真田丸を見る少し前に、人に勧められて映画「清洲会議」を観ました。
清洲会議ってどんな会議?会議だけで映画になるってどういうことなの?
と思いながら観たのですが、出演者が豪華でメチャメチャ面白い映画でした!
でもその後真田丸を見て、またまた度肝を抜かれました!
出演者が何人かかぶっているのですが、正反対のキャラを鮮やか演じわけられていて、俳優さんってホント凄いなーと感嘆しました!
「真田丸」と「清洲会議」両方に出演されている俳優
両方に出演されてるのは、大泉洋さん、小日向文世さん、鈴木京香さん、寺島進さん。
私が確認できたのはこの4人です。他にもいるのかもしれません。
では、だれがどの役だったのかご説明しますね。
大泉 洋
「清洲会議」: 羽柴 秀吉
「真田丸」: 真田 信之
大泉洋さんは「清洲会議」では調子のいい秀吉を好演しています。いつもバラエティで見てる明るい大泉洋さんのキャラクターからだとこちらの方がぴったりな感じでした。
ところが、「真田丸」では一転して、まじめで面白みのない長男の信之役に。
突拍子もない父幸昌や弟信繁に囲まれて、いつも気をもんでいるそんな役でした。
でも実は、大泉洋さんて意外に静かでまじめな方らしいのです。そういう面を監督も見ていたようです。
真面目な大泉洋さんもなんだか面白かったです。
小日向 文世
「清洲会議」: 丹羽 長秀
「真田丸」: 羽柴 秀吉
「清州会議」での丹羽長秀という人は、真面目でニコりともしない、暗い感じの男でした。
ところが真田丸では、秀吉役に!
頭脳明晰で明るて派手で調子のいい男に変身!
でも妻の寧々曰く、“いつも明るくしているけど本当は怖い人”と
晩年の秀吉の暴走はひどくて、多くの人を死に追いやることになるのです。
そんな天下の秀吉の明るさ、怖さ、弱さを熱演して、強烈な印象を残しました。
鈴木 京香
「清洲会議」: お市の方(信長の妹)
「真田丸」: 寧々(秀吉の正妻)
清洲会議でのお市の方は、眉も剃って、お歯黒もして、白塗りでした…
鈴木京香さんといえば日本を代表する美人女優なのに….
なんでこんな仕事受けちゃったの!って思うくらい、ブサイクでした…。
その分、ねっとりした女らしさを醸し出していましたが…。
でも真田丸の中では、みんなから愛される優しい寧々様役だったので、私はホッと胸をなでおろしましたよ。
でも、ホントお歯黒ってあんなにも女をブサイクにするものなのですねー。
恐ろしやー
寺島進
「清洲会議」: 黒田 官兵衛(秀吉の軍師)
「真田丸」: 出浦 昌相(真田昌幸の家臣、忍び)
寺島進さんだけは、どちらの役柄も似たような感じでした。
黒っぽい衣装で家臣として支える役です。
でも黒田官兵衛は、岡田准一の官兵衛の方が印象が強くて、ワタシ的には馴染めなかったけど。
でも、どちらの役も渋くて安定のカッコよさでした!
キャスト
ストーリー
しのぶの一言
三谷幸喜監督作品はどれも面白くて、大好きなんです。
登場人物がとにかくみんなちょっと変なんですよね(笑)