式部誕生
2024年9月1日放送
・物語を書き上げたまひろは一条天皇と再会する。
・興福寺の僧兵たちが脅しにきたが道長が対決姿勢を貫く。
まひろの出仕が始まる
まひろは藤式部という名が与えられ、宮仕えが始まる。
執筆のための房を与えられる。
藤壺には高貴な身分の姫君たちも多い。
彼女たちは、身分の低いまひろが一条天皇のために物語を書くという特別な役目を任されていることに対して反感を抱いている者もいた。
彼女はすぐに仕事に取りかかりますが、周囲では女房たちが忙しそうに動き回っており、騒がしく集中できません。
それでも夜遅くまで執筆を続け、床についたものの、他の女房たちのいびきや寝言でなかなか寝付けません。
翌朝、女房たちは早くから仕事を始めましたが、まひろは寝坊してしまい、気まずさで小さくなります。
昼間は、まひろも女房たちの仕事を手伝い、夜になってから執筆を再開しようとしましたが、疲労がたまり、思うように筆が進みません。
まひろはここで書き上げるのは無理である思い、道長に里に戻って執筆したいと申し出ますが、道長は許してくれません。
道長はまひろの才能で一条天皇を藤壺に引き寄せることが最後の手段だと考えていて、藤壺に留まってほしいと頭を下げました。
道長は、一条天皇の心が伊周に傾いていることを懸念しており、もし彰子が皇子を産まなければ、伊周が権力を握る可能性があることを恐れていました。
まひろは自分の物語にそこまでの力があるとは思えませんでした。
しかし、道長はこれが最後の賭けなのだと食い下がります。
まひろは以前、一条天皇に献上した原稿に手を入れ、続きも書き足したものを道長に手渡しました。
まひろは続きの物語も既に構想しており、必ず実家で仕上げて藤壺に届けると約束しました。
道長も渋々その提案を受け入れました。
藤壺を去る前に、まひろは彰子に挨拶に行きました。
たまたま一人でいた彰子は自分の思いをまひろに少し話してくれました。
彰子がしっかりと意思をもっていることを感じ、まひろは彰子に強く惹きつけられます。
まひろがわずか8日で実家に戻ってきたので家の者たちは驚きますが、まひろはかまわずに執筆に取りかかります。
帝と再会
まひろは原稿を書き上げたのち再び藤壺を訪れ彰子に挨拶に行くと、彰子は物語を読みたがりました。
そこでまひろは彰子にいままでのあらすじを伝えました。
物語の続きは道長を介して一条天皇に献上しました。
その後、一条天皇は藤壺にやって来てまひろと再会します。
天皇は、はじめは自分が非難されていると感じ、腹立たしさを覚えたと話しました。
しかし、次第に物語に心を捉えられたと言います。
それはなぜかと問われたまひろは、かな文字で書かれているからではいなかと答えます。
漢字は理や志を表しますが、心を伝える歌にはかなが適しているのです。
まひろ「やまとびとの心を映すには、かなこそがふさわしいのだと私は考えます」
天皇は物語を皆にも読ませたいと言い、まひろも中宮さまにもお読みいただければ光栄ですと答えました。
その後、道長から褒美としてまひろに扇を贈られました。
その扇を開いてみると、そこには幼い頃のまひろと三郎のような子供が、川辺で出会った様子が描かれていました。
まひろはその扇を胸に抱きしめました。
しばらくして、土御門殿に興福寺の別当、定澄が訪ねてきます。
定澄は道長に対し、興福寺の僧兵3千人が木幡山に集まっていると告げ、自分たちの訴えを聞き入れるように迫ります。
もし聞き入れなければ、この屋敷を取り囲んで焼き払うと言い放ちますが、道長はやれるものならやってみよと返します。
感想
新入りのくせに、一人だけ房で物書きをするだけなんて、ほかの女房たちかしたら妬ましかったのでしょう。早めに里帰りしたのは正解だったと思います。
何を考えているのかよくわからない彰子もまひろには心を許しているもよう。まひろも彰子に心ひかれてみたいだし、この2人は仲良しになりそうですね。
物語のおかげで、一条天皇も藤壺にお渡りになり、めでたしめでたし・・・となるところが、興福寺の僧兵が大勢でやってきてなんだか恐ろしい展開に。大丈夫なのでしょうか…。
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