第17回 助命と宿命
2022年5月1日(日)
戦の後始末
一の谷の合戦いで勝利した義経は後白河法皇に気に入られれる。後日、京の治安を守る検非違使に任命される。
頼朝からの任官許可がおりてないことを理由に一度は断るが、頼朝のことは忘れてよいとの法王の言葉に、これを受ける。
任官の前祝いで、白拍子が舞いを披露。義経の目はその中の一人に釘付けになる。
鎌倉に戻った義時は、頼朝より義仲のせがれ・義高を討つように命じられる。義時の胆力が試されているのだ。
頼朝「人の世を治めるには鬼にならねばならぬ。それをわかって欲しい」
義時はしかたなく義高を幽閉。政子は頼朝に義高の命乞いをするが、説得は失敗。諦められない政子は、義高に会う。
政子「しばらく伊豆山権現に預かってもらい、ほとぼりが冷めたら呼び戻します。それまでに鎌倉殿の気持ちを変えてみせます。」
しかし義高は「頼朝を決して許さない。機会があれば頼朝の首を狙う」と敵意をあらわにする。
鎌倉の御所に武田信義と嫡男の一条忠頼(ただより)が訪ねてきて、信義は後白河法皇からの恩賞が頼朝側に偏っているとに不満をもらす。
義高を逃がす
義仲の愛妾・巴は和田義盛に捕らえられ、鎌倉へ連れて来ていた。義時は義盛を通じて巴と会う。
巴は義仲から義高への手紙を預かっていた。手紙には鎌倉殿を敵と思うなと書かれていた。
義時は巴を義高のいる部屋につれていき、義仲の言葉を伝える。
巴「自分がなきあと、平家討伐をなせるのは鎌倉殿しかいない。義高様には生きて、源氏の悲願成就見届けてほしい」
義高は父の思いを聞き、生き延びることを決意。政子は伊豆山権現に逃す手配を始める。
武田親子は義高が幽閉されていることを知り、義高のいる部屋へやって来た。ともに頼朝を倒そうと誘うが、義高は断る。
信義が義高と密談を交わしたことは頼朝に伝わり、警備が強化される。
政子たちは作戦を変更。全成を頼朝に成りすませ、見張りを退けてから、義高を女装させ、脱出させる。
忠頼が再び義高の部屋を訪れ、義高がいなくなっていることが発覚してしまう。頼朝は義高を捕らえるよう命じる。
大姫は決死の覚悟で頼朝に義高を除名を訴える。頼朝が断ると、小刀を自分の喉元に突きつける。
さすがの頼朝もこれには折れる。義高を殺さぬように命じるが、時はすでに遅く、首桶を手にした男が入ってくる。
「謀反人、源義高、この藤内光澄が討ち取りました。」
義時は、一条忠頼と藤内光澄の2人の誅殺を命じられる。
全てが終わったあと、義時はわが子を抱きながら、涙を流す。「父を許してくれ」
感想
息子に鎌倉殿を恨むなと書き残すなんて、義仲は亡くなった後でもいい人だ。
義高の女装姿がとにかく美しい。頼朝と違いすぎる。
工藤祐経(すけつね)に石を投げつけ、人殺しとののしる子供たちが登場。この子たちが曽我兄弟ではないかと噂になってましたね。
頼朝に逆らうことができず、理不尽な殺しに手を染めてしまう義時。表情がどんどん暗くなって、見ていて辛い…。
初めはツンケンしてることが多かった八重も、義時と一緒になってからは、優しい顔になっている。静かなにじみ出るような優しい表情がなんとも美しくて素敵!
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