愛し合っていたのに、お互いのことを思いやり別れてしまった直虎と龍雲丸
やるべき事がすんだら堺においでって龍雲丸は言ってたのに…直虎は龍雲丸のことをすっかり忘れていました…
やはり女子の方が淡白なのでしょうか…
龍雲丸は他に彼女を作ることもなく直虎のことを待ってたのに…
直虎と龍雲丸のこれまで
(忘れてしまった方のために一応書いておきます)
直虎と龍雲丸はしばらくのあいだ夫婦でした。井伊の家が潰れて、直虎は農婦となり龍雲丸は炭職人として井伊谷で一緒に暮らしていました
龍雲丸は、元の仕事仲間の中村屋から堺に来ないかって声をかけられて、堺に行くことに。直虎も一緒に行くことになりました
でも、やっぱり直虎は井伊を離れることができず。2人は別れてしまったのです
その時、龍雲丸は直虎に ”やることやって終わったら来りゃいいじゃねえか。……待ってっから” と言い残したのです(本気!)
堺での再会
その後、2人は会うこともなく9年。
ところが、突然再会する機会がやってきました。直虎が万千代から堺にて一働きしてほしいと頼まれたのです
でも、直虎は堺に龍雲丸がいることなんてすっかり忘れていたのです!
9年ぶりに再会した龍雲丸にいきなり用件を言ってくる直虎に対して、龍雲丸はちょっとご立腹のようす。だって、龍雲丸は直虎のことずっーと待ってたのですから。やっと来てくれたと思ったら南蛮船を用立てたいとか…
その後、気を取り直した龍雲丸になぜ堺に来たのか聞かれると
直虎「われは今、戦をなくす戦をしておるのじゃ」
龍雲丸「…んじゃ、まあ、俺も前向きに手伝うしかねぇでさね。戦がのうなったら、あんたも堺にくることですし」
直虎「われが、堺に…? (そのことも忘れてた…)」
ダメだこりゃ~
最後のプロポーズ
そして、直虎の役目が終わり堺から戻ろうとしたときに、龍雲丸が言いました
龍雲丸「このあと、南蛮の船に乗らねえかって言われてまして。なんなら、供にいきますか?」
ん、それってプロポーズ?…ですよね。2度めの。
南蛮へ!直虎はちょっと心を動かされたようです。
どうする直虎!
でも、やっぱりすぐに断ります。だって、今は龍潭寺に残してきた明智光秀の子、自然のことが何といっても心配ですから
龍雲丸もたぶん断わられることはわかっていたことでしょう…
最後の誓い
直虎「頭、われより先に死ぬなよ」
龍雲丸「そっちもな」
それが2人の交わした最後の言葉です
この後しばらくして、直虎の寿命が尽きたとき、南蛮船が遭難して龍雲丸も命を落としてしまったようです
亡くなる時は一緒というわけですね
(合掌)
しのぶの一言
生死をさまようような悲惨な経験を乗り越えて、一度は夫婦となった2人。深い愛情で結ばれて支え合って生きているように見えたけれど、普通の夫婦でいるなんてことは到底ムリだったのでしょう
好きな人にはそばにいてほしいけれど、自分の道を貫いて生きて輝いていて欲しい!
直虎も龍雲丸もお互いにそう思っていたのではないでしょうか。そして、己のやるべきことをやりきったのだと思いたいです
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