「直虎」第14回あらすじ!ダンカンこのやろう!ネタバレあり

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©NHK

前回は徳政令問題が勃発!
そして、ダンカンが神職の役で登場です。ちょいワルな役です。
百姓たちを巻き込んで、騒動に発展しますが、最後は…。

放送 毎週日曜 総合テレビ  午後8時より
BSプレミアム 午後6時より
再放送 毎週土曜 総合テレビ 午後1時5分より

毎回一話ずつあらすじ、詳細情報、ひとこと(感想)を書いてますので、よかったら読んでいってください。

>>全体のあらすじはこちら



前回のお話

次郎直虎と名のり、虎松元服するまでは後見として国をおさめることを宣言するが、家臣たちには猛反発される

まつりごとには一切関わっていなかった直虎には、わからない事だらけであった。

挨拶にきた瀬戸村の百姓から、借金と年貢の二重苦で悩まされていることを聞かされる。徳政令を出して借金を猶予してほしいと懇願され、それを承諾してしまう。

ところが、井伊家にも多額の借金があることが明らかになる。

借金の借り主(銭主)である瀬戸方久に会い、徳政令のことを話し借金の棒引きをお願いしてみるが断られる。

しかし、方久村を与え方久に年貢が入るようにすることで借金返済を猶予させてもらう、さらに方久を家臣にしてしまうという斬新な案を思いつく。もちろん家臣は大反発!

そして瀬戸村の百姓らが、徳政令を出すことを拒んだ井伊家に反発して今川徳政令を願い出たという知らせがはいる。

>>前回(第13回 の詳しいあらすじはこちら)

第14話   2017年4月9日放送分

おもな出演者

井伊 直虎 主人公(次郎法師) 柴咲コウ
瀬戸 方久  瀬田村の商人 ムロツヨシ
小野 但馬守 政次 井伊家重臣 高橋一生
しの 故井伊直親の妻 貫地谷しほり
なつ 故小野玄蕃の妻 山口紗弥加
奥山 六左衛門 井伊家家臣 田中未央
中野 直之 井伊家家臣 矢本悠馬
南渓和尚 龍潭寺の住職 田中未央
昊天 龍潭寺の僧 小林薫
傑山 龍潭寺の僧 市原隼人
蜂前神社の禰宜 ダンカン
甚兵衛 瀬田村の百姓 山本學
八助 瀬田村の百姓 山中祟
角太郎 瀬田村の百姓 前原滉
富介 祝田村の百姓 木本武宏(TKO)
福蔵 祝田村の百姓 木下隆行(TKO)
祐椿尼 直虎の母 財前直見
あやめ  故新野左馬助の長女 光浦靖子
寿桂尼 故今川義元の母 浅丘ルリ子

詳細内容

ネタバレを含みます。
まだ詳細を知りたくない方は読まない方がよいでしょう。

百姓たちは、祝田にある蜂前神社の禰宜(ねぎ)に相談し、今川に直訴したということだ。

*禰宜とは、神社の長である宮司を補佐する神職のこと

直虎「願い出たとして、このあと、どうなるのでございましょう」

方久「では、順を追って考えてみましょうか。まず、徳政令が出されれば、瀬戸村と祝田村の民はどうなりましょう」

直虎「望みどおりなのだから、喜ぽうな。喜んで、井伊よりも今川を、と望むかもしれぬ」

方久「となれば、瀬戸・祝田は誰が治めることになります?」

直虎「今川は……小野に任し……」

方久「要するに、これは民の訴えを隠れみのとした小野様の乗っ取りなのでは」

その政次新野の屋敷を訪ね、二村の所有者であるしのあやめに、直虎の意向を伝えた。

政次「もしや、お聞きではない?」

しの「寝耳に水じゃ……」

なつ「兄上、まことにございますか?」

六左衛門「……まあ」

直之「一門たるわれらにも、先ほどお話があったばかりじゃ」

なつ「何故、直虎様は……」

政次「伊井はあの商人に借金があり、強くは出られぬのです。要するに、返済を迫られぬよう方久の機嫌を取ったということでございます」

六左衛門「それはいささか……」

直之「かいつまんで言えばそういうことになろう」

しの「そのために虎松の土地を勝手にくれてやっだというのですか」

なつ「虎様にもお話を聞いたほうが…」

政次「私に虎松様の後見をお任せいただければ、必ずや、村はお返しいたしますが」

直虎方久徳政令に対抗するために策を練り、龍潭寺にの人々にも協力を要請した。

翌日、政次の元に、今川の使者が徳政令の朱印状を携えてやって来た。

使者「徳政令を出し、百姓の機嫌を取ったところで、あのしつこい女子が引き下がるのかと大方様は心配だったが」

政次「三河の一向一揆をご存じですか?」

使者「百姓に加え家中までが家康に刃を向け、そのあげく三河は外へ打って出られなくなったというあの話かの?」

政次「味方より刃を向けられるというのは、まこと恐ろしいものらしゅうございます」

使者「……まさか、同じ目にあの女子を」


一方、井伊の館では直虎直由六左衛門から突き上げあれていた。

直之「瀬戸村と祝田村を返し、方久を家臣の列から除くこと。それがなされぬのならば、われらは直虎様をご領主とは認めぬ。これは、奥山、新野、中野の総意でござる」

六左衛門もうなずく。

直虎「認めぬというても、では、誰が後見をするというのじゃ」

直之「……但馬殿に、やってもらう」

直虎「そなたら、気は確かか?」

直之「確かじゃ!但馬は領地は元どおりに、百姓どもの不満も収めてみせるという。新野殿の土地を取り上げてしか収められないお方とでは、どちらが頼りになるかは明らかじゃろう」

まんまと政次に抱き込まれている。

方久「但馬様が、収めた土地をすんなり返すはずがないと思いますが。皆様、何かだまされてませんかね』

直之「商人は黙っておれ!」

そこへ政次現れた。

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©NHK

直虎「但馬殿。そなた、徳政騒ぎが収まった暁には、新野の娘御としの殿に村を返してくれるのであろうな 」

政次「もちろん、そのつもりでござが」

直虎「われのおらぬところで、いろんな話がされておるようじゃの」

政次「逐一ご報告しお手を煩わすのも、と存じましたので」

政次「すでにお耳に入っておるかもしれませのが、瀬戸・祝田の百姓たちが蜂前神社の禰宜を通し、徳政令を出してくださるようにと今川に願い出ました」

政次「今川でも大変驚かれたそうですが、このたび、かようなお下知が出ました。今川としては高利貸しに苦しんでいる民を助けるべく、井伊より徳政令を出すようにとのことにございます。つきましては、直虎様より速やかなるご発布を」

直虎「発布したいのはやまやまじゃが、実は……」

方久「はい。やはり、いきなり私が所有するというの風当たりが強いかと、瀬戸・祝田の土地を龍潭寺に寄進してしまったのでございます」

直虎「今川の『仮名目録・によると、確か、寺領に関しては「守護不入」とあったはず。ああ、ここじゃここじゃ」

直虎はそばに置いてあった『仮名目録』を手に取り、その箇所を開いてみせた。

政次「…今川のお沙汰をはねつけるとおっしゃるのですか」

直虎「はねつけるわけではない。くしくも、発布ができかねる様子となってしまっておるというだけのことじゃ」

政次「では駿府へはその事情を申し上げ、お返事といたしましょう」

政次は退出した。

直之「意味が分かりませぬ。何故、お沙汰をはねつけるのでございます。今川よりの徳政があれば、百姓は収まる。今川のお下知なれば、そこにおる者も井伊に返済を迫ることもできなくなりましょうに」

直虎「あれをのめば、結局、瀬戸も祝田も但馬の土地になるのじゃ」

直之「但馬は返すと言っておったではないか」

直虎「政次が今までどのようなことをしてきたか知らぬか!それとも、この己に言うたことだけはまことじゃと信じるか!だとすれば男というのはずいぶんおめでたい生き物じゃのう!」

直之「……同じことではないか!そこの商人に乗っ取られるか、但馬に乗っ取られるか、それだけの違いでござろう」

直虎「方久に土地を預けるのは、これからの井伊のためじゃ!」

直之「これからの、井伊?」

直虎「今の井伊には、金もなければ人もおらぬ。このままでは、先細りになるばかりじゃ。なんとかするためには、裸一貫から成り上がった方久のような者の才覚が、新しいやり方がいるのじゃ!」

直之「男女の仲でもおありになるのか?」

直虎「な、な」

直之「とにかく、瀬戸と祝田を返していただかぬかぎり、われらは但馬を後見に望む。とくと、お考えくださいませ!」

言い捨てるや席を蹴って出ていき、六左衛門も慌ててあとを追いかけていった。

蜂前神社の境内では、百姓たちが集まっていた。

政次が手を回し、禰宜百姓たち扇動するように指示していたのだ。

禰宜「今川様は徳政令を出してくださったが、強欲な領主と商人のせいで、この徳政令は骨抜きにされてしまったとのことじゃ」

甚兵衛「骨抜きとはいかなることで」

禰宜「瀬戸村と祝田村は、知らぬ間に龍潔寺の寺領とされてしまっていたのだ!」

八助「寺領?」

禰宜「さよう!寺領とされてしまっては、今川家といえども手出しができぬ!それを見越し、領主と商人は一計、巡らしおった。そなたらは井伊家のために方久に売られたのじゃ!」

”ばかにしくさって!”

百姓たちはと口々に罵りはじめた。

甚兵衛「なんとかないんですかのお、井伊に徳政令を出させる手は」

甚兵衛から思惑どおりの言葉を引き出せることに成功した。

禰宜「そうじゃの、例えばじゃが……」



井伊の館に、方久の家来のが駆け込んで来た。屋敷が百姓たちに襲われ、方久が連れ去らたというのだ。

「八助という者が、これを直虎様に渡せと」

そこには下手くそな文字でこう書かれてあった

『イマカハノトクセイレイヲフケイレ』

解読すると

『今川の徳政令を受け入れると記したものを蜂前神社に届けよ。さもなくば、方久の命はない』

直虎はすぐに飛び出していった。

龍潭寺でも知らせを受けた傑山瀬田村に向かった。ちょうど居合わせた六左衛門も一緒に。

直虎瀬戸村へ足を運んだ。しかしひっそりと静まり返っていた。

百姓たち耕作を放棄して集団で逃げ出す逃散(ちょうさん)」と呼ばれる抗議行動にあったのだ。

蜂前神社に向かった。境内に人けはなかったが、本殿の中に硯と墨、筆と紙が用意されていた。

「徳政令の発布は ゆめうたがいなし」

直虎はそう一度は書き署名したが、どこからか突如が現れてこれを阻止した!
(亀之丞が亀になりかわり出てきたのだろうか?)

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©NHK

苗が心配になり、様子を見に村へ下りていった角太郎とんでもないものを目にしていた。

角太郎の話を聞いた百姓たちは半信半疑で、甚兵衛八助富介福蔵など両村の代表が十名ほど、山を下りて瀬戸村にやって来た。

なんと、田んぼでは龍潭寺の僧井伊谷村の百姓たち総出で田植えをしているのだ!

直虎もみずから田んぼに入って働いている。

皆の視線に気づいた直虎甚兵衛の方に近づいて行った。

直虎「おぬしらの稲が育たねば、われらも困るからな。勝手だが、入らせてもらった」

逃げた百姓たちは必ず戻ってくる直虎は信じていた。

今日だけでいいから田植えを手伝ってほしいと井伊谷村の百姓たちに頭を下げ、傑山には僧たちを集めてもらったのだ。

甚兵衛「…かようなことでほだされんに。直虎様は借金のかたに方久に瀬戸を売ったんでえ!かような狂言でわしらん衆がほだされるとお思いけ!」

直虎「確かに私は、瀬戸村と祝田村は方久の土地とした。だが、それは井伊家の借金をなくすためではなく、おぬしらの返済のためでもあるのじゃ」

方久所領になれば、方久には年貢が入るようになる。その代わりに返済を猶予してもらうことにしたのだと、直虎は説明した。

八助「ふんでも、借金はなくなりやあせんにぃ!」

百姓たち「そうでえ!」「やっぱ徳政のほうがええ!」

直虎「目先の話ばかりするな!」

百姓たちに向かって、直虎一喝した

直虎「徳政令が出されれば、今ある借金は消えてのうなる。

じゃが、そのあとはどうじゃ?人もおらぬし、いつ凶作になるとも限らぬ。

方久は欲深じゃ。借金を棒引きにはしてくれなんだ。

なれど、村を任せれば、そなたらが今より潤い、おのずと借りが返せるような仕組みを作ると言うてくれた。

ならば、そのほうがよくはないか?」

八助「そんだって、そんだって、禰宜様は!」

直虎「われと禰宜とどちらを信じる!」

直虎方久がまことのところ何を考えておるか、推し量れぬところはある。

じゃが、方久は己を銭の犬じゃと言うた。銭のためならなんでもする。

己の所領となれば、己の意地に懸けて村を潤すと思う。

そして、そのために欠かせぬそなたらをむげに扱うことはせぬ。われはそういうふうに信じておる」

正直に自分の考えを話すと、甚兵衛たちを見渡した。

直虎清風払明月明月払清風(せいふうめいげつをばらいめいげつせいふうをはらう)。

風と月は対立するものではなく、一体であるという

われも皆とそうありたいと思うておる。まず、村を潤し、それは方久を潤し、やがては井伊を潤す。

われは皆とそんなふうに井伊をつくっていきたいと思うておる。

皆もわれとそんなふうにやっていきたいと思うてはくれぬだろうか」

百姓たちは静まりかえった。

角太郎「なんかいいことのような気いするで……」

そう言うと田んぽに入った。

皆が次々と田んぼに入ってきた。

みんなが戻ってきてくれた!

甚兵衛直虎様甚兵衛、今日の日のことは一生忘れませんで。老いぼれにございますけえが、村が潤いますよう、心して努めまする」

直虎「面を上げてくれ。甚兵衛・・・よろしく、頼む」

涙がこぼれた。慌てて手の甲で拭うと余計に顔が真っ黒になった。

甚兵衛が笑って手拭いを差し出した。

ほかの百姓たちも楽しそうに笑っている。

いつの間にか六左衛門がその光景に目を潤ませていた。そして六左衛門も田に入った。苗を植えたことなどないのに。

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©NHK

祐椿尼は、しのとあやめへのもとへ行き2村の所有を方久へ渡す件につてい話した。

あやめ祐椿尼の化粧料分を、しのには川名の一部をお渡しすることで収めて欲しいという殿の意向を伝えた。

祐椿尼「元よりは少し減ってしまいますが、今の井伊の出せる精いっぱいです。不足の分は向後なんらかの形で補っていきたい、と」

あやめは承諾したが、しのは納得しなかった。

しの「私にとっては、祝田でなければ意味がありませぬ。祝田をお返しくださらぬかぎり、虎松の後見とは認めませぬ!」

駿府の今川館にて

政次寿桂尼に事の次第を報告した。

寿桂尼「出家上がりの女子に何をてこずっておるのやら」

政次「面目ございません」

寿桂尼「もうよい。連れてまいれ。二度までも沙汰に背くとは、謀反の意ありと疑われてもしかたあるまい」

申し開きのために駿府へ向かう途上、直親は斬殺された。

政次「….恐れながら、出家上がりの女子ごときにいつまでもかかずろうておられては、今川の御名に泥を塗ることになりかねませぬ。ここは私にお任せいただけぬでしょうか」

寿桂尼「私は申し開きに来い、と言うておるだけじゃ。……あくまでのう」

しのぶの一言

長い大河ドラマの歴史なかで、こんなに百姓が前面出てくることってなかったのでは?

直虎の正直な思いを熱く語るシーンは涙がとまりませんでした。読み返しても何度もウルウルしていまいます。

直虎は城主になってから、困難な問題が次々と起こって休むひますらないけれど、屈することなく邁進する姿は毎回感動してしまいます。

政次は敵対しているようで、でもかすかに思っているようなそんな微妙な演技をする高橋一生にすごーく目がいってしまいます♥

傑山も今回はちょっと長めに出演していましたね♡

もう一回、見てこようかな〜〜〜

>>「井伊直虎」あらすじ一覧はこちらから



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