決意
2024年6月23日放送
・凶事の予言が当たる。
・ついに道長が一条天皇に苦言を呈す。
まひろ帰京する
為時はまひろを連れて紙漉きの作業を見に農家を訪れる。
越前の国府には租税として多くの紙が納められる。
為時は、規定量を超えて収められていることに気づく。
以前の国司たちは、租税分の紙を都に送った後、残りを売り払い、私腹を肥やしていたのだろう。
為時は村の長に紙を返すと伝えるが拒まれる。
役人の力を借りなければ紙を売ることも都へ運ぶこともできないため返されては困るというのだ。
まひろには信孝から頻繁に手紙が届いていた。
為時からの勧めもあり、まひろは都へ帰ることにする。
屋敷に帰ると、まひろの弟、藤原惟規(のぶのり)やいとが暖かく迎えてくれた。
見知らぬ従者風の男もおり、名を福丸という。いとのいい人だと惟規に聞かされ、まひろは驚愕する。
乙丸も越前からきぬという女性を連れて来ており、惟規も仰天する。
この夜、まひろの帰りを祝おうと信孝が訪ねきて、賑やかな宴となった。
凶事の予告
年が明け、安倍晴明が一条天皇に新年の挨拶をする。
新しい春を迎え、帝の御代がその栄えをとどめることなく続くと予言。
道長はその言葉に真実味を感じられず、晴明を呼んで問いただす。
すると、晴明は今後凶事が続くこと予言する。
邪気払いだけでは災いの根本を取り除けないと断言する。
晴明は帝を諫め、国が傾くことを防げるのは左大臣様しかおられないと言い残し立ち去る。
大水に備えるため、道長は一条天皇から鴨川の堤の修繕許可を得ようと試みる。
ところが、一条天皇は定子のもとに入り浸り、会うことさえままならない。
蔵人頭の藤原行成はこの件を一条天皇の母、藤原詮子から進言してもらおうと考える。
しかし詮子の病が重くかなわず、仕方なく職御曹司を訪ねるが、激昂した一条天皇に追い返されてしまう。
その後、大雨で鴨川の堤が大きく崩れる。
業を煮やした道長がついに職御曹司を訪ねる。
道長は、一条天皇、定子、ききょう、伊周、藤原公任のいる前で、大水の被害で多くの命と家や田畑が失われた伝えた。
堤の修繕の許しを求めていたが、お目通しなく、お願いしようともお上が内裏におられず、仕方なく修繕を進めたが、時は既に遅く、一昨日の雨で大事に至ったと報告する。
早く修繕を始めなかった自分の責任は重く、このまま左大臣の職を続けることはできないと涙ながらに述べた。
一条天皇は自分の過ちを認め道長を引き止めるが、道長は立ち去る。
この日から3度にわたって道長は辞表を提出したが、一条天皇は受理しなかった。
ある日、道長が外出を終えて内裏に戻ると、信孝が訪ねてきていた。
除目で山城守に任命されたのでその礼を述べに来たのだという。そして、信孝とまひろが結婚したことも伝えた。
道長は動揺を隠し、祝いを述べた。
信孝は内裏を後にすると、まひろを訪ね、道長にまひろを妻にしたことを伝えたことを話した。
まひろは怒り、信孝を追い返した。
信孝は笑いながら帰って行った。
まひろのもとに道長から大量の婚礼祝いが届けられた。添えられた文は道長のものではなかった。
まひろは決意を固め、信孝に文を書き、呼び寄せた。
感想
いと・乙丸にパートナーが出来て、お幸せそうで何より。
信孝がまひろに熱い視線を送りながら歌うのを、惟規が驚いてみてる顔が面白くて笑った。
定子に夢中な帝が政務をおろそかにしたせいで大惨事に。
静かに怒りを爆発させる道長を伊周のじっと見てるのがちょっと怖かった。
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