

直虎「一度しか言わぬ。そして、一度聞いたら忘れてほしい。井伊は確かに潰れた。じゃが、ひと月ふた月のうちにはよみがえらせようと思う」

虎松「よみがえらせるとは?」

直虎「今年のうちには戦が始まるはず。そして、井伊には徳川が攻め込んでくる。その徳川と、井伊はすでに通じておる。われらは、その折に徳川に応じて挙兵し、関ロの首を挙げ、徳川に差し出す。さすれば、井伊は瞬く聞によみがえることができる」

「あの、小野はどうするのでございますか?その折に成敗を……?」

直虎「但馬は……実は、すべて知っておる」

政次はもうずっと、井伊の敵のふりをすることで今川に対する盾になっていることをうち明けた。

直虎「たびはあえて井伊を裏切り、今川の城代として城に入ることで井伊を守ろうとしてくれておるのじゃと思う。きちんと話せてはおらぬが、今は井伊を守るためにあえて今川に味方しようとしておるのじゃと」

すると、六左衛門但馬殿が味方ではないかと思っていたと言い出した

高瀬祐椿尼もそのことに気づいていたらしい

しかし、直之政次のことをまだ疑っているようだ

直之「殿を籠絡し、われわれにもまことのところ味方なのではと思わせる。今のこのありさまこそ、まさにだまされているというものではござりませぬか」

そのとき、虎松が口を開いた

虎松「但馬は大層、碁がうまい!故に、虎松は負けてばかりじゃ!」

虎松は何を言いたいのだろうか?

虎松「じゃが但馬はどこで間違えたのか確かめよと、ずっと待ってくれるのじゃ!」

直久「そうなのです!己で答えたどりつくまで!井伊のこれからを考えておらねば、あのような教え方はしてはくれぬかと」

子どもの目は、余計なものに惑わされないで人を見る

そして碁は、打ち方にその者の人柄が出る

盤が心を映すのだ

直虎「之の字。もし、そなたの言うとおりだまされておったとしても、こちらはこちらで井伊をよみらせる策を成功させればよいだけじゃ。そうではないか?」

直之「はい」

関口小野が合力を申し出たことを氏真に話した

武田との戦さを控え、井伊に手を割けないこともあり、但馬を取り込むに許可を求めた

氏真は、それならば井伊を断絶させよと言い放った

つまり虎松の首を取れというのだ

そんなことは未だ知らない井伊でも、虎松の方も落ち延びる準備が進められていた

しかし虎松は断固拒否した

虎松「嫌でございます!虎松はここで皆と戦います!」

すると、突然虎松の頭上ギリギリをがかすめ、後ろの壁に突き刺さった

傑山矢を放ったのだ

傑山は再び弓に矢をつがえ、腰を抜かしている虎松に近づいていく

虎松がおびえて後ずさる

その額にピタリと矢の先が当てられると、虎松は恐怖のあまり失禁してしまった。

傑山「……虎松様、戦場とはこういうものです」

直虎「虎松。かつて、そなたの父が逃げおおせ戻ってきたことは、井伊にとって光となった。そなたの父はそなたを授けてくれた。皆はさらに大きな光を得た。大将が生き残ることは、皆の生きる力となる。それはほかの誰にもできぬ。そなたにしかできぬ役目じゃ。井伊を守るために、今、そなたがせねばならのことは、逃げることじゃ。そなたは逃げ、われは取り返す。そうして、共に井伊を守るのじや。どうじゃ」

直久「虎松様。必ずや城を取り戻し、お迎えにあがります!ですから、どうかわれらのためにお隠れくださいませ」

直虎傑山六左衛門に伴われ落ち延びて行った

虎松の首?

直虎龍潭寺に向かった

そこへ政次が家人らを引き連れてやってきた

そして、虎松を要求してきたのである

政次「太守様が虎松の首をご所望じゃ」

それと引き換えに、政次城代を任せると言ってきたのだ

今川の者たちと政次は、虎松をどこへ逃がしたか厳しく追及するが、誰も答えない

直虎は捕らえられた

しばらくすると見張りのものが入ってきた

見張り「庭へ来いとの仰せじゃ」

直虎「何故、庭へ?」

見張り「虎松の首をあらためよとの仰せじゃ」

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©NHK

直虎は覚悟して目を開け、震える手で首桶を開けた。

子どもの首が入っていた。しかし、その顔は…

関口家来「何故、かような厚い化粧を施しておる!これでは分からぬではないか!」

政次「虎松君は疱瘡を患っておいででしたので、せめてかようにするが礼儀かと……」

恐ろしい流行病にかかっていたと聞き、関口はじめ、検分に立ち会っていた者たちは思わず引いた。

政次「いかがいたしましょう。拭き取れと仰せなら拭き取りますが……」

関口「もうよい!分かった!」

政次「では、いかがいたしましょうか」

そのとき、震える読経の声が辺りに響いた

首桶を前に、直虎が涙を流しながら経を唱えている

そして、死に化粧を施された首をかき抱いた

関口家来「……ようも、あのようなことができるな」

南渓「わが子ならば、抱かずにはおられますまい」

一つの名もなき命と引き換えに、小野但馬守政次井伊谷を手に入れた.

そして直虎は、井伊家復活を心に誓うのであった

おもな出演者

井伊 直虎 主人公(次郎法師) 柴咲コウ
小野 但馬守 政次 井伊家重臣 高橋一生
奥山 六左衛門 井伊家家臣 田中未央
中野 直之 井伊家家臣 矢本悠馬
今川 氏真 今川家当主 尾上松也
虎松   井伊直親としのの嫡男 寺田心
南渓和尚 龍潭寺の住職 小林薫
昊天 龍潭寺の僧 小林和重
龍雲丸 旅の男 柳楽優弥
甚兵衛 瀬田村の百姓 山本學
八助 瀬田村の百姓 山中祟
角太郎 瀬田村の百姓 前原滉
祐椿尼 直虎の母 財前直見

【大河ドラマ放送日時】

毎週日曜 総合テレビ 午後8時より

BSプレミアム 午後6時より

再放送 毎週土曜 総合テレビ 午後1時5分より

●各回のあらすじはコチラ です➡「おんな城主 井伊直虎 」あらすじ一覧

しのぶの一言

今回は涙なくして見れない回でした

虎松は井伊を上手く抜け出すことが出来たようですが、その身代わりに見知らぬ子供が犠牲になったのですから

その子がどういう子なのか、どういう事情だったのかは語られることはありませんでしたが

そのことを思うとなんとも言えない気持ちに…

そして、子供に手をかけてしまった政次のことを思うと切ないです

たとえ、いつか井伊を再興する計画が上手くいったとしても、けして消えることはないのでしょう…

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