直虎役の柴咲コウさんが大河ドラマ「おんな城主 井伊直虎」のあるインタビューの中で「直虎と4人の男たち」というキーワードがあると言ってたんですよね
ドラマを見ていれば、3人については確定できますが、残る1人がはっきりしなくて…
まず一人は、幼なじみで許嫁だった直親(三浦春馬)、もう一人は同じく幼なじみで今は家臣の政次(高橋一生)、そして旅の男として突如として目の前に現れた本当は盗賊の龍雲丸(柳楽優弥)ですよね
もう一人は。候補としては、いつも直虎をつかつ離れず見守っている傑山なのか..
それともこれからまだ新たな男が登場するのでしょうか?とても気になります
井伊直親
子供の頃(亀之丞)は体が弱くて繊細な男の子だったのに、逃亡先から帰ってきたら意外にもたくましい男子になっていました
やっぱり父の血をひいているからなのか。父・直満は強いくて男っぽい人でしたから。一話で殺害されていましましたが
直親の父、直満↓
亀之丞(直親)は子供の頃におとわ(直虎)と結婚の約束をするわけですが、それは本人たちの意志ではなく親が決めたことです
領主の娘であったおとわに婿として亀之丞を迎えることで井伊家の存続させる策であったわけです
その時は、亀之丞もおとわも仲よしではあったけれど、恋愛感情はなかったはず
ところが、亀之丞の父・直満が謀反の疑いで殺害されて、亀之丞も命を狙われれて逃亡を余儀なくされるます
2人の間では結婚の約束を受け入れる気持ちになったところを、いきなり引き裂かれるという状況になったわけです
親しい人が命の危険にさらされ、いつ会えるかもわからない。そういう状況になれば、思いだけが募るのではないでしょうか
会えなくても、いつの心の中に別れた人のことがいっぱい
そうして思い続けて10年
亀之丞は帰ってきた
たくましい男になって
しかもイケメン!
おとわは出家の身(次郎法師)。なのに、亀之丞は一緒になろうと言ってくる。まっすぐな愛
でも今川の命で出家したので、そう簡単には下俗するわけにもいかないし
すると亀之丞は、死んだことにして隠れて一緒になろうなんてとサラリと言う
揺れるおんな心...
でも直虎は熟考の上、これを断った
井伊のために
直親もこれを受けれた。だけども、だけど、
住んでいるところは近所なので、しょっちゅう顔を合わせるわけで
話しをしなくてはならないこともあるし
イケメンだし…優しいし、気持ちよくなるような甘い言葉も言ってくるし
時には、後ろから抱きしめてきたり
抵抗できないよぉ…
愛に応えたいけれど、直親は妻子いるわけで…
マズいよ、マズいよね、それは
直親が亡くなったあと直虎はこう言った。
「亀にこの身を捧げる、亀の魂を宿し、亀となって、生きていく」
なのに、しばらくしたら、亀之丞の娘がいたことが発覚!
妻のしのと話したら、しのにも散々調子のいい事を言ってた事実も発覚!
キィーーー!
そこで、しの様のこの発言
わたしたちはスケコマシにされたのでございます
となるわけです
はい、大河ドラマ初、スケコマシ頂きました〜
直親は女性関係だけでなく、まつりごとでも自分で言い出しておきながら、ヤバくなったらいきなり家臣の政次に振ったり、ズルいことをしれっとやるお方
ネット上でも直親をクズよわばりしている人が多数いたのは事実です
でもね、こういう人はきっと悪気があるわけでないんだと思います
呼吸をするように、甘い言葉を吐いて、調子のいい事を言っちゃうタイプ
イケメンだし、感じが良い人がだからみんなコロッと騙されちゃう
でも本人は騙しているつもりはないというね
直虎も直親と大切な思い出を最後に汚されてしまって、残念。
でもイケメンだしね。しょうがない。しょうがないです。
政次
笑っている政次もツンツンしている政次もイイけれど、やさぐれているこんな政次もまたイイ!私の独断と偏見で選ばせて頂いた一枚です♡
子供の頃から、鶴丸(政次)は、おとわ(直虎)にも言うべきことは、はっきり言う子でした。時にはキツい口調で!
でも、そういう人がいてくれるのってありがたいこと
おとわは姫様なので、耳に痛いことを言ってくる人は少ないわけで
おとわもそんな鶴丸のことを信頼していて、困った時は相談してました
甘いことは言わないし、アホとか言うし、辛辣だったりするけど
話しをちゃんと聞いてくれる
受け止めてくれる安心感はハンパなかったはず
直親が亡くなったあと、政次が裏切ったのかもしれないという疑惑に直虎はさいなまれて、2人は一時距離をおくことになってしまいます
でも直虎は、政次がよくよく考えた上で、冷徹な家老にて徹していることに気付いてしまします
直虎はそのことを政次に伝えるものの、政次ははっきりと認めてしまうことはできません
お互いに言葉にすることはないけれど、昔以上の深い絆が生まれた瞬間でした
たぶん、直虎と政次の間には恋愛感情はなかったのだと思います
ちょっといいなと思ったことはあったとしても
もう2人は男と女としてより、人として強い絆のができているのでしょう
激しくやりあうことがあったとしても、それはお互いを思いやる気持ちがあるから
それをお互いによくわかっているから、苦しむことがあるのでしょう
龍雲丸
人って、自分と異質なものに惹かれてしまうことがありますよね
なんだ、これは!みたいな
直虎にとって龍雲丸はまさにそういう人だったのでしょう
しかもまっすぐ育ってきた女の子には、ワイルド系男子って、それはまぶしい存在だったりします
しかも見た目がチャラいけど、実に面白い考えをするヤツ
ハチャメチャっぽいけど筋が通っているっぽい
龍雲丸からしても、ふんどし一丁で水浴びしてるのに、躊躇することもなくそばに寄ってきて、
”水を一杯汲ませて”
なんて言ってくるけど、この女なんなの?という感じだったのでしょう
出会うはずのない2人が出会ってしまった瞬間!
考え方の違いがありすぎて
でも、そこになんだか惹きつけられていく
始めは男と女という意識はなかったはず
でも、よく見れば、いい男…
後ろから手を添えらたりしたら、体が反応してしまうよぉ
…だって女だもの
でも、直虎としては直親が他の人と結婚したとき、そして自分が井伊の跡継ぎとして名乗りを上げたときにはもう恋なんてしないと思っていたのではないかな
立場的には自由に恋愛したり結婚するのは難しいわけで
そういうことには固く心を閉ざす決意でいたのではないでしょうか
…だから、よけい盛り上がる
愛の炎、メラメラ〜
この2人の行方はどうなるのでしょうか?…
残るもう一人の男を考えいたのですが
上の3人の男はすぐにわかったのですが、残る一人がわからなくて、色々妄想シていました。
候補としては、傑山かな。
直之、六左衛門はないと思うし…
ところが、実はもう答えは出ていたんですよね。
もう一人は、直親の嫡男の井伊直政(菅田将暉)なのだそうです。
井伊直政
今はまだ直政は出演しておらず、直政の子供時代・虎松を寺田心くんが演じています。
虎松ホントかわいい!
泣き虫で弱っちくて
守ってあげたい!
虎松はまだ母のしのと新野家のお姉さまたちに囲まれて暮らしていますが、やがて母とも別れ、直虎の養子となります
男の子の子育てというのは、女親からすると異性ではあるし、特別なものだそうです
私は女の子しか育てたことがないのですが、そういうのはよく見聞きしました。
男の子のほうが小さい時は体が弱かったり泣き虫だったりダメダメなことが多いのも事実。
でも、そういうのが親にとっては愛しかったりするわけで。
そんなダメっ子が、一所懸命がんばって成長していく姿というのは、涙なくして見ていられない
でもね、私の調査によれば、出世する人はだいたい甘えん坊でマザコンの人が多いのですよ
井伊直政はのちに戦国最強の先鋭部隊「井伊の赤備え」を組織して、家康の天下取りを支え、「徳川四天王」の一人となる人です
虎松が母と離れ直虎のもとで育てられ、そして最強の男に育っていく過程も見られるのかと思うとワクワクしますね
もちろん、菅田将暉さんの井伊直政もキレッキレという噂なので、楽しみです!
しのぶの一言
直虎は生涯独身を貫いたそうですが、これだけのいい男たちとあいまみれたわけですから、それはそれでいい人生だったのではないでしょうか。
色男にスケコマされたり、強い男と試合になったり、羽交い締めにされたり、後ろから抱きしめられたり、まあ色々あるあるなことで
このあとも期待しましょう!