豊臣の花嫁
2023年9月3日放送
・秀吉の妹の旭姫が輿入れ
・数正の思いを知り号泣!
大地震が襲う!
石川数正が秀吉のもとへ出奔したことは、徳川家中に大きな衝撃を与える。
家康は上洛か戦かの決断を迫られる。
家康の片腕だった数正が敵についたということは、徳川の裏の裏まで秀吉に筒抜けになるということ。
秀吉に攻められてくることを想定し、軍勢の仕組みを武田流に改める。
そんな中、天正13年11月29日夜半、日の本を巨大地震が襲う。いわゆる天正地震である。
三河国内も大きな被害を受け、死者が多数でる。
より甚大な被害が出たのが、秀吉の納める畿内一帯である。死者数は見当もつがず、どこもひどいありさまで、徳川との戦に備えていた大垣城も焼け落ちる。
もはや戦どころではない。
秀吉「つくづく運のいい男だわな。家康は。」
織田信雄が岡崎城を訪ね、上洛を強く勧めるが家康は首を立てに振らない。
信雄「関白が人質を出せば上洛するか?」
秀吉は一方的に妹の旭姫を家康の正室として送り込むことを決める。
花嫁の涙
家康は正室は取らぬと決めていたが、受け入れるしかない。
無理やり離縁させられた旭は浜松へ輿入れしてきた。
初めは奇異な目で見られていたが旭だが、屈託のない性格で女子たちには好かれる。
政信によると、出奔した数正は屋敷からほとんど出ることはなく、飼い殺し状態だという。
上洛を拒む家康に業を煮やした秀吉は、今度は母親の大政所を浜松城に送ると言いだす。
母上が来ることを聞いた旭は一瞬ひるむ。その様子を見た於大と於愛は、旭の苦しみを知り、家康に伝える。
評定では、家康の上洛問題が話し合われる。
左衛門尉は現状では徳川は勝つ見込みがないと言う。
戦なき世を作るという言葉に縛られ、家康は身動きが取れなくなっていると指摘する。
於愛が数正が置いていった仏像を抱いて入ってくる。
於愛「お方さまが目指した世は、殿がなさなければならぬのですか?他の人が戦なき世をつくるのなら、それでもよいのでは?」
皆、殿を天下人にしたいと考えている。
現状を打破するため、数正は出奔したのではないだろうか。片腕の数正がいなくなれば戦はできない。
そうすれば、皆を徳川を守ることができると考えていたのではないか。
政信「だからだれも巻き込まず間者となった。罪をすべて一人で背負って、殿のご迷惑にならぬよう。」
皆、今更ながら数正の深い思いを知る。
家康もようやく戦を諦め、秀吉にひざまづくことを決意。
皆で泣きながら数正を罵った。殿を天下人にする夢が崩れたことを数正のせいにすることで、この状況を乗り越えるかのように。
殿は悪くない、数正のせいじゃ。裏切り者、あほたわけ!
家康は部屋に戻ると、泣いてる旭にわびた。旭は、家康と秀吉の間に挟まれ、1人辛い思いをしてきたのである。
家康は旭に上洛することを告げ、初めて優しい言葉をかけた。
家康「そなたはわしの大事な妻じゃ。」
泣きじゃくる旭を優しく撫でた。
天正14年10月、家康はついに上洛する。
感想
涙なしには見られない回。
思いやりを忘れそうになっていた家康にも優しさが戻りほっとした。
いつも厳しい表情の数正が奥方とのんびりとしているのにも癒やされた。
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