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こちらは第48回以降のネタバレを含みます。まだ知りたくない方は読まないでください。
第48回で井伊谷にある龍潭寺にひとりの男の子が置き去りにされます
まったく口を聞かないし、訳ありの様子。よくよく見てみると、どうやら良家のお坊ちゃまらしい…
置き去りにされた男の子の正体
どうも今川氏真が絡んでいるらしいということで、直虎が氏真をとっちめてみたところ、そこには驚きの事実があったのです!
この男の子は織田信長の重臣、明智光秀の子どもであり、人質として氏真に差し出されたというのです
明智光秀はなぜ人質を出したのか

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では、なぜ男の子は氏真に人質と出されたのかという事になるのですが、そこにはある重大な秘密が隠されていました
明智光秀といえば、本能寺の変
つまり主君への謀反を起すのを手伝けを氏真に依頼するための人質だったというのです
明智光秀には子どもがいたの?何人いたの?
そもそも明智光秀には何人の子どもがいたのでしょうか?
明智光秀の子どもとして有名なのは細川忠興の妻となったガラシャさんがいます
そして、その他に3人の女子と2人の男子がいたようですが正確なところははっきりしません。女子3人は既に他家に嫁いでいたということになっています。自然の名が記載してあるものもありますが、それも確かではないよう
自然の上には男子がいたようなので自然で長男ではなかったないようです。つまり嫡男ではありません。
明智光秀が城主だった坂本城は、本能寺の変の後、織田方に味方した軍の攻撃を受け、城に残っていた妻子はそこで命を落としてしまったようです
そして、自然の運命は?

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ドラマでは自然が龍潭寺にやって来たあと、本能寺の変が起こります
明智光秀は反逆者として追いつめられ成敗されてしまいます
人質に差し出された自然(じねん)は取り残されてしまうのです
明智光秀の子どもとあれば当然、命を狙われます
まず、現れたのは徳川の手のものです。於大の方が徳川に自然の身を預かるというのです。
しかし、それは徳川が明智光秀に加担していなかったという証拠を残さないようにという配慮からに違いありません
つまり、自然を亡き者にする可能性大なのです。直虎は抵抗しました
そこへ、当の織田の手のものがやってきました。そして自然を見つけてしまいます。直虎はに芝居を打ち、この子は信長の子であると主張します
信長から預かった証拠に、以前に直之と六左衛門が信長から拝領した茶碗を見せます。織田方の者はしぶしぶ引き下がっていきました
でも、真偽を確かめたらまた戻ってくるかもしれません
そこで、自然を僧にすることにしました。自然は龍潭寺の僧侶となり、悦岫(えつしゅう)という名を与えられ生き延びたのです
しのぶの一言
自然の命を守ることは、直虎の弔い合戦の一つなのでしょう
見ず知らずの子どもの命を守るためにこんなにも必死になる直虎の姿に、万千代も於大の方も他の皆も心を動かされたようでした。もちろん私も
以前、今川に虎松の首を差し出すよう言われたことがありました。そのため政次が見ず知らずの子どもを殺めてしまうのです…
それは直虎がずっと背負ってきたつらい過去なのでしょう
その事があったからこそ、今回はなんとしても自然の命を守りたかったというのではないでしょうか
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