小姓として家康の身の回りのお世話を希望していたのですが、仰せつかったのは草履番…
でも、頑張って上を目指すしかありません!
効率的に草履をお出しする工夫を施し、草履投げなる技を編み出したりしてひたすら頑張っていたらようやく認めてもらえたよう。小姓にしてもいいけど、草履番の後がまを育てるようにと言われました。
後がま候補生としてやって来てのがノブです
でも、めっちゃトロいおっさんじゃん…
いつもヘラヘラしているし
なんなんだよ、この人は!とお怒りの万千代
でもね、このノブって実はスゴい人なんです
ノブとは本多正信
名を本多正信といいます
本多忠勝と同じ本多一族の出身
家康の鷹匠として仕えていましたが、三河一向一揆に加担し、主の家康に背いたことから、国を追われ流浪の生活を送ります
のちに徳川家への帰参を許され、ノブと名のります
のらりくらりとしていてつかみどころがないようだが、実は優れた洞察力と実務能力を備えています。のちは、家康の参謀としての手腕を発揮するようになるのです
戦はからっきしダメなのですが知略に優れ、帰参後は家康が覇権を狙う上で大いに力を発揮します
万千代の武将としての成長にも影響を与えます
ノブを演じる六角精児さんについて
1962年生まれ、兵庫県出身。
主な出演ドラマ:「相棒」シリーズ、ドラマ「民王」「不機嫌な果実」「ごめん、愛してる」
映画:「超高速!参勤交代」シリーズなど
NHKでは「カーネーション」「まれ」など「真夜中のパン屋さん」「紅白が生まれた日」
大河ドラマは「武蔵MUSASHI」など
しのぶの一言
前回の真田丸では、本多正信役を近藤正臣さんが演じていました
本多正信は徳川家康の家臣の中でも特に重要な役割を担っていたように思います
「真田丸」は「おんな城主直虎」より少し後の時代を描いていますので、家康も正信も初老でした
「真田丸」の時の家康と正信の関係もなんだかほんわかしていましたね(笑)
ただ、近藤正臣さんが演じる正信の存在感はとても印象に残っています
特に、真田幸村が最後の決戦に望んだ時のことです
幸村の兄信之と正信が同じ旅路を歩んでいました
この時正信の元に味方から急ぎの報せがあったのです
正信に耳打ちする武士。そして、はっとした顔をして視線を信之に向ける正信
信之はその表情から全てを悟り、正信に会釈する。
正信もなんとも言えない、それでいて思いを込めた顔で会釈を返す
そして信之は唇を噛みしめるようにして黙って歩きだす
その無言の演技に、ただただ圧倒されたのを未だに覚えています
今回はドラマには真田親子は出演しないとは思いますが
本多正信はやはり特徴的な存在になってくるのかなぁと思われます
まず、この六角精児さんの不思議な存在感。いかにも愚鈍でだらしなさそうな風情。でも、なにかやってくれそうな雰囲気が漂っていますよね(笑)
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