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太閤くだばる
2023年10月15日放送
・酒井忠次の最後の海老すくい。
・茶々の腕の中で亡くなる秀吉。
力でなく知恵で政を行う
茶々が秀吉の子を無事出産する。前の子を病で亡くした秀吉は、汚れた者を近づけるなと叫ぶ。
明国との和議を結ぶ運びとなったが、秀吉は家臣たちの考えを無視して勝手に7か条を作ってしまう。
明国の皇女を天使様さまの后にする。朝鮮の王子を人質として差し出させる。朝鮮も南半分領地も取るとなど、とうてい相手国から受け入れるはずはない。
三成から話を聞いた家康も困惑する。
家康は以前、三成から聞いたことのある新しい仕組みにとはどういうものかと尋ねてみた。
三成は自分の夢を語った。力ではなく知恵をもって政を行う。天下人を支えながら合議によって政をなす。志あり、知恵豊かなものたちが話し合い、皆が納得をして事を進めてゆくのだと。
実現できれば、天下人の座を力で奪い合うこともなくなるだろう。家康は絶賛した。
家康「夢を語っているだけでは夢で終わりますぞ。」
家康は息子の秀忠と直政を伴って、京で隠居している酒井忠次を訪ねた。
目を患っている忠次はもうほとんど見えてないという。
秀忠がアレを見てみたいと要望すると、忠次は最後の海老すくいを披露した。そしてみんなで海老すくいを舞った。
秀忠は家康と2人きりになると、最後の願いを申し出た。
忠次「天下をおとりなされ。秀吉を見限って殿がおやりなされ。」
3か月後、忠次はこの世を去る。殿から出陣の陣触れがあったと甲冑姿に着替え、そのまま息を引き取った。
天下を獲れ！
文禄5年9月1日、明国皇帝の返事がもたらされる。
しかし、これは戦を終わらすために小西らがでっちあげた偽物である。ほどなくして秀吉にばれる。
秀吉は憤り、再び朝鮮攻めを命じた。
慶弔2年6月、第二次朝鮮出兵開始。戦況は悪化し、国内情勢も悪化する中、秀吉倒れる。
秀吉は遺言を作りたいと三成を呼び、今後について意見を求めた。
秀頼は後を継がせるにはあまりに幼い。誰が天下人になるべきかと。
三成は天下人は無用であると答える。
三成「豊臣家への忠義と知恵あるものが話し合いを持って政を進めるのが最も良きことかと。」
秀吉は賛同する。
秀吉「望みは一重に世の安寧、民の幸せよ。やってみよ。」
その後、秀吉の容態は再び悪化、今度は家康が呼ばれる。
秀吉は秀頼のことしか頭にない様子で、秀頼のことしか言わない。
秀吉「世の安寧など知ったことか！天下などどうでもいい。秀頼が幸せ、無事に暮らしていけるならどうでもいい。」
家康はあっけにとられる。知恵あるものが話し合いで治めるなんてそんなもの上手くいくはずがないと笑う秀吉に、家康は憤慨する。朝鮮ではまだ悲惨な戦が続いているのである。
家康「こんなめちゃくちゃにして放り出すのか！」
しかし信長から天下を引き継いだ後、ここまでやってこれたの秀吉の尽力があればこそ。最後に家康は秀吉の労をねぎらった。
秀吉「家康にすまんのう。うまくやりなされやとつぶやいた。」
家康「2度と戦乱の世にはもどさぬ。あとは任せよ。」
家康は忠次の言葉を思い出す。忠次は家康に天下を獲ることを強く勧めていた。
家康「天下人など嫌われるばかり、信長と秀吉にできなかったことが自分にできようか」
忠次「殿だからこそ、できるのでござる。戦が嫌いな殿だからこそ。嫌われなされ、天下を獲りなされ」
感想
茶々が秀吉が死ぬ直前に、秀頼は自分の子だとお思い？なんて言い放ってたので、他に父親がいるのかと思った。
そういうこと訳ではないみたいだけど、本当のところはどうなのだろうか。
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