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金ケ崎(かねがさき)でどうする?
2023年4月16日放送
・阿月が危機を知らせるために走る。悲しい過去がクロスオーバーされる。
・家康が信長や藤吉郎が暴言吐きまくる。
幕府軍の勝ち戦なのか?
上洛した家康は、織田信長率いる幕府軍とともに、越前朝倉征伐のため北上。
朝倉義景を追い詰めることに成功。
敦賀の金ケ崎城に入った信長は、宴席を設け、大いに盛り上がる。
信長の妹、市は、夫の浅井長政から信長を裏切ることを打ち明けられた後、居城に幽閉されてしまう。
浅井軍は、幕府軍に加勢すると見せかけ、朝倉軍に寝返り、幕府軍をはさみ撃ちにするにちがいない。
市はこのことを忍びを使って信長に知らせようとするが失敗。侍女の阿月は金ケ崎まで知らせに行くことを申し出る。
小谷城から金ケ崎までは10里(約40km)の距離がある、女子が走っていくのは無理がある。
市はその気持ちだけで充分と微笑んだ。
浅井長政が1万の兵を率いて近江を出立したことが信長軍に伝えられる。長政が着陣し次第、一乗谷へ攻め入ることになる。
信長軍は3万、浅井軍1万が加われば4万。対する朝倉は1万5千。信長軍は圧倒的有利なはずである。
朝倉義景が一乗谷を出たと知らせが入る。籠城すると思われていたのに、なぜ城を出たのか?
家康は家臣たちと話し合う。万が一、浅井長政が信長を裏切り、浅井軍と挟み撃ちにされれば、幕府軍は逃げ場がない。
長政が義兄の信長を裏切るとはとても考えられない。家康も長政の実直な人柄を覚えてる。
いつも冷静な数正が口を挟んだ。
数正「心によどみのない実直な御人だからこそ裏切るということは?」
家康は信長に一旦退くことを提案するが、一蹴されてしまう。
小谷城から金ケ崎へ
阿月は密かに小谷城を抜け出す。浅井の家臣に追いかけられ、ボロボロになりながらも、金ケ崎に走った。市の言葉を伝えるために。
金ケ崎で生まれ育った阿月は、走るのが早いで快活な女の子だった。年頃になると、父親に売りとばされてしまう。
逃げ出して、城に忍込み、行き倒れているところを市に助けられ、侍女として取り立てられる。
優しい恩人の市のために、阿月は役に立ちたいと思っていた。阿月は、息も絶え絶えになりながら、なんとか金ケ崎にたどり着く。
家康に会うと、市の言葉を伝え、息絶えた。
阿月「おひきそうらえ」
信長は退陣を決め、藤吉郎にしんがりを任せる。
軍が退く時、最後尾にあって、追って来る敵を防ぐこと。またその部隊。
藤吉郎は大役を任されて大喜び。大軍を動かした経験のない藤吉郎は、家康に加勢を頼み、
もし応じなければ、裏切ったと言いふらすと脅してきた。
家康は憤慨するが、金ヶ崎に留まり敵を迎え撃つことを決める。
感想
蟹の甲羅を持っておどける家康の軽さに驚いたりもしたが、後半は地獄が待っていた。
長政の裏切りを知らせるために阿月が命をかけて走るシーンが、彼女の儚い一生とともに展開されるのが圧巻だった。阿月役の伊藤蒼さんのピュアな演技に心を揺さぶられた。
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