第29話 2020年10月25日
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
「麒麟がくる」の初回の視聴率は20%に迫る好調なスタートです。
大河ドラマの初回19%...
築城のための代償
信長(染谷将太)の指揮のもと急ピッチで二条城の建設が進められていた。
一方、近隣の寺や屋敷から資材や調度品を差し出させるなどやり方には反発の声があがっていた。
将軍・足利義昭(滝藤賢一)の耳にも届いていたが、信長に気を遣い、止めさせることなどできないのだと言う。
そして、すべては政所の摂津晴門(片岡鶴太郎)に任される。
腐り果てている幕府
伊呂波太夫(尾野真千子)は十兵衛を先の関白・近衛前久(本郷奏多)に引き合わせる。
前久は三好の推す足利義栄の将軍擁立に助力したため立場が危うくなり、都を追われ、身を隠していたのだ。
前久から様々な話を聞いた十兵衛は、信長に会いに行った。
藤吉郎(佐々木蔵之介)がやって来て、十兵衛が密かに前久と会っていた事を言い当てた。
自分の事も調べられていたのかと十兵衛はぞっとする。
しかし、その事を聞いた信長は笑い飛ばした。
また信長は、幕府内が腐りきっている事も把握していた。
十兵衛の住居となる土地を巡りトラブルに巻き込まれる。晴門が横領された土地であることを知りながら明智家に用意したのだ。
十兵衛は摂津を詰問するが、晴門はとぼけてかわした。
御所と二条城
前久や大夫、信長を通して帝の存在を知った十兵衛は御所を見に来て、その窮状を目にし、驚く。
そして二条城はついに完成した。義昭は大いに喜び、信長に感謝の意を表明した。
信長は十兵衛に、美濃へ寄るように言い残し去って行った。
越前を攻める前に十兵衛の話を聞いておきたいと。
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