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三島(生田斗真)に練習メモを渡すために部屋にやってきた安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)は思わず叫び声をあげます!
なぜなら、オリンピック代表選手の三島と金栗(中村勘九郎)がベッドの上で抱き合っていたからです。Oh!
三島と金栗の関係とは?
いやいや、この2人のBL(ボーイズラブ)とかではないんです!
ちょっとしたはずみでベッドの上で抱き合ってしまっただけなんです。
ふんどし姿の三島くんの上に金栗くんが載っている状態で、ふたりとも放心状態でしたから、そりゃあ、安仁子さんも勘違いしちゃいますよねー♡
でも、そんな事に至ったのは理由があるのです。
三島と金栗が抱き合っていたわけ
オリンピックに出場するためにストックホルムにやってた日本選手団、と言っても2人ですが、三島は短距離、金栗はマラソンとそれぞれ別の場所でひとりで練習することになります。
大森コーチ(竹野内豊)は具合が悪く、練習に出てくることができません。
金栗には初めは通訳のダニエルが同行してコースを案内してくれましたが、三島は初めからずっとひとりぼっちです。
他の国の選手には、コーチもついているし、選手も複数いて、お互いに批評したり励まし合ったりしていというのに…。
しかも、日本人というだけで奇異の目で見られます。話す言葉も違えば、肌の色も体格も違います。欧米人のほうがずっと大きく、運動能力が高いようです。
これでは孤独を感じざるを得ません。
三島は、他国の選手が短距離の練習している横について走ってみますが、あっという間に引き離されてしまいました。
彼の持っている100メートル12秒というタイムは日本ではダントツに早かったのですが、海外勢の中では平凡な記録でした。
かつて記者からの質問に「負けたことがないから、一度負けてみたい。挫折というものを味わってみたね」などとドヤ顔で答えていた三島くんでしたが、見事に天狗の鼻をへし折られます。
そして、金栗がマラソンの世界記録を更新した選手として注目されていることが、三島の劣等感に拍車をかけました。
新聞に載る記事も写真も金栗ばかり。自分の写真があったと思ったら、それは金栗と間違えられて自分の写真が載せられていただけでした。
日本ではスポーツなら何でもこなし、いつもみんなの注目を浴びていた三島が、ここでは金栗の添えもののような扱いなのです。
三島にとっては、このような屈辱を受けるのは耐え難いことでした。
そして、ついに壊れてしまいました。
三島天狗が窓から飛び降りる?
練習に出てこない三島を心配して、金栗は部屋を覗きにきました。
「もう限界だよ」涙目で三島は言いました。いつもあんな強気だったのに。
三島くんは泣きだして、金栗を部屋から追い出してしまいます。金栗は大森コーチに助けを求めましたが、大森コーチも病のためにベッド出ることができず、安仁子に拒否されてしまいます。
もう一度、金栗が三島の部屋を覗いみたら、
三島は窓枠に立ち、飛び降りようとしたのです!
金栗は三島を必死で引き剥がして、力ずくでベッドに押し付けました。
金栗「落ちて足ば折ったら、走れんばい!一生後悔するばい!」
金栗は三島くんを必死で説得しました。三島も我に返り、わかったと言い、2人は抱き合ったのです。
そこへ、安仁子がやってきたというわけです。
その後の金栗と三島
安仁子の驚いている様子をみて、いや、そうじゃない〜!と否定しますが、安仁子は練習メニューを置いて、逃げるように部屋を出ていってしまいました。
まあ、あとで誤解は解けたのだと思いますが、たぶん。
その後、金栗は三島の練習にも付き合うようになります。一緒に走ったり、タイムを図ってあげたり、盛り上げたりして。優しいですね〜♡
大森コーチ(竹野内豊)も練習にでてくるようになり、三島も元気を取り戻します。よかった。
しのぶの一言
三島くんが泣いているシーンはとってもかわいそうで、一緒に泣いてしまいました。
でも、三島(生田斗真)と金栗(中村勘九郎)がベッドで抱き合うシーンが出てくるとは思っていなかったので本当にビックリ!
真面目で人はいいけど、どんくさかった金栗(中村勘九郎)が、この頃から精悍な表情を見せ、男らしくなっていてちょっとドキッとしました。
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