大河ドラマ「麒麟がくる」には多くの城が登場します。
戦国時代の城は領主の居城だけなく、戦略拠点でもありで、実際に戦場になることもありました。
現在でも残っている城もあり、城がなくても城址が残っている場合もあり。
気になる城があれば、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
この後も、ドラマに登場する城をまとめていきますので、お楽しみに〜!
もくじ
稲葉山城(いなばやまじょう)
岐阜市の金華山(きんかざん)に、斎藤道三(利政)が拠点を置いた山城。
鎌倉時代に二階堂行政(にかいどうゆきまさ)により築城され軍事拠点としての役割を持っていました。
美濃(みの)守護 土岐(とき)氏の時代には守護代の斎藤氏が代々居城し、道三が大改修を行い、難攻不落の名城に。
後に美濃を制圧した織田信長が岐阜城と改名しました。
現在の岐阜城は?
1956年(昭和31)に復興され、三重四層の新天守閣が建ち、麓(ふもと)の屋敷跡は公園となっています。
岐阜城までは徒歩で登ることもできますが、ロープウェイもあります。
天守閣からの眺めは素晴らしいと評判です!
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バスで約15分 「岐阜公園・歴史博物館前」で下車
◎岐阜城観光情報
古渡城(ふるわたりじょう)
天文3年(1534年)に織田信秀が尾張国愛知郡(現・愛知県名古屋市中区)に築城した平城。
息子の信長は古渡城にて13歳で元服したと言われています。
天文17年(1548年)、美濃に侵攻した信秀の留守を狙い、清洲の守護代織田信友らが城下に攻めました。
この際に町は焼かれたましたが、落城せず。
しかし、同年、信秀は末森城を築いて移ったため、古渡城はわずか14年で廃城となりました。
現在の古渡城は?
真宗大谷派名古屋別院敷地内に、古渡城跡碑と古渡城の堀跡を利用した下茶屋公園があります。
名古屋市営地下鉄名城線 東別院(ひがしべついん)駅下車 4番出口より徒歩5分
大柿城(おおがきじょう)
大柿城は大柿城の戦いの主戦場となった城(第6回、第7回に登場)です。
関ヶ原の戦いでも西軍の拠点となりました。
詳しくは下記をご覧ください。
那古野城(なごやじょう)
名古屋城といえば、徳川家康によって建てられた城として有名です。
那古野城は、戦国時代に同じ地に建てられていた城のことを指します。
那古野城は今川氏豊が尾張進出の拠点として守っていたところを、織田信秀が奪りました。
そして、幼い嫡男・信長を城主として入城させていました。
信秀の死後、織田家を継いだ信長は清須城に移ったため、親族らが入城していましたが、やがて廃城に。
江戸時代に入ってから、徳川家康がこの城の跡地に名古屋城を築きました!
現在の那古野城は?
那古野城があったとされる名古屋城の二之丸に、石碑が建っています。
地下鉄名城線「市役所」下車 徒歩5分
明智城(あけちじょう)

©NHK
美濃源氏の流れをくむ土岐頼兼が現在の岐阜県可児市に城を築き、地名にちなんで明智を名乗ったと言われています。
明智光秀はこのあたりで生まれ育ったと考えられています。
現在の明智城は?
城跡は、現在はハイキングコースとしても楽しめるように整備されています。
名鉄広見線「明智」下車 徒歩25分
安城城(あんじょうじょう)
今は安祥城となっていますが、もとは安城城とよばれています。
戦国時代に松平氏の居城となり、城を巡って織田氏との間で数度の攻防が繰り広げられました。
現在の安城城(安祥城)
現在は城址公園として整備されています。
南安城駅から徒歩で10分
妻木城(つまぎじょう)

©NHK
岐阜県土岐市、城山の山頂に築かれた山城で、時代とともに堅牢な城に整備されていきました。
光秀の妻となる熙子(ひろこ)は、この地にあった妻木郷(つまぎごう)の豪族、妻木氏の娘といわれています。
山に囲まれたこの地域は、良質な土が取れたことから、古くから焼き物の産地として知られてきました。
妻木城主は代々、陶器の生産を奨励し、領内での陶器の生産を奨励し現在の美濃焼の基礎をつくりました。
妻木城の現在
建造物は残っていませんが、石垣や曲輪、土塁等の遺構を見ることができます。
JR「多治見」からバス、「妻木上郷」下車 徒歩40分
駐車スペースもあり
初回は無料お試しもあります!
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