第40話 2019年10月27日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
田畑が落語を?
東京オリンピック招致へ向けてあと一歩というところにで、思わぬ問題が起こる。最終スピーチをする予定の外交官、北原秀雄が怪我してしまったのだ。
そこで北原は自分の後任に元外交官で、今は NHK 解説委員になっている平沢和重(星野源)を推薦する。しかし、平沢は東京オリンピックは時期尚早だと断る。
田畑(阿部サダヲ)は突如、机の上に座り落語調で噺を始めた。
戦後、東京は焼け野原となっていたが、田畑は東龍太郎(松重豊)と松澤一鶴(まつざわいっかく)にここ東京でオリンピックをやると宣言する。
オリンピックの創始者クーベルタンは、普仏戦争でドイツに敗北した祖国フランスをスポーツで盛り上げようと考えたという。
それを考えれば、敗戦国の日本がオリンピックを目指すのはむしろ王道だと東は田畑に賛同する。
3人で日本のスポーツを1から立て直そうと意気投合する。
田畑は、オリンピック関係者15人をバラックに集めて体協の再建を始めた。 会長は東が務め、田端は水連の理事長に就任する。
戦地から戻ってきた元オリンピック選手の小池や宮崎を指導員に迎える。新しい選手も育ち、古橋廣之進(北島康介)は日本選手権で新記録を出す。
しかし敗戦国である日本は、国際水泳連盟から除名されており、 公式公式記録として認められなかった。
昭和23年ロンドンで12年ぶりにオリンピックでは、日本は参加を認められなかった。田畑は、裏オリンピックと言うべき日本選手権を開く。
この大会で日本の古橋と 橋爪四郎はオリンピックの優勝タイムを超える記録を出す。
全米選手権にも招待され、6種目中、5種目を制し全勝利を世界新記録で飾る。
ヘルシンキオリンピックで、日本は戦後初めてオリンピック参加を認められる。
ヘルシンキオリンピックは、国からは一切の助成を受けず、費用を全て入場料でまかなった。オリンピック組織委員長のフレンケルは、田畑に言った。
「オリンピックは金儲けになる。敗戦国である日本が文化国家としてい立ち上がるためにオリンピックを利用するのは何の恥ずかしいことではない。」
田畑が政治家に?
田端は東と吉田茂首相にオリンピック開催を直談判するが、良い返事がもらえず、田畑は自ら政治家になる決意をする。
実家の土地を売って選挙費用を作り、衆議院議員選挙に静岡3区から立候補したが落選してしまう。
昭和31年1956年 メルボルン五輪メルボルンオリンピックが開催。田畑は、英語が堪能な 秘書の岩田幸彰(ゆきあき)を同行させて、地道なロビー活動させる。
その介もあって、次のIOC総会を東京で開催されることになる。 合わせてアジア競技大会を神宮競技場で行うことが決定する。
そこで、老朽化がすすんでいた神宮競技場も立て直し、8万人収容可能な国立競技場となった。
さらに、東京オリンピックへの道を盤石にするために、田端は、東に都知事選への出馬を勧める。
戦前のオリンピック招致の際は、 組織委員会の意思が統一されず混乱していた。IOC委員であり、体協の会長である東が 開催都市の知事になれば万全だ。
東は家族の反対を押し切り、出馬し、都知事になる。
万全を期していたはずだが、IOC総会でスピーチをするはずの北原氏が怪我してしまったのだ。
平沢は、どうしてそこまでオリンピックに魅せられるのかその理由が知りたいと聞いた。
田畑は、フィリピンに遠征に行った時のことを話した。
日本人が到着すると、石を投げてきたのだ。人殺しと罵声も浴びられた。
田端は出場を取りやめて帰国しようとしたが、宮崎たちは泳ぐべきだと主張した 。
「泳ごうぜ。俺たちには水泳しかないんだから」
田端は泳げばなにかが変わるかもしれないと考え、田端は大会出場を決めた。
田畑「楽しませなくちゃいけないんだよ。アジア各地で酷いこと酷いことをしてきた俺達日本人は、面白いことをやんなきゃいけないんだよ。一番面白いことをな。」
平沢は東京オリンピック開催を願う可能の言葉を思い出し、スピーチを承諾するのだ。
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