第26話 2020年10月4日
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
足利義昭が元服
関白の近衛前久(本郷奏多)が帝に推挙した足利義栄は14代将軍に就いた。
しかし、義栄は重い病を患っており、京に上る途中、摂津の国に留まっていた。
前久に敵対している二条晴良(小籔千豊)は、帝に取り次ぎ、義昭(滝藤賢一)の元服の義の許しを得る。
永禄11年4月、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)が烏帽子親となり、義昭は元服を果たす。
一行は、次は帝に将軍職を授けてもらうべく上洛を目指すが、頼りとなる大名は朝倉義景と織田信長(染谷将太)だけだ。
十兵衛は、こんな状況で三好一族に打ち勝てるかどうか悩む。
朝倉家の宴
朝倉家の家老、山崎吉家(榎本武揚)が十兵衛宅を訪ねてきた。
義昭の元服祝いの宴へのぜひ出席するようにと十兵衛と誘う。
そして、家臣の中には上洛に反対するものも多いことを踏まえて来てほしいと言い残して帰って行った。
宴では、義景は嫡男の阿君丸を隣に座らせ上機嫌な様子。
途中、朝倉景鏡(かげあきら)が上洛に異議を唱え、十兵衛に意見を求めてきた。
十兵衛は、義昭の上洛に加勢してくれそうな大名が乏しいこと、この国が戦に向かう状況にないことを指摘する。
これから戦に向かおうとする国は、市場からものが無くなるものだが、ここではまるでその気配がない。
義景が戦うつもりでも、皆が動かねば戦いにはならない。上洛するなど論外だと言い放った。
義景は憤ったが、三淵藤英(谷原章介)がなだめて、その場を収めた。
上洛するために犠牲が
中庭に一人でいた十兵衛に伊呂波太夫(尾野真千子)が近づく。
太夫は、義景では幕府と将軍家を支えられない。上洛を首尾よく勧めるには十兵衛しかいない。そして、織田信長と組めばよいのですとささやく。
十兵衛は美濃へ信長に会いに赴いた。
一人で義昭を京に連れていくという申し出に、信長は驚く。
三好勢は松永との戦に忙しく、京の守りは手薄なので、今が好機だと十兵衛は説いた。
信長は承諾し、足利義昭さまをお連れせよと十兵衛に命じる。
しかし、問題は朝倉義景をどう説き伏せるかだ。
藤孝が義景に事情を伝えるべく、文を書いたが、義景はそれを見て激怒し、関係者を国から出すなと命じる。
そして朝倉家で異変が起きた。
嫡男、阿君丸が食事中に倒れ、急死したのである。
義景は悲しみにくれ、上洛する事も諦めたのだ。
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