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信玄を怒らせるな
2023年4月30日放送
・家康を襲った美少女の正体が明らかに。
・人質救出のため、半蔵と大鼠が甲斐に潜入。大鼠と千代の一騎打ちとなる。
・決戦を前に具合い悪そうな信玄。
遠江で評判が悪い家康
踊り子を装い家康を襲った少年は、自らの一存で暗殺を企いたという。
遠江の民はみな家康のことを恨んでいる。民の味方の信玄こそ、国主にふさわしいと言い放つ。
家康は、家臣たちの反対を押し切り少年を無罪放免する。少年は去り際に、井伊虎松と名乗る。
家康は家臣を集め、話し合う。信玄は、遠江の各地の地侍や民に金をばらまき、想像以上に深くに入り込んでいるようだ。
このままでは武田に遠江を切り取られてしまうかもしれない。
しかし、武田との戦だけは避けたい。信長からも信玄だけは怒らせるなと言われている。
とりあえず、地道にコツコツ民の信頼を得ていくしかないという結論に落ち着く。
家康の義理の弟の源三郎は、武田に人質として差し出されていた。
源三郎からの手紙を受け取った母の於大は、服部半蔵を呼び出す。息災に暮らしていると手紙に書いてあるが、息子の字ではない。
ひどい仕打ちを受けているのではないかと気をもんでいるのだ。
於大は半蔵に、息子を奪い返して来てほしいと依頼する。
半蔵は大鼠を伴い、甲斐に潜入し、源三郎が心身ともに衰弱していることを確認する。半蔵は、家康に源三郎の状況を報告する。
家康は心を痛めるが、勝手に源三郎を連れ出すわけにもいかない。とりあえず、半蔵には於大には息災であると報告をさせる。
武田の戦術にハマる徳川勢
武田は着々と調略を進め、奥三河の作手、田峰、長篠のいずれも武田に通じているということが家康の耳に届く。
今川の時と同じように瞬くに武田に攻め込まれてしまうのではないか?
苦肉の策で、家康は信玄の宿敵、上杉謙信に書状を送ってみるが、途中で書状が奪われてしまう。
書状は信玄に渡ったことは明白。もはや戦は避けられない。信玄ははじめから遠江を切り取るつもりだったのであろう。
家康は半蔵を呼び、源三郎の奪還を命じる。半蔵は弱りきった源三郎を背負い、なんとか浜松に連れ帰る。
源三郎は凍傷で足の指を失っていた。源三郎は家康に、自分はひどい仕打ちを受けていたのではないと説明する。
他の甲斐の侍と同様の訓練を受けていただけだと言う。
信玄は、家康が源三郎を奪いに来ることを事前に知っており、家康への伝言を託していた。
信玄「弱き主君は害悪、滅ぶが民のため。生き延びたければ、わが家臣となれ。」
家康は直ちに家臣を集めた。信玄の言葉を伝える。
家康「自分の独断では決められないのでおのおのが決めてよい。」
家臣たちは家康の頼りなさにがっかり。情けない、信玄の下についたほうがましだなどと言いたい放題。
忠勝「十に一つは勝てる。その一つを信長は桶狭間でやってのけたのですぞ!」
信長にも信玄にも何一つ及ばないと肩を落とす家康に、夏目が付け加えた。
夏目「その代わりに、殿にはこの家臣一同がいます。」
一同で力を合わせ、知恵を出し合えば、きっと信玄に及ぶと。
家康は家臣たちを見回し、ようやく信玄に立ち向かうことを決意を固める。
武田軍は西へ向けて進軍を開始する。
感想
弱い家康を家臣たちが見捨てないのはとうしてだろうと考えてみた。
思慮深さ、忍耐強さ、意外とノリが良くて扱いやすい人物のように見える。
あるいは、あまりにも弱っちいから、思わず力を貸してあげたくなるかもしれないですね。
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