
©NHK
伊賀を越えろ!
2023年7月30日放送
・服部党が大躍進!
・本多正信が危機を救う!
逃走中!
天正10年6月2日、明智光秀の急襲を受けた信長が本能寺に火を放ち、果てる。
明智は京を制圧し、公家たちへの工作を開始。
織田家の重臣たちにも明智の謀反は伝えられたが、皆遠方にいたため、堺にいた家康が標的になる。
茶屋四郎次郎に危機を知らされた家康は、三河を目指して逃走する。野伏せりの襲撃を受けるが、服部党が駆けつけ、なんとか撃退する。
半蔵は伊賀越えを提案する。
とりあえず、夜を過ごすために小川城に身を寄せることになった。
城主の多羅尾光俊(たらおみつとし)は甲賀忍者の親玉で、徳川は過去にいくどか戦を手伝ってもらったことがある。
一行は3手に分かれることになり、左衛門尉は信楽の近江路を、和正は桜峠を進み、伊勢の白子浜で落ち合う約束をして別れる。
小川城城主の多羅尾は親切に迎えてくれたが、胡散臭い感じも漂う。多羅尾は伊賀越には異を唱える。
伊賀は昔から守護が国を支配できず、土豪たちが独自の砦を気づいて自衛している修羅の地。
伊賀の者は、国をめちゃくちゃにした織田を憎んでおり、腕利きの軍師を雇って戦に備えているらしい。
そんな中に織田の仲間である家康が入り込むのは危険だと言う。
多羅尾は、伊賀を避けて信楽を目指すことを勧め、護衛役も買って出てくれた。
家康は多羅尾を信じきれず半蔵に相談する。
半蔵「親切すぎるのがおかしい。信楽で明智の手勢が待ち受けているのではないか。」
半蔵の言葉を信じ、多羅尾に手紙を残し、家康は朝を待たずに城を出る。
伊賀は修羅の国
伊賀に入った家康と服部党は、あっという間に伊賀忍者に捕まり、牢に入れられる。
伊賀の棟梁、百地丹波(ももちたんば)は、家康を引きずり出し殺害しようとする。
半蔵たちは自分が家康であると言い出し、身代わりになろうとするが、そんな言葉は通用しない。
家康「わしの首をやる。だからほかの者を見逃せ。」
そこへ、軍師と呼ばれる男が現れる。それは、かつて家康の家臣だった本多正信だった!
正信は信長の首がまだ見つかっていないことを理由に、百地の不安を煽り、家康の首を取るのを断念させることに成功。
家康は命拾いをした。
別の場所に捕らていた平八郎たちとも合流し、家康一行は伊勢の白子浜に到着する。
左衛門尉と数正はすでに来ていて、敵に会うこともなくすんなりここまで来れたという。
今さらながら、多羅尾はただの親切な人だったことがわかった。
家康たちは無事、岡崎城に戻った。
留守を守っていた大久保忠世によれば、穴山梅雪は落ち武者狩りに討ち取られたという。
穴山殿は捕まる際、自分は家康であると宣言したらしい。家康たちの逃亡を撹乱するためであったのであろう。
本能の変から11日後の天正10年6月13日、戦に破れた明智は、山中で落ち武者狩りにより最期を遂げる。
感想
息の詰まるような逃亡劇にドキドキ。
家康は、絶体絶命のシーンでも落ち着いていて、昔はあんなにヘタレだったのにずいぶん成長したんだなと思う。部下たちへの恩情も忘れないところも◎。
正信が帰ってきたのは嬉しい。相変わらず軽薄な感じがたまりません。
◎「どうする家康」を見るなら動画配信サービスが便利。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「どうする家康」をmusic.jpで見る
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!