西郷どん(せごどん)第22回に出てくるセリフの一部を現代語に翻訳してみました
耳だけで聞くとかなり難しい方言(薩摩弁)でも、文字にしてみるとだいぶわかりやすくなるはずです
第22回 「偉大な兄 地ごろな弟」
地ゴロ
久光「おいを薩摩しか知らん、地ごろち抜かすか」
→俺を薩摩しか知らない、田舎ものだと抜かすのか
申さるっと
吉之助「世を変えるち申さるっとなら、まずは、世を知るこつが肝要じゃち思いもす」
→世を変えると申されるのなら、まずは世を知ることが肝要だと思います
そげんすれば
吉之助「兵の到着に合わせ、幕府の役人を襲い、騒ぎを起こす。そげんすれば、いやがおうでも、薩摩は倒幕の渦に巻き込まれていくっちゅうこっか……」
→兵の到着に合わせ、幕府の役人を襲い、騒ぎを起こす。そうすれば、いやがおうでも、薩摩は倒幕の渦に巻き込まれるということか
どけんしてでん
吉之助「今はおはんらの命、おいに預けてくいやんせ。どげんしてでんやるち言うなら、ここでおいを斬れ。おいの屍(しかばね)を乗り越えて、行けばよか」
→今はお前たちの命、俺に預けてください。どうしてもやると言うなら、ここで俺を斬れ。俺の屍を乗り越えて行けばいい
生きちょっ
信吾「兄さあは命懸け(いのちがけ)で生きちょっ……立派すぎて、おいにはまぶしか…」
→兄さんは命懸けで生きている。立派すぎて、俺にはまぶしい…
しのぶの一言
◎その他の関連記事はコチラからどうぞ!
◎見逃し番組を見る方法は ➡ コチラです
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!