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第42話 2018年11月11日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
留守政府のゴタゴタ
アメリカに留学するために隆盛のもとに身を寄せていた菊次郎たちは、元気に旅立っていった。
欧米を訪れた大久保たちは欧米の近代化に圧倒され、日本が対等に接するのは無理があることを思い知らされる。実際、不平等条約の改正もうまくいかなかった。
留守政府の方は、土佐と肥前の面々が主導権を主張し始め、隆盛は苦労が耐えなかった。使節団が帰ってくるまでは新しい政策を行わないように言われていたが、隆盛は国のためには改革することが必然だと考えるようになる。
今度は大蔵大輔(たいふ)の井上が問題を起こした。秋田の銅山を不正に差し押さえ、私腹を肥やそうとしているという嫌疑をかけられたのだ。井上は辞職に追い込まれる。
隆盛は残る政府のメンバーに、これからは皆が一枚岩となって政を推し進めるべきだと強い口調で宣言した。そして、薩摩1人、土佐2人、肥前3人の参議からなる新たな体制を発足させた。
そして、学校教育制度、地租改正、徴兵制、鉄道の設置、製糸場の開業、裁判所の設置など、のちの世につながる大きな成果をあげていった。
隆盛が倒れる
そんなある日、宮中で火事がおきる。隆盛は皇居に駆けつけ、帝を助けるために火の中に飛び込んだ。帝は無事避難したが、火は燃え続け、宮中は焼失してしまった。隆盛は心労で倒れる。
それからしばらくして、大久保が帰国した。大久保は病床の隆盛のもとへやって来た。莫大な国費を使って欧米に行ったのになんの成果もあげられずに帰ってきたことを江藤らに責められて、大久保はすっかりしょげかえっていた。
しかし、イギリスの産業革命の凄さなどを熱心に語り始めた。そして、岩倉が戻ったら今の参議たちを辞めさせて、すぐに政府を立て直し、欧米に負けない日本を作ろうと言い出した。
隆盛はその誘いを断った。今の参議たちは留守政府をしっかりと守り支えてくれているのだ。大久保は自分には譲れない理想があるのだと言い放ち帰っていった。その後、政府を去ってしまう。
隆盛が病床から政府へ復帰を果たした頃、朝鮮との国交問題が浮上した。鎖国をしていた江戸時代、朝鮮とは例外的に交易を行っていた。しかし、急激に欧米化する明治政府を認めず、国交はおろか国に立ち入ることを許さないと布告してきたのだ。
すぐに朝鮮へ軍艦と兵を差し向けよという意見もあったが、隆盛は反対した。隆盛は自分が全権大使となって挑戦に行くことを提案して、閣議決定する。しかし、実際の朝鮮大使派遣は、岩倉が帰国して承認するまで見送られてた。
岩倉が帰ってきた。そこへ、政府を離れていた大久保も現れた。岩倉は、大久保が参議に加わることは帝の許可を受けていると言う。さらに、西郷の朝鮮派遣のことは考え直すべきだと言いだした。
しのぶの一言
軍服を着るとより大きく見え、もう西郷隆盛にしか見えない亮平さん。
はじめはうまくいっていなかった留守政府だけど、西郷がリーダーシップを発揮してうまく回り始める。激務だけど、みんなで協力する体制ができてきたのだ。
それにしても、西郷さんが学校制度や地租改正、徴兵制度などを作ったということは西郷どんを見るまでは知らなかったです。
そういえば、西郷どんスペシャル第3段でも少しふれていました。
でも、大久保が帰ってきてから不穏な空気になってしまう。昔から西郷と大久保は感情的になって喧嘩をすることもあったけれど、今回の喧嘩はかなりヤバそう。
大久保の西郷を見る目が冷たく突き放すような眼差しで怖くて、悲しくなった。
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