江戸行きのメンバーに選ばれることになった吉之助。でも支度金が用意できず、江戸行きを諦めかけていたのだが…
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第8回 2018年2月25日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
不吉な嫁と呼ばれた須賀
須賀は「不吉な嫁」とウワサされるようになっていた
しかし吉之助だけはいつも須賀にやさしかった
吉之助「須賀どん、誰がなんち言おうと、おはんは不吉な嫁なんかじゃなか」
大久保正助は謹慎がやっと解かれ、記録所書役助に戻れることになった
この頃、アメリカのペリー率いる艦隊が、幕府に開国を求めて浦賀沖に現れていた
斉彬の養女となることが決まった於一は篤姫と改名し、急ぎ江戸へ発つことになった
そして吉之助は、斉彬が江戸へ出府する際の供として随行するようにと殿から直々に指名があった!
西郷家は歓喜に沸いた!
ところが須賀だけは喜ばなかった。なぜなら、江戸行きには30両もの支度金がかかるからだ
金策のため、吉二郎は畑を半分売ることを提案する。しかし畑を売れば家族は食べるのに困るのである
すでに借金が山のようにあるのにさらに金を貸してくれるところなどなかった
須賀はいつ帰るかわからない夫を借金まみれの家で待つなど御免だと言い捨て、一同を絶句させる
その夜、庭の木の上で吉之助が「CANGOXINA」の紙を見つめていると、正助がやってきた
吉之助は、斉彬から直々に江戸行きの供に選ばれたものの支度金に必要な30両がなく、一家のあるじとしての務めもあるので、江戸行きをあきらめざるを得ないのだ正助に打ち明けた
それを聞いた正助は怒った!
正助「見損なったど、吉之助さぁ!おいがわいじゃったら、そげん馬鹿なこつは断じてせんど!子どもんときから、斉彬さまに思い焦がれて、ようやく近くへ行けるっちゅうとに……こん大馬鹿者のやっせんぼが!おいは許さんど!」
吉之助は、それなら正助が代わりに江戸へ行ったらいい!とやけになって言い返し、2人は殴り合いとなってしまった…
支度金を集めてくれた人々
翌日、桂久武に呼びだされ吉之助は、今度は篤姫の依頼によって指宿行きを命じられた。篤姫の駕籠について移動中に吉之助は、駕籠から降りた篤姫に呼びつけられた
篤姫は、吉之助のおかげで御前相撲の賭けに勝つことができ、斉彬の娘になり江戸へ行くことになった。そして次は江戸で会おうと言ってきた
篤姫「お偉方を思いっきり投げ飛ばしたそなたを放っておくはずがなか。そげな男は、こん薩摩に、西郷ひとりだけじゃ」
正助は吉之助の江戸行きのために、豪商の板垣に借金を申し出た。借金することは叶わなかったが、板垣は餞別として5両もの金を渡してくれた
郷中の仲間たちも少しずつ金を出し合い、弟の吉次郎や妹たちや大久保家の女たちが内職したり物を売ったりして吉之助のためにお金を稼いだ。
そうやって集めた金は20両にもなっていた。家族と友の熱い思いを受け取った吉之助は、江戸行きを決意した
一方実家に帰っていた須賀が父親・直五郎に連れられて西郷家を訪れて、離縁を申し出てきた
直五郎は、わがままな娘のことは忘れて江戸へ行ってほしいと吉之助に伝えると、餞別として10両もの金を渡した
須賀も、この手切れ金で夫婦の縁を切ろう言い放ち、江戸でもどこでも行って勝手に出世すればいいと冷たくあしらう
須賀は吉之助のためを思って離縁を申し出たのに違いないと吉之助も気づいたが、須賀は父と去っていった
安政元年(1854)1月21日。ついに吉之助は家族と仲間に見送られた吉之助は、希望に満ちながら江戸へ旅立っていった
しのぶの一言
吉之助を江戸に活かせてあげたいと必死でお金を集める家族や仲間たちの熱い思いに、思わずもらい泣き…
でも妻の須賀は吉之助が江戸に行くことに反対する。そして結果的には、愛するがゆえに別れることを決断する
けれども離縁を言い渡し父と帰る途中、月夜の橋の上で大泣きしてしまう須賀を見て、またもらい泣き…切ない
でも、吉之助は須賀の心遣いをちゃんと受け止めていたようなので、ちょっとほっとしています
そして、熊吉泣きすぎ(笑)いい味だしてるけど
それにしても、吉之助はみんなに愛されているなぁ
ホントにいい人だものね〜
江戸に行ってどんな活躍を見せるのか楽しみです!
●次回はコチラ⬇
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