真・三方ヶ原合戦
2023年5月14日放送
・伯父・本多忠真の男気に忠勝(平八郎)が号泣。
・夏目広次がいつも名前を間違えられる理由が明らかに。
・空城の計のおかげで見逃してもらう。
家康死す?
家康が討ち取られたという報が岡崎城に届く。家族が狼狽する中、妻・瀬名は気丈にふるまう。
信長にも知らせが届き、織田方にも衝撃が走る。
信長と手を切り信玄とのつながりを強めていた将軍・足利義昭は喜ぶ。
三方ヶ原の戦いでの信玄の圧勝は天下のゆくえを変えるかもしれない。
甥の本多忠勝から戦場に出ないように言われていた本多忠真(ただざね)は、戦場で本領を発揮。
敵に追い詰められていた榊原康政や忠勝を助け、自分は敵を食い止めるために1人残り、最後まで戦う。
三方ヶ原合戦
戦は、浜松城を素通りされた徳川軍が武田軍を追いかけたことから始まる。
三方ヶ原で待ち構えていた武田軍に攻撃を受け、徳川軍は総崩れになる。
戦況を見た織田軍の水野信元と佐久間信盛はさっさと引き上げてしまう。
浜松城には続々と兵士が戻るが、家康の姿はない。
家康は、本多忠勝、榊原康政、鳥居元忠らに守れながら、撤退を続していた。
家康たちは、集落の家屋の縁の下に身をひそめているところに夏目広次(ひろつぐ)が救助にやってくる。
広次は、家康に具足を脱ぐように求め、自分も武具を脱ぎ始める。
他の家臣たちは、家康を押えつけ、無理やり具足をはぎ取る。
夏目は家康の身代わりになろうとしているのだ。
家康も気づき、必死に抵抗するが、みんなに押さえつけられて動くことができない。
家康は子供の頃を思い出していた。幼少時代、訳があり、縁の下に隠れていた。
夏目吉信(よしのぶ)という家臣が家康を見つけると励ましてくれた。
夏目「弱いと言えるところが若の良いところでござる。素直にお心を打ち明け、人の話をよくお聞きになる。だから皆、若をお助けしたくなる。若はきっと大丈夫。」
吉信は家康の幼少期一番遊んでくれた優しい家臣だった。家康は、広次が吉信と同人物であることに気づき、吉信の名を呼ぶ。
広次は動揺を見せる。広次が名を変えたのはある事情があったのだ。
家康の幼少期、家康は織田に強奪された。
夏目は、自分がそばについていたのに、家康を守ることができないことを悔やむ。
腹をを切って詫びようとしたが、家康の父に止められ、名を広次と変え、徳川に仕えていた。
一向一揆の際に、夏目は家康を裏切り、一向衆につくが、家康は罪を許してくれた。
夏目「二度も殿の命を危うくしたこの不忠者をここまで取り立ててくれた」
今度こそ、殿を守ることができるのだと夏目は微笑む。
夏目は家康の金荼美武具を身に着けると、武田軍に突入し、壮絶な死をとげる。
浜松城に武田勝頼率いる武田軍が現れる。左衛門尉は数正にある秘策を打ち明ける。
空城の計
数正は家臣に命じた。
数正「城門を開け放て、篝火をたいて、息を潜めよ」
武田軍を迎え撃とうとしていた兵士たちは驚きながら、命に従う。
浜松城に攻め込もうとやってきた勝頼は、城門前の様子を見て立ち止まる。
何かの罠かと戸惑い、一度引き、三方ヶ原へ戻る。
勝頼から話を聞いた信玄らは、それは空城の計であると大笑い。
空っぽの城をさも罠であるかのように見せかけて敵を惑わせる。諸葛孔明がとったとされる奇策である。
信玄は面白がり、浜松城は見逃すことになった。
家康はなんとか浜松城に戻る。
一旦は西に向かっていた武田軍が途中、なぜか急に進路を変え、甲斐に向かって引き返し始める。
感想
本多忠真と忠勝のやりとりにもらい泣き。
夏目広次の名前を間違えるのにずいぶんこだわるなぁと思ったら、こんな秘密があったとは!辛い…。
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