奄美大島で生きる娘、とぅま(二階堂ふみ)はユタにこんなお告げを受けていました
”海のむこうから夫なる男が現れる、しかし災いも連れてくる”
ユタとは
預言者のような存在の人のこと
その後、薩摩から男が流されてきました
とぅまは、もしかしたらその男が運命の人なのかもしれない!と意識するようになります
その男こそ、西郷どんこと西郷吉之助(鈴木亮平)のなのです
薩摩から流されてきた吉之助
島へ流される直前、吉之助は月照(尾上菊之助)とともに冬の海に身を投げ入水自殺を図ります
しかし引き上げられ、自分だけ助かってしまいます
吉之助は自分だけ助かり、月照を死に追いやってしまったことに対する自責の念に苦しみます
その後、薩摩藩の命により、吉之助は奄美大島へ流罪となりました
島に流されてからも塞ぎ込み、廃人のようになってしまいます
島の人々は近づけず、食事にも手をつけようとしません
そして時々、思い出したように、大声でわめいたり、暴れたりします
「おいを殺せー!おいを殺せー!」
優しい人だった吉之助は、別人のように変わり果ててしまいました…
とぅまと吉之助の出会い
とぅまは、みんながやりたがらないので渋々、吉之助のご飯を作りにいきます
なのに、とぅまがせっかく作ったご飯を吉之助はひっくり返してしまいます
「入れ墨を入れた手で作ったものなど食べれるか!」
2人の出会いは最悪なものでした
ただ、とぅまはこの人が運命の人かもしれないという思いがチラつきます
吉之助もまた、自分にまるで遠慮のないとぅまに対して驚きを隠せません
薩摩では女性の地位は低く、母親からですら敬語で話しかけてきたものです
ところが、とぅまときたら吉之助にタメ口をきいてくるし、いきなり手をつないできて引っ張って走ったりもするのですからね(笑)
でも、恋というものはギャップがある方が盛り上がったりするのです
相手が自分が持っていないものを持っているというだけで、グイグイ引き寄せられていったりする事はありませんか?
2人が恋に落ちていくのには時間がかかりませんでした♡
とぅまと吉之助の恋のゆくえ
吉之助は前に一度結婚した事がありますが、本気で女性に好きになったことは今回が初めてでした
吉之助は奄美大島に流された時には、生きていく気力もなく、生きる屍のようになっていました
一方、とぅまは生きる力に満ちあふれ、情感豊かな女子でした
とぅまに引っ張りあげられるようにして、吉之助はもう一度生きていく力を取り戻していったのでしょう
2人はお互いに惹かれ合い、愛し合い、そして結婚にします
名前がとぅまから愛加那(あいかな)に変わります
やがて、子どもも授かります
でも、そんな幸せな日々は長くは続きませんでした…
薩摩から召喚命令が来たのです
当時、薩摩の侍は、島の女子と結婚することはできても薩摩に連れて帰ることは許されなかったのです
薩摩へ帰る吉之助は、泣く泣く愛する妻子を島へ置いていきました…
災いを連れてくるとは?
ユタのお告げによれば、夫となる人は災いを連れてくるといいます
災いとは何を指すのでしょうか?
その事はまだわかりません
ドラマが進むにつれて明らかになってくるでしょう
しのぶの一言
島へ流された当初の西郷吉之助は生きていく気力もなくも死んだような状態でした
でも全てを失ったからこと、この島で生まれ変れたのだと思います
吉之助が立ち上がっていくのには、とぅま(愛加奈)との愛が、何よりも大きな力となっていったのでしょう
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