第32回で政次はついにカミングアウトします!
政次は今までは今川を欺くため、井伊家とは敵対しているように見せていたのだと
…やっぱり
政次も肩の荷が降りたのでしょう
もう、表情が全然違う!
今までは能面のような無表情で押し通してきたのに…
そして、なつにもプロポーズ!
束の間のラブラブモード♡
でもね、恋愛研究家?の私としては、なにか引っかかるものがありました
どうして、急に愛の告白?
ただ、自分の思いを伝えたいとか、なつの気持ちに応えるためだけにプロポーズをしたのではないな!
と、ずっと考えていました
そして、一つの答えがでました
小野家となつの関係
奥山朝利の娘、なつが結婚したのは小野家の次男、玄蕃
なつは小野家と奥山家、つなぐ架け橋になることを自分の使命としていたのです
ところが、玄蕃は桶狭間の戦いで亡くなってしまいます
でも、なつは夫玄蕃の死後も息子の亥之助とともに小野家に留まるのです
それは、井伊家と今川家の板挟みになっている政次の苦悩を察したというのがあると思います
自分が小野家にいることで、お義兄さまの政次手助けをしてあげたい!
そういうなつの優しい気持ちからだったからのだったのではないでしょうか
政次がなつと結婚を決意したのは?
ドラマを見ていればわかるように、なつは政次と一緒に暮らしていくうちにどんどん政次に惹かれていってしまいます
政次もまんざらでもないよう
政次は自分の感情を隠すようにしていたので、はっきりとは分かりかねますが
なつと2人でいる時は表情も穏やかで、なにより楽しそうに見えました
でも、2人は義兄妹…
なつは献身的に政次を支え、政次もまたなつを大事にしていましたが
それ以上は一歩も、踏み出せない2人でした
では、なぜここに来て政次は結婚話を持ち出したのでしょうか?
もちろん、政次はなつと一緒に居たいという気持ちに嘘はないでしょう
でも、それだけではないと思うんです
なつは小野家の次男の嫁という立場
武家では特に長男と次男の違いは大きいものです
政次は、自分がなにかあった時、なつや亥之助が小野家の継承者として生きて行けるようにと、そう考えたのだと思うのです
昔、政次がなつの父親でもある奥山殿をアクシデントから斬ってしまうということがありました
井伊の男たち政次を成敗する!といきり立ちました
その時、なつは井伊の評定の場に赴き、奥山氏と政次がトラブルに至った状況を説明し弁明したのです
それで、政次はお咎めなしとなり、政次は一命をとりとめたとも言えます
その後で、2人はこんな会話をしています
政次「なつ、いつかこの礼は必ず」
なつ「亥之助をお守りさえいただければ」
政次はなつと亥之助を守ること
たとえ、自分に何かあったときにでも小野家を継げるようにと、そういう事を考えての結婚話でもあったのではないでしょうか
もちろん、愛がないというわけではなく
愛もあるからこそ、真剣に考えて出した答えなのだと思います
しのぶの一言
ずっと好きだった人からの愛の告白というのはどんなに嬉しかったでしょう
なつは、この後どんな事があろうとも生きてける思います
なつにはいつも穏やかで優しかった政次
そして、最後には自分を選んでくれたという思い出が、ずっとなつの心を温めてくれるはずだから…
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