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二人のプリンス
2023年11月26日放送
・秀頼はオロオロするばかり。
・今川氏真に弱音を吐く家康。
秀忠との対面
家康は将軍職を秀忠に譲り、駿府城に移る。
豊臣と徳川が戦を始めるという噂が広がっていた。
江戸から駿府へやって来た秀頼は、徳川が上で豊臣が下であると明確にすべきだと主張する。
家康は、力ずくでひざまずかせることは避けたいと考えている。
家康「太閤秀吉は今も多くの人の心に生きている。その遺児、秀頼に下手な仕打ちをすれば万民の怒りが我らに向くだろう。」
正信が秘策をひねり出す。
秀頼を二条城に招き、上段にお座り頂き、崇めたてまつる。豊臣は武家ではなく公家ということにしてしまうのだ。
寧々に間に立ってもらい、話を勧められた。
茶々は初めは難色を示すが、秀頼を世にお披露目するよい機会と考え直す。
キレイめな秀吉
慶長16年3月28日、秀頼は初めて民の前にその姿を現す。その麗しい姿に民衆は沸き立つ。
秀頼は、年長者の家康をとにかく立てまくる。上座を勧められても断り、家康を上座に座らせた。
徳川が秀頼をひざまずかせたという話は瞬く間に広がり、民たちの怒りを買う。
秀頼は豊臣の威光を復活させる活動を次々と進める。
秀忠が家康に泣きついてきた。
「御所柿は独り熟して落ちにけり木の下に居て拾う秀頼。」
そんな歌が世間で流行っているという。
御所柿とは家康のこと。家康が亡くなれば、天下は秀頼のものになるだろうと皆思っているのだ。
父上が死ぬと思うと夜も眠れないと秀忠が訴える。
家康は、秀忠が弱さを素直に認められるところはかつての自分と同じである。それを大事にせよと優しく諭し、未来を託した。
家康「戦を求める者に天下を渡すな!わしの志を受け継いでくれ。」
その言葉は秀忠の心に強く響いた。
秀頼は方広寺の大仏開眼供養も進めていた。
ある日、秀忠たちが血相を変えて家康のもとへやって来た。
大仏殿の鐘に「国家安康 君臣豊楽」と銘が刻まれている。家康の名が切り刻まれていることなどを問題視しているのだ。
家康は思いふけり、ため息をついた。
家康「とうとう戦か。」
感想
苦悩する秀忠に放った「おまえが眩しい」というセリフがとても印象的だった。
家康が戦乱の中で必死に生き抜いてきた出来事が、走馬灯のように感じられた。
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