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第32回 災いの種
2022年8月21日(日)
真実を知った頼時は
一命をとりとめた頼家は順調に回復する。
比企一族を滅ぼしてしまった北条家の者たちは大慌て。次の鎌倉殿を千幡を擁立すべく動いていたが、頼家を復活させるべきなのか議論になる。
しかし、義時の一言で全ては決まる。
義時「頼家が息を吹き返すまえに戻す。それしか道はない。」
時政は時房とともに頼家を見舞い、比企の者たちは流行り病で伏せっているとごまかす。
義時は政子に約束を破り、一幡の命を奪った告白する。自分の孫を殺害をされた政子は激怒。義時は初めから一幡を助けるつもりがなかったことを悟る。
義時のことが信じられなくなった政子は、頼家に自ら比企の事の顛末を話しに行く。
政子は頼家に、比企一族は頼家が二度と目を覚ますことがないと悲観して、館に火を放って命を絶ったと話す。
頼家はそんな話は信じず、北条一族を葬り去ったのは北条家だと言い当て、政子に罵声を浴びせる。
後鳥羽上皇のもとに鎌倉からの文が届き、頼家が危篤となり、弟が後を継ぐことが書かれていた。
頼家の弟が元服することを聞いた後鳥羽上皇は、名付け親を買ってでて、実朝という名を授ける。
りくはすでに千幡の御台所選びを始め、千幡の妻は京から迎えることを画策していた。
頼家の逆襲
頼家は和田義盛と仁田忠常をよび、能員の最後の様子を聞き出す。
義盛は聞いた話として、能員が和議の件で時政に呼ばれ北条館に単身で出向き、そこで殺されたようだと答える。
頼家はそれはもはや謀反であるとし、二人に時政の首を持ってくるように命じる。
義盛は三浦義村と畠山重忠に相談し、時政に頼時の動きを伝えに行く。律儀な忠常は鎌倉殿と北条家のの板挟みになり思い悩み、自害してしまう。
京より千幡を征夷大将軍に任ずるという知らせが鎌倉に届く。
義時は比企家の縁者である妻の比奈から離縁してほしいと告げられる。義時は最後に比奈をしっかりと抱きしめる。
義時は泰時から一幡を匿っていることを聞かされ、善児のアジトへ足を運ぶ。一幡は善児の作ったブランコに揺られて楽しそうに遊んでいた。
義時が善児に一幡の殺害を命じが、善児は拒む。義時が刀に手をかけると、トウが察して一幡を水あそびに連れ出す。善児はもっていた刀でブランコを切り裂いた。
義時は修善寺に送られることが決まる。頼家は抵抗するが、御家人一同の総意には逆らえなかった。
その後、千幡の元服の義が盛大に営まれ、新たな鎌倉殿、第3代将軍・源実朝が誕生する。
ある日、庭先で一人遊んでいた善哉のもとに一人の老婆が忍び寄る。
老婆は、善哉の父を追いやり、兄まで殺した北条家を許してはならないとささやく。
その老婆は比企尼だった。
感想
仁田忠常の死は悲しすぎる。明るく元気で見てるだけでホッとできる存在だったの…残念。
冷酷な善児が泣くとは!人の心を持っているなんて知らなかった。どうしたらいいのかわからないようなあの泣き顔には胸を突かれた。
地獄の展開が続き、どんどん暗く、切れ味も鋭くなっていく義時がなんとも魅力的です。小栗旬の凄さを感じる。
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