「どうする家康」第7回あらすじと感想!ネタバレあり!本證寺(ほんしょうじ)夢の国みたい!

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2022st07

©NHK



わしの家

2023年2月19日放送

ひとつの家

元康は改名を考える。元康の元は今川義元をとったもの。縁起が悪い信長からも言われていた。

瀬名ひとつの家という言葉使っていたことからヒントを得て、元康家康へ改名する。

木下藤吉郎が突然訪ねてくる。信長からの鷹狩の誘いで、今すぐにというのである。

家康は慌てて狩装束に着替え、信長のいるという領内の西尾に急行する。

到着すると、信長武装していてる。獲物がたくさん採れたと、縛られて武士が数名、連れてこられる。

藤吉郎「こやつは東条、吉良義昭の家中の者、こやつは、大草松平の家中、こっちは上野の酒井忠直の家中。」

皆、謀反の企てを白状したという。これから美濃の平定する予定の信長にとっては、家康三河をしっかりとおさえてもらう必要がある。

上野酒井蜂起のしたくにかかっていることを指摘された家康は、逃げるようにその場を立ち去る。

家康謀反を鎮圧するが、今後もまだこういうことが起こることが予測される。戦は何年も続いているため、皆、暮らしも苦しく、不満をためているに違いない。

家康の家中も資金不足で、このままでは戦も政もままならない。本多正信を呼び、なにか良い案はないかと聞いてみる。

正信は、信長銭を借りればよいと言う。

信長
と聞いただけで恐れをなす家康を見て、正信は吹き出してしまう。

一向宗が大人気!

瀬名は女たちから、民の間で一向宗が流行っているという話を聞く。一向宗の寺、本證寺(ほんしょうじ)へ一緒に行こうと誘われる。

瀬名からその話を聞いた家康はすぐに反対する。

家康「いかん。よいか、あの連中が豊かなのは、城に一切年貢を納めんからだ。不入の権を盾に、わしらの言うことを聞かず、全部自分たちだけで囲ってしまう。だから一向宗の寺々は、銭をたんまりと…。」

翌日、家康左衛門尉数正鳥居忠吉に、一向宗より年貢を徴収する案について話してみる。しかし、みな良い顔をしない。

先代が寺に不入の権を認め、年貢を免ぜられているし、一向宗には触らない方がいい。などという。

家康には納得がいかない。そこで家康は、一向宗がどういものか知るために潜入してみることにした。

小平太平八郎を伴い土屋長吉重治という武士に案内を頼んだ。

本證寺(ほんしょうじ)は塀や土塁に囲まれ、まるで大きな城下町のように見える。寺の中は寺内町という巨大な町が作られ、食べ物や日用品などを売る店が立ち並び、僧、百姓、武士など様々な人が行き交っている。

その賑わいぶりに家康一行は驚く。華やかな音楽が流れだし、踊り子たちが踊り始め、皆が集まってくる。

踊りが終わると、踊り子これから空誓(くうせい)さまがやって来るよ!と言い、皆をお堂へと導いていく。

千代と呼ばれる踊り子が、家康たちにも来るようにと声をかける。しばらくしてお寺の住職である空誓が現れると、皆、熱狂的に彼を迎える。

空誓はなごやかに話を始める。山の中で捨て子と出会い、可愛そうに思い連れ帰ってきたという。子は不憫だが、捨てた親を憎む気にはなれない。

親がなぜそんな事をしたかといえば、食べていけないから。民が食べていけないのは戦ばかりしている武士のせいだと説く。

聞いている者は、大きく頷く。皆、手をあわせて南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏と皆で唱える。

また音楽が鳴り始め、今度は皆が踊りだす。千代家康たちにも踊るように促す。小平太平八郎をさそって踊り群れの中へ消えていく。

家康千代空誓と話がしたい申し入れ、会いに行く。家康空誓なぜ年貢を納めないのかと聞く。

空誓は驚いた様子で家康のことをじろりと見る。

空誓「政をしている連中が阿呆だからじゃ。あほうに銭を貢いでも、あほうは戦にしか使わん。死に金じゃ。」

家康は百姓に変装していることを忘れて思わず言い返してしまう。

家康「戦をしたくてしているわけではない!国を守るため、民を守るために、少しでも豊かな暮らしをさせてやるために、みな命がけでやっている!」

家康はさらに、戦をしてはならぬのらどうしたらよいのかと問うが、空誓から知らん!と返される。

空誓「生きてる世界が違う。苦しみを与える側と、救う側じゃ。」

そう言いのこし、空誓は去る。

踊り相手を探していた小平太平八郎は二人連れの女子をみつけ声をかける。振り返ってきたのはなんとお忍びで来ていた於大登代だった。

千代に導かれ、踊りの群れに押し出された家康は女子とぶつかる。顔を見ると、百姓に変装した瀬名ではないか!

家康瀬名の手を強引に引っぱり、その場を後にした。

その後、家康本證寺にある籾米を差し押さえて、力づくで年貢の徴収してしまう

しかし、すぐに本證寺の門戸たちに奪還される。

家康は激怒し、本證寺に使者を送るが、使者の一人が門戸に斬られてしまう。

感想

一向宗について、こんなに風に描かれたものは見たことがなかったので興味深く見ました。

本證寺は要塞みたいな外観なのに、中に入ると賑やかで楽しそう。人間味あふれるように見えるけど裏の顔もありそうな空誓さま。色んなものが詰まっていて面白い!

アンタッチャブルな一向宗に手を出してしまった家康のこれからはどうなる?

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