![nariakira1](https://taigatv.net/wp-content/uploads/2018/04/9ce8f3762098d817c1eea72a060572be.jpg)
©NHK
薩摩藩主・島津斉彬(渡辺謙)は軍事演習のさなか、突然倒れます
そのまま生き絶えました
最後の言葉は
「西郷が待っている、西郷、西郷……」
でした…
その頃、西郷吉之助(鈴木亮平)は斉彬の挙兵を待ち、仲間たちとはりきって準備していました
…このあとの展開を思うと、なんとも辛い …
斉彬の死のなぞ
精力的に活動していた斉彬が突然亡くなったのはどうしてなのでしょうか?
心労が重なっていたからという説もありますが、毒殺説も濃厚です
これまでも毒殺されそうになった過去がありますから
江戸の薩摩藩邸にいたはずの有村俊才が京の吉之助の元に突然やって来ていました
挙兵のうわさを聞いていても立ってもいられず、嘘をついて藩邸を出て京にやって来たのだと言います
とういことは、斉彬が挙兵するという話は江戸にも伝わっていたということですよね
前に、吉之助が井伊直弼に情報提供をしないかと持ちかけられた時に、井伊側に西郷家の内情を詳しく調べられていたことがありました
そのようなことからも薩摩藩内には、外部に情報提供したり、藩制の足を引っ張るような行為をする人がいると考えられます
薩摩藩の挙兵をなんとか阻止するために、斉彬に毒を盛ったというのは充分考えられます!
殿はナレ死だったのか?
今回の斉彬の最後はナレ死と言われていますが、異議を唱えている人もいるようです
ナレ死とは
登場人物の死亡シーンを直接、描かずにナレーションのみで視聴者に伝えること
「安政5年7月16日、島津斉彬さまはこの世を去られました」
という西田敏行さんのナレーションは確かにありましたが、斉彬が倒れ、周りの人たちが駆け寄るというシーンもあることから、ナレ死ではないとう意見も聞こえてきました
「ほぼナレ死」「半ナレ死」なんていうツイートも!
斉彬ロスが広がる
渡辺謙さん演じる島津斉彬は圧倒的な存在感がありましたよね
先見の明を持ち、周りを巻き込み牽引していくカリスマ君主
殿なのに技術開発に自ら乗り出して、仙巌園に集成館という工業施設を作ったり
西郷吉之助のような下級武士でも優秀な人材を登用し育てたり
あるいは、島津の代を譲ろうとしない父・斉興とのロシアンルーレットで対決したり
貫禄があるだけでなく爆発力もあり、殿なのに相撲大会に飛び入りして、投げ飛ばされたり
その一方で、篤姫を政略結婚のために、うつけ者と言われる将軍に輿入れをさせるとういような事も画策
篤姫が輿入れ直前に将軍・家定の実態を知り、それでもお父上のために不幸になっても構わないと健気に答える篤姫を見やる斉彬は苦悩の表情も見せました
その斉彬役を世界のケンワタナベが熱演しているのですから盛り上がらないわけがありません!
主役は鈴木亮平なのに、まるで渡辺謙ももう1人の主役みたいな感じさえしました
そんな斉彬がいなくなってしまうわけですから、ロスになるのも当然ですね
斉彬の遺志は生き続ける
ただ、斉彬の最後の回となった第15回では、吉之助は斉彬に挙兵を進言します
斉彬は自分の考えをちゃんと継承してくれていいることに大きな喜びを感じたのではないでしょうか
斉彬は吉之助に
「おまえはわしになれ」と言いいます
それはこの後は吉之助に託したぞ!ということなのです
吉之助は小さい頃から斉彬に憧れて、その背中を一心に追いかけてきたのです
斉彬の庭方役として取り立てられてからは、スポンジが水を吸い取るように、斉彬の考えを吸収していきました
斉彬の考えに心酔し、時には反発しながらも、吉之助はいつも真っ直ぐな心で斉彬に仕えていました
この後も吉之助の中には、斉彬がずっと生き続けるのでしょう
そして、もう1人、斉彬のスピリットを受け継ぐ人がいます
それは斉彬の弟、島津久光
久光もまた、斉彬のことを敬愛する1人でした
久光は後に、斉彬が果たせなかった上洛をやってのけ、幕末の日本を大きく動かす存在になるのです
しのぶの一言
この日は放送中に、神津島の地震を伝えるテロップが流れたました
神津島を逆さ読みすると「島津神」
偶然だと思いますが(笑)
気づく人もまたスゴいですね〜
◎その他の関連記事はコチラからどうぞ!
◎見逃し番組を見る方法は ➡ コチラです
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!