高瀬の正体!やっぱり間者だったのか!「直虎」

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©NHK

第20回で登場して、時々しかそのお姿を見せなかった高瀬ちゃん(高橋ひかる)

ところが、井伊家が危機的な状況に陥ってから、高瀬はなんだかパワーを発揮してきました

隠し里でもりもりと農作業をやったり、意気消沈する直之に意見したり

でも、ちょっぴり怪しげな時もあったりして…

ネットでも、高瀬間者説が浮上してきて

えっ、まさか、あのかわいい高瀬ちゃんが!

そんなことあるわけないじゃん!

…とずっと思っていました

高瀬ちゃんが清らかな女の子だってずっと信じてきました

でもね、結論から言うと第37回で高瀬は間者だったということが明らかになってしまいました…ショック



高瀬とは

高瀬はある日突然伊井谷にやってきました

母親を亡くし父親を頼ってきたのだと言います

その父親というのは、先の井伊家当主・直親だと言うではありませんか!

直親の逃亡先である信濃で百姓をしていたと言います

その時、直親も側近たちも皆、亡くなっていたので確かめようもなく

そのまま帰らせるのも可哀想だと思った直虎は、しばらく高瀬を館に留め置きました

ところがある日、高瀬が口ずさんだ歌が直親の吹いていた笛の旋律と同じものだったのです

たったそれだけの理由で、直虎は高瀬直親の娘であると判断

高瀬井伊の姫として迎えたのです

なぜ高瀬の武田の間者説が浮上したのか

政次高瀬のこともしかしたら武田の間者かもしれないと発言しています

信濃は武田信玄の息のかかった領地

その信濃から来たからという理由から武田の間者と考えられます

・身のこなしが素早いこと、気働きができること

・百姓をしてたというわりに、品があること

・武家の中に入っても遜色のない振る舞いができるのでキチンと教育を受けていたのだはないかと思われること

など理由を挙げればキリがありません

井伊家での高瀬

井伊家での高瀬はいい子そのもの

挨拶はキチンとするし、お手伝いも進んでするし、みんなを気遣うことも忘れません

あっと言う間に井伊家に溶け込み、皆んなからも愛される存在になりました

性格もよく容姿も美しく言うことなしのお姫様です

時々ちょっと不審な行動も

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©NHK

私が気になったのは、まだ高瀬が井伊家に来て間もない頃、龍潭寺で手習いに通っていた時のことです

龍潭寺には、常慶という山伏が訪れていました

常慶徳川家康の家来で、時々井伊家にやってきて色んな情報を伝えにきていたのです

たまたま、その常慶が龍潭寺に来た時に、縁側にいた高瀬常慶のことをしばらくじっと見ていたんですよねよ。それがちょっと気になっていました

あと、井伊家が滅亡した後、高瀬は自ら進んで近藤のもとで仕えると志願するのも気になりました

時々何かを待っているような目で遠くを見つめてたりすることもあって…

何かあるなって雰囲気を醸し出してました

高瀬の不可解な言動

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©NHK

第36回では高瀬はしょげていた直之に近づいて可愛らしい笑顔でこんな事を言っていました

直之おじさま、家を潰れてしまったと言われてもしまっても、私がどの家のものかと言われたら私は井伊のものだと答えましょう

私にとって井伊の御家というのは、母上やばばさまや皆様のおるところ、城や屋敷はのうなってもここにこうしておるだけで

大事なものは失っておらぬ(←ここは上手く言えまくて祐椿尼に助けてもらう)

それに家名がなくなった今、これからは一人一人がしっかり生きて行くこそ井伊をつないでいくのではないかと」

まぁ、なんて偉いんでしょう!

直之も何か感じることがあったようです

その後、井伊のもののうち何名かは近藤に仕えるために井伊谷城に入りました

でも、なんでこんな事言ったのでしょう?

考えられるのは、井伊が潰れたことで高瀬は井伊に対してなにかしなくてよくなったのでホッとしたのではないかということ

井伊の誰かに対して殺害命令などがでれば高瀬は実行しないといけないわけで、井伊に馴染んでいた高瀬には辛いことだったのではないでしょうか

でも井伊が滅亡したということはその必要がなくなったということ

なので、井伊を再興をしないとなってみんな落ち込んでいる時にひときわ元気だったということが考えられます

遂にミッションがくだされて

今までもミッションがあったのかどうかはわかりませんが

第37回で高瀬にある男が近づいてきてミッションをくだします

井伊谷の城主となっている近藤殺害せよ

高瀬には包を渡しました。たぶん毒薬でしょう

高瀬は食事にそれを混ぜて出しました

でも、近藤が口にしようとしたまさにその時に、武田軍侵攻の知らせが入り近藤は席を立ってしまい食事はしませんでした

ミッションは失敗に終わったのです

高瀬が間者であることが明らかになる

高瀬が間者であるということが、とうとう直虎にバレてしまいました

高瀬は、母がなくなった後に借金があったために身を売るか、間者として井伊に入るかという選択しかなかったということを白状します

直虎高瀬に深く同情して、今後は一人の娘として生きるようにと告げるのです

大人になった高瀬

成長した高瀬は高瀬ひかるちゃんから朝倉あきちゃんへ交代になっていましたね

今は弥吉の孫という形で近藤家に奉公し女中として明るく元気に働いています。近藤にも好かれています。そりゃ可愛いものね♡

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©NHK

しのぶの一言

高瀬が武田側の間者であったことはショックでした。

でも、あの笑顔の裏で苦しみ、悩んでいたのかと思うと…

直虎には間者であったことがわかってしまいましたが、でも一方で隠し事がなくなりホッとしたのではないでしょうか

武田もこの後、力を無くしていくので高瀬をつかうことはないでしょうし

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