第14話 2019年4月14日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
フラとは、
持って生まれたおかしみや愛嬌のことです。
☆それにしても、志ん生(ビートたけし)も若い日の志ん生・孝蔵(森山未來)もフラっていう言葉で遊びすぎです(笑)
時代は大正へ
金栗(中村勘九郎)はオリンピックから帰国した。明治天皇が崩御し、年号が大正に変わり、自粛自重ムードが漂っていた。
報告会で大勢の高師の仲間たちは金栗の健闘を称えたが、敗因を問いただす女性が出現する。永井道明(杉本哲太)の弟子・二階堂トクヨ(寺島しのぶ)である。
永井とトクヨはオリンピックでの敗北を受け、娯楽スポーツではなく強靭(きょうじん)な肉体を作る体育の推進を改めて主張する。
しかし、金栗は次のオリンピックに向けてトレーニングを始める。
永井は、大森が記した「オリンピック式陸上運動競技法」 に触発されて自ら原稿を書き全国にひろめようとしていた。
孝蔵(森山未來)は師匠の円喬(松尾スズキ)から言われ、小円朝師匠について地方を回ることになった。
孝蔵は師匠に見捨てられたものだと勘違いするが、それは間違いだった。孝蔵が旅立つ日、師匠は駅まで見送りに来てくれて、餞別に高級たばこを投げてよこしてくれた。
オリンピック後の異変
一方、大日本体育協会では、嘉納先生(役所広司)の多額な借金が問題になり、オリンピック後に債務者が校長室に押しかけて騒ぎになったりしていた。
その後、体協は永井が引き継ぎ、新しい理事や副会長なども選出されていた。嘉納が帰国すると、その席や荷物が隅っこに追いやられていた。
帰国した弥彦(生田斗真)は銀行員になると天狗倶楽部のメンバーに伝える。しかし、メンバーのテンションは低く、天狗倶楽部は解散するという。
軍部が「兵式体操」を推奨して競技スポーツを軽視する風潮が強まり、天狗倶楽部が愛する野球は避難のマトになっていた。
四三(金栗)は兄から呼び出され、実家に帰った。手紙では怒っているのかと思われた兄は上機嫌で、「悪いようにはせん」「俺に任せろ」「何も言うな」を繰り返し、四三を外に連れ出した。
兄に連れられて行くと、突如、お見合いをするように命じられた。お見合い相手として登場したのは、
なんと、あのスエ(綾瀬はるか)だったのだ!
ばばばばっ….!
>>> 「いだてん(韋駄天)」に出てくる方言!熊本弁(くまもとべん)のまとめ
しのぶの一言(感想)
前回の放送から2週間も空いたので、今回の放送が待ち遠しくてたまらなかったです。
今回から新章ということで、時代も大正に変わってメンバーも増え、さらにパワーアップしていましたね。
思わずほろっとなるシーンの直後にお笑いを仕込んできたり、意表のつく展開に泣いたり笑ったり爆笑したり45分があっという間でした。
大河ドラマで泣くことはよくあるけれど、こんな風に声を出して笑ったりするのは「いだてん」が初めてかもしれません。
孝蔵が旅に出るシーンで全力でドタバタ喜劇を展開するところなんてもう落語の世界そのもの。
それまでのストーリーはマクラと見立てることができるし、ベースには人情噺があって、ちょいちょいおふざけがあり、さいごにちゃんとオチがくる。
何度見ても可笑しくて、それでいて味わい深い劇に噺に仕上がっていて、本当に素晴らしすぎます。
「いだてん」最高です!
◎「いだてん」を今すぐ見るには ➡ コチラから
◎ その他のあらすじは ➡ コチラからどうぞ!
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!