
©NHK
第41回 義盛、お前に罪はない
2022年10月30日(日)
和田軍を迎え撃つ
館に戻った義盛は、和田軍がすでに出陣したことを聞き驚く。鎌倉殿との約束を破り、義時をだましたことになる。
しかし、今北条を倒しておかねば、必ず攻撃してくる!と息子たちが主張する。義盛はもう覚悟を決めるしかなかった。敵はあくまで北条。鎌倉殿に弓引くものではないのだと義盛は皆に言い聞かせる。
義時にはトウが和田軍が動いたことを知らせる。
義盛は三浦義村が義時と通じていることを気づいていた。
義盛「裏切るなら早いうちに裏切ってくれ。」
義村は弟、胤義(たねよし)らに北条につくことを告げ、仲間を引き連れて和田館を引き上げる。
義村は義時に和田勢が3ヶ所(大江館、北条館、御所)に分かれて向かうことを告げる。
義村「向こうの狙いは、お前だ(義時)」
義時は、三浦は南門、時房は北門の守りをかため、泰時は西門の指揮をとらせるよう指示。自分は鎌倉殿らを鎌倉八幡宮へ非難させることを決める。
義時は御所で大江広元と再会する。広元は襲撃をかなんとかわして逃れ、政所にある重要な文書を鎌倉八幡宮へ移そうとしていた。
謹慎中の泰時は酒を飲んで潰れている。平盛綱が泰時を起こし、西門を守るように伝えるが、だらしなく寝てしまう。
弟の朝時は父に見放されている苦しみを吐き出す。泰時は父・義時から信頼され期待されれてるからこを、西門を守ることを命じられているのだ。
そこへ妻の初から桶に入った水を持ってきて 頭から浴びさられた泰時はやっと目覚める。
和田勢はまず、南門から御所に突入し、義村勢と激突。西門でも泰時勢と対峙する。戦は深夜まで続く。
鎌倉殿は義時に守られながら鎌倉八幡宮に入る。鎌倉殿は母上から授かった鎌倉殿の証であるドクロを忘れたことを思い出し、取りに行こうとする。皆が止め、代わりに広元が御所に戻り取ってくることになる。
和田勢はいったん由比ヶ浜まで撤退。体制を立て直し、援軍を待つ。
義時は和田勢に加勢する御家人とのつなかがりをたち切るため、御教書(みぎょうしょ)を作り、鎌倉殿に花押を求める。
しかし三善康信が異をとなえる。
和田が敵としているのはあくまでも北条。御教書を出せば、北条と和田の争いが鎌倉殿と和田の争いに形を変えるのではないかと懸念を示す。
鎌倉殿は御教書は出すことに難色を示すが、義時は、和田が御所を攻めたことは謀反であり、敵の数が増えればそれだけ戦死者も増え、戦が大きくなれば鎌倉が火の海になると説く。
義時「それを止めることができるのは、鎌倉殿、あなただけなんです!」
鎌倉殿は押し切られる形で同意する。
鎌倉殿が
義盛に援軍が寝返ったことが知らされる。
泰時は軍を率いて和田軍と激戦を繰り広げ、和田軍を追い詰める事に成功する。
義時は、最後に鎌倉殿を陣頭に立たせることを思いつく。
鎌倉殿は義盛を降伏させる説得と引き換えに、義盛の延命を要求した。義時は承諾する。
幕府勢と和田勢が対峙する。
鎌倉殿が進み出て降伏を呼びかける。
鎌倉殿「義盛、お前に罪はない。にこれからも私に力をかしてくれ。」
義盛は感涙にむせび、攻撃も構えを解く。そこへ、義村の勢から矢が放たれる。義盛は無数の矢を浴び絶命する。
義時「これが鎌倉殿に取り入ろうとする者の末路である。」
和田合戦は大勢の死傷者を出して終結する。
義時は鎌倉殿に人を束ねていくのに最も大事なのは力であることを説く。
義時「力を持つ者を人は恐れる。恐れることで人はまとまる。あなたのお父上から教わったことです。」
鎌倉殿は考えを改め、今後は後鳥羽上皇にお考えを伺うと言い出す。
義盛の討ち死にしてから18日後に、関東に大きな地震が襲う。
感想
義盛と巴の楽しいやりとりを見るのもが今回が最後。巴御前の笑顔がなんともせつない。
文系タイプと思われていた広元が立ち廻りを披露。意外にも強くてビックリ!ステキ!
義盛を騙し討ちに近い形で討ち滅ぼした義時。後でそっと泣いていた姿に揺さぶられた。辛い。
鎌倉殿が上皇に近づくこうとしているのには、悪い予感しかしないのです。
◎「鎌倉殿と13人」を見るなら動画配信サービスが便利。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「鎌倉殿と13人」をmusic.jpで見る
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!