第31話 2020年11月8日
ネタバレを含みます
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう
長政の裏切り
信長(染谷将太)は越前に向けて出兵した。
三河の徳川家康(風間俊介)、摂津の池田勝正や大和の松永久秀(吉田鋼太郎)などがこれに加わった。
その勢いは凄まじく、わずか2日で敦賀まで制圧する。
一乗谷まであと一歩に迫った金ケ崎城にて、軍議が開かれた。
左馬助が十兵衛(長谷川博己)のもとへ切羽詰った表情でやって来くると文を渡した。
そこには、近江の浅井長政が9千の兵を率いて敦賀に向かっていると書かれていた。
信長を狙っているに違いない。
十兵衛は信長を別室に呼びだし、そのことを伝えた。
長政は信長の妹の市が嫁いでおり同盟関係もある。信じたくはないが、信長を裏切ったことになる。
さすがの信長も激しく動揺する。
しかし、時間はない。十兵衛は信長にすぐに逃げるように進言する。
逃げることなどできないと言い張る信長を十兵衛は必死に説得した。
金ケ崎から退陣
信長は激しく苦悩した後、退陣を決めた。
十兵衛の前に藤吉郎(佐々木蔵之介)が現れ、自分に殿を申し付けてほしいと土下座して頼みこんできた。
信長にとり立ててもらい、千人の足軽を預かる身分となったが、織田の家臣は誰一人として藤吉郎を武将として認めていない。
死んで名が残るなら本望だと泣きながら訴えてきたのだ。
十兵衛は藤吉郎も本隊の最後尾に加え、追撃してくる浅井・朝倉軍を相手に奮闘した。
信長軍は越前からなんとか京に逃げ帰った。
しかし、信長は部屋に籠もり出てこなくなった。敗戦をどう報告してよいものか思い悩んでいたのだ。
十兵衛は信長に、逃げ帰ってくるときに麒麟の声を聞いたような気がすると話した。
その声は「信長には次がある」と言っていた話すと、信長は声を立てて笑った。
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