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天下分け目
2023年11月5日放送
・鳥居元忠と千代の壮絶な死。
・真田に翻弄される秀頼。
三成挙兵
石田三成挙兵の一報に続き、徳川本陣には事態の深刻さを伝える知らせが次々と舞い込む。
家康を断罪する書状が諸国に回り、大坂はすでに乗っ取られているもよう。大谷刑部、小西行長、毛利輝元、宇喜多秀家、毛利輝元らは三成についた。
正信「前田利家、小早川秀秋あたりが敵に回ればもうお手上げ。なすすべはありませんな。」
大坂の阿茶や諸将の妻子は人質に取られただろう。伏見城の鳥居元忠も危ない。
阿茶は北政所(寧々)に助けられ無事との文が届く。
問題は、家康とともに参陣している豊臣家譜代の武将がどう出るかだ。
正信は、武将の誰か一人を褒美をちらつかせて抱き込みましょうと提案。
正信「殿は皆を一つにしてくだされ。」
平八郎の娘婿にあたる真田信幸が着陣する。しかし父、昌幸と弟の信繁は三成についたため、信濃に引き返したという。
昌幸は帰る途中、沼田城に立寄るが信幸の妻、稲に追い返される。
小山評定
家康は福島、黒田、藤堂ら豊臣の諸将を本陣に集める。
家康「石田三成が挙兵した。これより上杉討伐を取りやめ、西へ引き返す。」
正信が目配せすると、福島正則が声をあげた。
福島「三成に天下を治められると思うか!できるのは内府殿だけじゃ!」
一同は沸きあがり、賛同する。
家康は、初陣となる秀忠に3万の兵を預け、正信と榊原康政をつけて信濃の真田征伐に行くよう命ずる。
井伊直政は福島らとともに東海道を西へ向う。
調略合戦
家康は江戸城へ入り、各地の諸大名へ援軍を求める書状を書きまくる。
伏見城は三成の攻撃を受け陥落し、元忠が討死したとの報を受ける。
守綱の反撃を申し出るが、家康は応じない。
家康「この戦、わしと三成、どちらがより多くを味方につけるかで決まる。腕が折れるまで書くぞ。」
三成も大垣城に入り、諸大名へ家康を糾弾する書状を書き続ける。
双方合わせて、数百通の書状が日本全土を飛びかう、熾烈な調略戦が行われた。
徳川軍の先方を務める直政、忠勝、福島らは怒涛の勢いで三成たちへ進撃する。
平八郎と直政は早すぎるこを懸念する。
三成のいる大垣城はもう目前。家康と秀忠の本軍なしで決戦になれば、すべてが水の泡である。
家康も出陣を決める。秀忠に、真田に構わず9月9日までに美濃・赤坂に駆けつけるように使者を送る。
信濃に布陣していた秀忠は昌幸から降伏状を受け取る。城の明け渡しを申し付けるが、真田は城にこもったまま一向に動かない。
実は降伏は偽りで、秀忠を足止めにさせるための作だったのである。
しかも、家康からの使者は真田の忍びから妨害され、秀忠の陣に到着したのは9月8日だった。
赤坂の陣所に着いた家康は、秀忠がまだ信濃にいると聞いて愕然とする。
家康は三成の狙いは、関ケ原へ誘い出すことだろうと予測し、あえて乗ってみようと言い放つ。
感想
秀頼の真田親子に翻弄される姿が初々しい。
鳥居元忠と千代の最後がこんなにドラマチックになるなんて!予想外すぎて泣きそうになった。
勢いに乗り不敵な笑みを浮かべる三成、窮地に立たされても全く動じない家康、どちらも負けなさそう。
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