第20 話 2020年5月31日放送
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
織田のゆくえ
十兵衛(長谷川博己)の越前での生活は4年目に入っていた。
子が生まれにぎやかになったが、生活は相変わらず苦しい。
尾張の帰蝶(川口春奈)のもとにつかわした左馬助(間宮祥太朗)が戻ってきた。
尾張と駿河は戦さの日が近いようだ。
国境の主だった城は今川方に押さえられていているので、信長(染谷将太)は不利なのが明白だ。
十兵衛は地図を見ながら思案した。
今川方は尾張との国境に近い大高城を足がかりに尾張に攻め込むはず。
その時この地に詳しい三河の者に先陣を切らせるであろう。
今川義元(片岡愛之助)に近い三河の武士といえば…。
左馬助は松平竹千代の名をあげた。
松平竹千代は、人質人質交換により織田から今川義元のもとに移った三河の岡崎城主の嫡男である。
帰蝶が動いた!
5月、今川義元は2万5千の兵を率いて尾張に向けて進軍した。
織田方は緊迫した空気につつまれた。重臣たちで軍議を重ねるものの、突破口が見いだせない。
席を外した信長は出かけようといる帰蝶に遭遇する。
昔、信長がよく将棋を指していた松平竹千代こと元康(風間俊介)は元服して今川の三河勢を束ねる大将になっているという。
そして、その母・於大と伯父の水野信元を熱田に呼んであるというのだ。
母親と伯父を動かし、元康をこちらに取り込む策をこうじるつもりなのであろう。
信長は帰蝶に同行して、元康の叔父と叔母に面会した。
水野氏は、元康も三河の地も今川にとられたまま、戦になれば矢面に立たせることに大いに不満を持っていた。
三河の地を返してくれることを約束してくれるならば、今川を裏切り織田につくように元康を説得すると言う。
信長はこれを承諾した。
十兵衛も動いた!
十兵衛の鉄砲の腕前を知った義景(ユースケ・サンタマリア)の家臣が、朝倉家に仕官できるよう、上に口を利いてくれることになった。
翌日、十兵衛は義景のもとを訪れたが、義景は京から来た公家と蹴鞠で遊ぶのに忙しく、
話を聞いてくれない。
十兵衛は腹がたてた。こんな国に身を委ねるものか!
家に戻ると左馬助に尾張への案内を命じた。
元康が出陣!
先陣を命じられた元康率いる三河勢は尾張に侵入し、織田方の丸根砦と鷲津砦の間をほぼ無傷で通り抜けて大高城へ入った。
元康が一人になったところに、菊丸こと春次(岡村隆史)が現れ、於大からの手紙を手渡した。
戦に勝っても負けても三河には利は何もない。この戦から手を引くようにという内容だ。
春次も、今川がある限り三河には日は当たりませぬ。今川をお討ちくださいと説得する。
元康は、母の手紙に涙し、あまりに突然のことに動揺を隠せない。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「麒麟がくる」をmusic.jpで見る (30日間無料、1,600ポイントつき)
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎その他のあらすじは➡コチラからどうぞ!