第10回 根拠なき自信 あらすじ
2022年3月13日(日) 放送
源氏勝利のあと
奥州の藤原秀衡には義経と清盛の双方から援軍を求める文が届いていた。秀衡はどちらにも承知したとだけ返事を送ると言い、手紙は燃やす。
後白河法皇に頼朝追悼の戦のことを聞かれた清盛は、涼しい顔で兵糧が底をついたので兵を引いたと答える。
清盛自ら兵を率い追悼の采配を振るう予定だと聞いた後白河法皇は、祈祷することで応援しようと応じる。
その後、後白河法皇は怪しげな坊主が呼び、人を呪い殺すことはできるか?と問う。
その坊主は以前伊豆にも出没したことのある文覚だった。
怪しい人が増殖
政子は御台所(みだいどころ)と呼ばれるようになり、色々な人と目通りするようになる。
りくが兄の宗親(むねちか)を呼び寄せる。政子と実衣に京の作法を教えるのが目的だという。
遠江から来た頼朝の弟、範頼(のりより)も挨拶に参上する。
庭から姉上と呼ぶ声がして、義経が部屋へ上がりこんできた。小さい頃に母と別れ、姉妹もいなかった義経は、義姉に甘えてみたいと言い、政子に膝枕をねだる。
家内の差配を頼朝より任されていたのは、足立遠元(あだち とおもと)という男だ。
次々とあらわれる新しい人々を実衣は「得体の知れない人がどんどん増えていく」とこぼす。
頼朝の元に集まってきた弟たちと結束を固める。義経は父の敵、清盛を倒したいと息巻く。しかし、まずは常陸の佐竹征伐に行くのが先だと頼朝は伝えた。
厨で働く八重を政子と実衣が遠くから覗いていると、向こうからやってきた義時が八重に差し入れをして帰っていった。八重は困り顔だ。
その様子を、亀が不審そうに庭から見ていた。そして、あとで実衣を捕まえて、八重の素性について聞く。
亀はさっそく八重に嫌がらせをしかける。八重に酒肴の盆を頼朝の部屋まで運ぶように命じ、頼朝と亀が寄り添っている様子を見せつけたのだ。
八重は次の日から体調を崩し、仕事に来なくなった。
金砂山城の戦
頼朝は常陸の佐竹義政の出征に出陣する。
しかし、戦わずして済むならこれに勝るものはない。義経は反対するが、頼朝に控えるように言われ、悔しそうに黙る。
上総介広常が交渉に赴くが、挑発に乗り、義政を切り捨ててしまう。
佐竹勢は金砂山を砦に立て籠もる。金砂山城は崖を背後に手前の山肌に幾重も柵を張る固い守りで、頼朝勢は攻めあぐねる。
義経は、背後の岩場から攻める策を提案。下から総攻めを仕掛け、敵の目を引きつけているあいだに背後から攻めるのだ。下からの攻撃は、敵の矢が届く手間までのところで留まれば味方にも被害はおよばない。
頼朝は見事な策に関心し、すぐに支度をかかるよう命じる。
そこへ戦が終わったという知らせが入る。上総介が佐竹勢と内通し、砦の守りを解かせたという。
義経は落胆し、城の模型を壊してしまう。
義時は三浦館の八重を見舞う。庭で物音がしたので、見に行くと頼朝が隠れていた。頼朝は義時が八重に惚れていることに気づく。
仮御所に戻ると頼朝は、自分は八重のことを諦めるので、義時に八重と一緒になることを勧め、自分が仲を取り持とうと言い出す。
そこに若い僧があらわれた。頼朝の弟、乙若(今は義円)と名乗る。そのやりとりを庭から義経が見つめていた。
関連情報
和田義盛が戦場で捕まえた小鳥は、鳥かごに入れられて頼朝が持っていました。鳴かない小鳥で、あとで八重にあげようかという話もしてました。
義円によると小鳥はひよどりではなくつぐみとのこと。
何気ない小鳥話ですが、ひよどりという言葉が今後、伏線になってくるのは?と巷ではウワサです。
感想
メンズたちがとにかく可愛いです。
大好きな八重にガッツポーズで励ます義時。
いきなり甘えん坊を発揮して政子にひざ枕してもらう義経。
愛人と寄り添っている所に元妻がお盆をもって登場して、お口あんぐりの頼朝。
戦場で小鳥を捕まえてキャッキャする坂東武士のみなさん。
ほのぼのしててホント可愛いいかったです。♡
義経「経験もないのに自信がなければなにもできない」というセリフも印象的でした。
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