星落ちてなお
2024年4月7日放送
・和歌の会が開かれる。
・道隆の独裁体制を強める。
兼家死す
土御門殿でまひろと道長は鉢合わするが、2人とも目をそらし、立ち去る。
まひろは家に戻ると、土御門殿で女房として働く話は断られたと嘘をつき、いとを失望させる。
兼家は三兄弟を呼び、自分は出家し、道隆に跡を継がせることを伝える。道兼は猛反発し出ていってしまう。
道長のもう一人の妻、源明子は、兼家の扇子を前に呪詛を行う。
兼家は夜、庭で倒れ、そのまま息を引き取る。
翌朝、兼家の遺体を見つけた道長は、父の亡骸を抱きしめ泣いた。
道長は流産した明子を見舞い、優しい言葉をかける。
道兼は喪中にもかかわらず、女たちをはべらせて、酒におぼれる日々を送る。妻は愛想を尽かし、娘と出ていく。
道隆の身内びいき
道隆は兼家に代わり摂政となる。さらに、17才の息子の伊周(これちか)を蔵人頭に任命し、周りを驚かせる。
伊周は若くして漢詩や和歌も笛も弓も誰よりも秀でていると評判である。
母の高階貴子は、息子の妻選びのため和歌の会を計画する。まひろとききょうも指南役として招かれる。
後日、ききょうはまひろの家を訪れ、和歌の会に集まって来た姫たちが嫌いだと言い放つ。
ききょう「志も持たず、己も磨かず、退屈な暮らしもそうと気づく気力もないような姫たち。」
ききょうは夫も子も置いて、宮中に女房として出仕したいと言う。自分のために生き、それが人の役に立つような道を見つけたいと考えているのだ。
まひろは文字が読めないために騙されるような民をなくしたいと思いから、たみに文字を教え続けていた。
しかし、たねは屋敷に来なくなってしまう。
まひろがたねの家を訪ねていくと、たねは泥だらけになって働いていた。
まひろはたねの父親から、一生畑を耕して死ぬ娘に文字などいらぬと怒鳴られ、追い返される。
道隆は長女の定子を中宮にし、現在の中宮である円融院の妻、藤原遵子(のぶこ)を皇后とすると言い出す。
皇后と中宮が並びたつ前例はなく、公卿たちは反発する。
感想
兼家は怖ろしい一面もあるけれど、一族の長道としては偉大な人だったのだろうな。道真がそんな父のことを強く愛してたのが感じられる回でした。
穏やかそうに見えた道隆が、父が亡くなり権力と握ると、どんどん独裁的になっていくのが不気味。
安倍晴明は次の政権も長くは続かないと言っていたのも不穏な感じ…。
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