第5話 2020年2月16日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
もっと鉄砲について知りたい!
鉄砲の試し撃ちした斎藤利政(本木雅弘)はその威力に驚く。将軍家も鉄砲を入手に躍起になっているようだ。
ただ、鉄砲は撃つまでに時間がかかるため、実戦で本当に使えるかどうかについても疑問は残る。
利政は将軍家がなぜ本能寺に命じて鉄砲を作らせているのか理由が知りたいと言う。
十兵衛(長谷川博己)は家臣の藤田伝吾(徳重聡)の知り合いの刀鍛冶に、鉄砲についての話をきいてみたいと要望する。
伝吾は伊平次という男が、近江の国友村へ流れていき、鉄砲の修理したり、作ったりしているという話を聞いたことがあると言う。
伊平次は酒癖が悪くて、どの鍛冶屋でも長続きせず、近江へ流れて行ったという曰つきの男らしい。
十兵衛は早速、国友村に行ってみた。
紹介してもらった刀鍛冶屋で、鉄砲について教えてほしいと頼んだが、鉄砲については口外無用との命があり、鉄砲をバラバラにすることなど論外だと言う。
伊平次とも会うことができなかった。
帰り道、鍛冶屋にいた別の男がお金と引き換えに伊平次の情報を教えてくた。
伊平次は本能寺にいるという。
十兵衛は稲葉山城に戻ると、利政(本木雅弘)に京に行きと旅費の負担を願い出た。
利政はしぶしぶ、これを承諾した。
将軍に遭遇!
京は度重なる戦火で街を焼かれ、公家や僧侶ら将軍でさえ逃げ出すほどだった。
近江にいた将軍・義輝(向井理)を京に戻したのは、細川晴元(国広富之)という有力大名だ。
十兵衛は本能寺に到着したが、本能寺は立ち入り禁止のため、中に入ることができない。
しかたなく、その場を離れようとすると、細川藤孝(真島秀和)に呼び止められる。
十兵衛が背負っていた鉄砲が不審に見えたようだ。十兵衛が無視して歩きだすと、藤孝は刀を抜いた。
十兵衛も負けじと刀を抜き、あわや一触即発!と、その時、馬に乗って通りかかった高貴な人物が2人を制した。
将軍・足利義満である。
その後、十兵衛は三淵藤英(谷原章介)と出会う。
十兵衛と斬り合いになったのは藤孝は藤英の弟なのだという。
藤孝は十兵衛に無礼を詫びた。藤英とも挨拶を交わし、2人は和解した。
十兵衛の持っていた鉄砲が松永久秀(吉田鋼太郎)から授かったものだと聞いた三淵は、ちょうど松永に会いに行くところだからと、十兵衛も誘う。
本能寺にいるはずの伊平次を探している十兵衛は躊躇するがら、三淵によると、伊平次は行方知れずになっているという。
そこで、三淵とともに松永のもとへ向かった。
伊平次と再会!
十兵衛は松永になぜ将軍が鉄砲を作ろうとしているのかと疑問をなげかけてみた。
松永「鉄砲の怖さをお互いに知っていれば、気楽に攻め入ることはできぬ。戦の有り様は変わるぞ。」
また、松永は実は伊平次の居場所を突き止めているのだと言い、十兵衛を花街へ連れ出した。
松永は伊平次(玉置玲央)に会うと、銃を20丁でいいから作ってくれ、金は他の3割ましで払うと頼み込んだ。
しかし、伊平次はしばらく銃は作りたくないと答える。
松永に20丁作れば、主君の細川晴元が負けじと30丁作れと言い、それを知った将軍は50丁作れと命じるであろう。そういうのが面倒くさいというのだ。
そのやり取りを聞いていた十兵衛が、すっと伊平次に近づいた。
十兵衛「伊平次!あの伊平次だな。分かるか?わしだ、明智十兵衛だ。昔、伝吾の家の裏庭の井戸に落ちた伊平次だ。そうだ、思い出した!」
井戸にいつも冷やしてある瓜があり、伊平時はそれを盗んで食おうとして井戸に落ち、十兵衛に助けられたのだ。
伊平次「十兵衛様が縄を投げてくださらねば、あのまま溺れて死んでおりました。いやいや、こんなところでお目にかかるとは。その節はありがとうございました」
鉄砲の仕組みを知りたいという光秀の願いを、伊平次は快く聞き入れてくれた。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「麒麟がくる」をmusic.jpで見る (30日間無料、1,600ポイントつき)
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎その他のあらすじは➡コチラからどうぞ!