どうする桶狭間
2023年1月8日
一人遊びから結婚へ
後の徳川家康となる松平次郎三郎元信は、駿河国の今川義元の元で人質生活を送る。15歳の元信は、自分で作った木彫りの人形で一人遊びするのが大のお気に入りである。
今日も一人遊びを楽しんでいると、当主・義元の嫡男・氏真との手合わせに呼出される。
嫌がる元信を家臣たちは引きずるようにして連れて行く。
氏真の凛々しい姿に見物の姫たちから歓声があがる。それに比べて元信はへっぴり腰でいかにも弱々しい。
試合が始まると元信はあっという間に土の上に転がされしまう。通りかかった義元に声をかけてくれたため、手合わせは終了とお開きになる。
元信が森の中で一人遊びを満喫していると、知り合いの姫に見られてしまう。元信は1人遊びのことは他の人に言わないように頼みこむ。
娘は義元の家臣の一人、関口氏純の娘、瀬名であると名乗る。元信も慌てて自己紹介する。
瀬名は木彫りのうさぎを欲しがり、自分も遊びに参加させて欲しいと言う。元信が断ると、瀬名から自分を遊びに入れてくれなければみんなに言いふらすと言われ、しかたなく承諾し、遊び始める。
2人はあっという間に仲良くなる。
元信は、父の七回忌で三河へ墓参り行くことになる。故郷の三河城も城下は今川に比べる貧弱に見える。
もとは三河城は元信の父の城であったが、父の死後は今川の家臣が城代として入っているため、滞在することはできない。
三河の者たちは元信一行を歓待してくれて、歌い踊って大騒ぎ。元信には何が面白いのかわからない。
家臣の数正は元信に、皆の精一杯のもてなしに涙が出そうだと話す。
数正「殿、お忘れあるな。あの者たちこそが殿の家臣であり、今は、今川の城代が居座るあの城こそが殿の城なのです! いつか必ずあの者たちとともに、三河一国を束ねるべく立ち上がるときが参ります! その日にお備えくだされ」
今川では氏真が父・義元に瀬名を側室にしたいと願い出る。義元は氏真と元信を呼び、2人に試合をさせ、勝った方に瀬名をやろうといいだす。
当然、氏真が勝つとみられていたが、元信が激しく反撃し、氏真を倒す。
義元は瀬名に気持ちを確かめ、2人は夫婦となることを許される。元信は名を元康と改め、嫡男・竹千代も誕生し、幸せな時間を過す。
桶狭間の戦い
幸せな日々は長く続かなかった。
今川の領内にある大高城に対して、織田信長が包囲し攻撃してきていて、陥落寸前となっていた。
これに対し、今川義元が総大将となり織田軍に総攻撃をかけることになる。
元康には大高城に米を運ぶ役目が与えられた。米を運ぶだけなら楽だろうと元康は瀬名と喜ぶ。
ところが、米を運ぶためには砦を落とす必要がある。丸根砦とは鷲津砦と並ぶ、織田軍の重要な砦である。小高い山に築かれ、砦というより山城に近い。
元康は絶句する。危ない役目を三河者に押しつけたにちがいないと騒ぎだす者もいるしまつ。
そこへ、義元が現れる。元康たちは慌てるが、義元は気にしていない様子。
義元は三河ものたちの武勇を称え、元康に金の甲冑一式を授る。元康は金の甲冑に身に着け、米を載せた荷車とともに進軍を開始。
丸根砦からの激しい攻撃を受けながら、なんとか突破し大高城へ到着する。しかし、義元の軍が一向にやって来ない。
雨が降り始め、やがて激しい大雨に変わる。不穏な空気が流れる。物見に出していた使いが帰ってくると、今川軍が桶狭間で不意打ちを受け、総大将の義元が討したことを伝える。
信康は動揺し、家臣たちも騒ぎはじめる。気づくと、信康がいない。
どうしていいのかわからなくなった信康は兜を脱ぎ捨て一人逃走していたのだ。信康が海辺をさまよっていると、若い男(本田平八郎忠勝)が馬に乗ってやってきて槍を投げつける。男は恥ずかしくないのか!と信康を責める。信康は連れ戻される。
義元は桶狭間で待機中、待ち伏せていた織田軍の攻撃に遭い、討死。今川軍は総崩れ、各所の軍勢は散り散りになって駿府に逃げ帰ってしまったという。信康軍はここへとどまるべきか、逃げるべきかを議論が続く。
家臣たちが言い合っているうちに、織田軍がこちらへ向かっているという情報が飛び込んでくる。
信康は決断を迫られるが、どうして良いのかわからない。
感想
徳川家康も最近の大河ドラマはコミカルな描き方をされることも増えてきた。「どうする家康」では、イケメン松潤がトロい感じで演じていて意表を突かれました。この後、どうなる家康という感じです。
岡崎城主を天野ひろゆきが演じていて笑った。
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