西郷どん(せごどん)第11回あらすじと感想!一橋派と南紀派!ネタバレあり!

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©NHK

前回は、吉之助篤姫は不幸になると斉彬から聞いてショックを受けたシーンで終りましたが、今回はその理由が明らかになります

●前回のあらすじはコチラ↓



第11 2018318日放送

ネタバレを含みます

まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう

虎寿丸、毒殺疑惑!

江戸城内にて、斉彬井伊直弼と廊下で出くわす

井伊は、斉彬が分家の娘を御台所に推したこと、舅として将軍に近づこうとしていることに勘づいており、両者はにらみあった

当時、幕府は一橋派南紀派に分かれて勢力争いをしていたのだ

その数日後、芝の薩摩藩邸では、斉彬の嫡男・虎寿丸が突如息を引きとってしまう

虎寿丸の亡骸を前に喜久篤姫は泣き崩れた

しかし、斉彬は悲しみに暮れる暇などなく、徳川斉昭松平慶永たちをもてなす宴の準備を側近の山田為久に進めていた

一方、芝の薩摩藩邸の藩士たちのあいだでは、虎寿丸の急逝について、由羅の呪詛によるものではないかという噂が再燃していた

江戸から訃報が届いた薩摩でもまた、大久保正助を囲んで、有馬新七村田新八など若い下級藩士たちが大久保家に集結していた

由羅が自分の子で斉彬の異母弟の島津久光を藩主にすることをあきらめていないと感じた有馬たちは義憤するが、正助がまだ待つときだと制する

その後、鶴丸城の記録所に出勤した正助は、上役から文政7年(1824)の宝島事件についての記録を探すように命じられる

それを所望していたのは久光だった。久光は、日本が西洋の国と初めて戦った宝島事件を調べることで、イギリス人の戦法を知ろうとしていたのだ

この先、異国との戦になったとき、少しでも多く知識を蓄えておかなければならないと久光は考えていたのだ

そんな久光に初めて畏敬の念を抱いた

正助は意を決し、江戸で虎寿丸が急逝したことを受け、城下士のなかに先年のお由羅騒動を思い返して暴挙に出かねない者もいることを久光に告げる

正助「私は、あなたさまの御名を傷つけたくあいもはん!あなたさまなら、必ずや立ち上がり、こん騒動を鎮められるち信じちょいもす」

一橋派の宴

江戸・芝の薩摩藩邸では、松平慶永(まつだいらよしなが)や徳川斉昭(とくがわなりあき)、一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)たちを招いた宴が開かれていた。

その席で慶永は、左内が幼いころから和漢の学はもちろん、蘭語を読みこなし、政情を的確に判断して誤ることがないのだと紹介する

慶永は、自分の使い番として左内を信頼していたのだ

宴会では、大うつけとされる家定に世継ぎができるはずがないことが話題にあがる

斉彬篤姫を家定のそばに置くのは、「跡継ぎは一橋慶喜に」家定が推挙するよう、じかに働きかけるためなのだということ

そして、その口裏合わせが、斉昭・慶永・斉彬のあいだで成立していた

吉之助「於篤は、不幸になる」という言葉の意味を知りやりきれない気持ちになる

そして慶喜は、将軍になりたくないという意向をすでに吉之助を介して斉彬に伝えていたはずだと言いだした

アメリカやイギリスといった列強と互角に渡りあうなど、考えただけでも逃げだしたくなるというのだ

しかし、そのように慎重に考える慶喜にしか次の将軍は務まらないと斉彬は訴え、慶永も身命を賭して仕えることを慶喜に誓う

最終的には、父の斉昭から将軍になれと言いつけられた

慶喜は ”俺はつきあいきれん” 言い残し、その場を離れ品川宿へ繰りだして行った

そのようすを、井伊直弼の懐刀・長野主膳が見ていた!

斉彬、毒殺疑惑!

散会したあと、吉之助斉彬に事の真相を確かめようとしたが、そんな矢先に斉彬が倒れてしまう。

由羅の仕業なら呪詛の痕跡があるはずだと考えた大山格之助有村俊斎たちは、藩邸内を捜索する

吉之助毒味役配膳役に鋭く目を光らせたりした

斉彬は3日後に目を覚まし、遅れを取り戻すかのように働きはじめた。吉之助は、斉彬に用意された食事に毒が盛られている可能性があると怪しんでいた

そこで、斉彬用の配膳されていた魚をそっと拝借した

その後、旅籠で橋本左内にその魚を調べてもらう。その結果、砒素が盛られていたことがわかった!さらに虎寿丸砒素中毒で亡くなった可能性があるということを突き止めた

その瞬間、気配を察知した吉之助が襖を開け、面をかぶった怪しい男を追い詰めるが、左内が腕を斬られた隙にその男を取り逃がしてしまう

その者は薩摩の者だと確信した吉之助は、斉彬の命をねらっているのは斉興由羅ではないか疑い、高輪の薩摩藩下屋敷へと向い面会を申し込んだ

しかし、証拠もなくこれ以上自分たちを疑うのならば容赦はしないと逆ギレされる

一方、彦根藩邸の井伊直弼は、斉彬が容体を持ち直したものの、敵が多く方々から命をねらわれているという報告を長野主膳から受けていた

さらに長野は慶喜が品川宿に入り浸っていることも告げる。そんな長野の背後には、旅籠から逃げたあの怪しい男が控えていた

薩摩藩邸に戻った吉之助は、斉彬から大目玉を食らった

斉彬の思いは、この国を変え、この国を強くて、異国からすべての民を守ることなのだと。そして、吉之助をそばに置いていたのは吉之助が自分と同じ大馬鹿者で似た者同士だからだというのだということを聞く

斉彬「おまえも、民のために、おのれの命を捨てられる男であろう」

吉之助「おいの命は…」

斉彬「民を救う国をつくる。西郷、頼んだぞ」

斉彬の覚悟が胸に迫り、吉之助は感涙にむせんだ

しのぶの一言

今回も吉之助は熱って動きまわり、空回りしたり、怒られまくり

でもそれ以上に斉彬が熱くて、吉之助もタジタジとなっていましたね

斉彬さまのお子様は5人も亡くなっていたなんて…

斉彬さまの血筋が島津家を継ぐことを絶対に阻止したい人がいたってことですよね
犯人はいったい誰なんでしょうか?

そして人よりカラスの方に興味がある将軍・家定
狂気にみちた将軍を演じているピースの又吉がぴったりハマっています

篤姫は何もしらないで将軍家に嫁いでいくのでしょうか
嫁いでからどんな反応するのでしょうね…

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