
©NHK
神の君へ
2023年12月17日放送
・神の君となり孤立する家康。
・鯉の話の全容が明らかに。
乱世がやっと終る
大坂冬の陣が始まる。
徳川軍は茶臼山に陣を張り、家康自ら前線に立つ。真田幸昌が家康目がけて突進してくるが玉砕。
豊臣軍は完敗し、最後は大坂城に火をつける。
逃された千姫は家康に秀頼と茶々の命乞いをするが、断られ号泣。城に残った秀頼らは自害し果てる。
家康は大阪城に向かい手を合わせた。
神と崇められる家康
長きに渡った戦乱の世は幕を閉じ、太平の世が訪れる。
駿府城の家康に、孫の竹千代と福(春日局)、正信が挨拶に訪れる。
福(春日局)は、家康の偉業を秀頼の長男・竹千代に聞かせる。
福「すべては天が私たちに授けてくださった神の君が、この金の具足をまとったその日から、ひと時もくじけず、天下泰平のために邁進してくださったおかげでございます。」
竹千代は話には興味を示さず、絵を書くことに夢中なようす。
家康は体調が悪いため、阿茶は福に面会できない事を伝える。
その後、正信のみが面会を許される。
正信「長きに渡り、ご苦労様でした。」
正信が家康の手を握ると、家康は手を握り返した。
今や神として崇められ、皆から恐れられる存在となった家康。
だれも近づく者もいくなった今の家康を見て、阿茶は幸せだったのかとつぶやき涙をこぼす。
ある日、家康が床の上で木彫りをしていると、押入れから瀬名と信康が現れる。
家康は驚いて木彫りを落とす。
二人は以前と変わらない姿でにこやかに笑っている。
信康「戦なき世を成し遂げられましたな。」
家康はしたくないことばかりをしてきたとボヤく。
竹千代がやって来て、描いた絵を置いていく。
瀬名から手渡された絵にはうさぎが描かれている。
瀬名「あの子が鎧を着て戦にいかなくてもよい世を、あなた様はお作りになったのでしょう。」
あの子があるがままに生きていく世の中を、あなたが生涯をかけて作ったのは立派なことですと瀬名は続ける。
次に家康が目を覚ますと若返っていて、今日は若君の祝言の日だという。
家臣たちは信長から贈られた鯉がいないと大騒ぎ。その後、捌かれた後の鯉の骨を見つかる。
信長にバレたら一大事だ!
家康は食べた者が誰なのか詮索を始め、鳥居忠吉が怪しいとなる。
家康は忠吉を成敗しようと刀を振りかざすが、断念。
家康「大事な家臣を鯉と引換にはできぬ。」
鯉はしょせん鯉。食って何が悪いと開き直る。
台所から捌かれた鯉の膳が運ばれてくる。みんなは笑っている。
家康はみんなに担がれていたことに気づく。
家康が怒るとみんなはますます笑う。
家康は驚き、もし忠吉を成敗していたらどうするのか?と問うとそんな事はしないと信じていた返される。
平八郎「皆、殿という人をよくわかっておるのでござる。殿というお人を。そのお心を。」
家康の目から涙がこぼれる。
婚礼の席、みんなで海老すくいを舞う。新郎新婦も家臣たちも皆笑顔があふれていた。
家康「わしは幸せ者だ。」
感想
豊臣勢の悲惨な最後、そして家康の寂しげな家康の晩年から、あんな感動的な最後へもっていくというストーリーに心底驚いた。
最後は涙腺崩壊しましたー。
1年かけて見てからこそわかる感動がじわじわきています。
◎「どうする家康」を見るなら動画配信サービスが便利。
初回は無料お試しもあります!
➡ 「どうする家康」をmusic.jpで見る
※music.jpで視聴がきるのはスマホ又はタブレットからになります。
◎LINEで友達追加していただくと更新情報などをお知らせします!