こちらは46回以降のネタバレを含みます。まだ内容を知りたくない方は読まないでください!
第45回で信長から謀反の疑いをかけられ死罪を言い渡された家康の嫡男・信康
母親の瀬名は、信康を救うために自分が罪を被ることを思いつきます
自分が武田と通じていたという証拠の手紙を残し、わざと姿を消すのです
武田と通じていたのは信康ではなく自分である!と思わせるために
家康は瀬名を捕らえて首を刎ねよ!と命を下します
瀬名は捕まってしまうのでしょうか?
実は、瀬名には前に一度殺されかけた過去があります。もう一度奇跡は起こるでしょうか!起こって欲しい!
瀬名の生い立ち
瀬名は駿府生まれ
父は今川の重臣・関口親永、母は井伊の人質として差し出された井伊直平の娘・佐名です
美しく、そして気が強い女性として育ちます
小さい頃は今川を手に入れいれるために今川義元の嫡男・氏真と結婚する事を夢見ていました。氏真と蹴鞠の勝負に勝って妻にする権利を勝ち取ったはずだったのですが、氏真は年頃になると他の人と結婚してしまいました。相手は北条のお姫様。政略結婚です。仕方ありませんね
家康と夫婦に
お年頃になった瀬名は、今川に人質として入っていた元康(のちの徳川家康)と結婚させられます。寿桂尼様のお見立てですので、断れませんよね
瀬名は元康のことは昔から知っていましたが、なんか変なやつという風にしか思ってなかったようです
元康は一日中1人で囲碁をしてたり、雀を手懐けたりする変わった人だったのですから。逆に変なやつ過ぎて、気になる存在だったようです
元康も瀬名のことは何だか気になっているようでした。よく瀬名のことをチラ見していました。瀬名はそんなウジウジした態度にイライラして ” 何なの ⁈” みたいに感じて話しかけ、説教をするしまつ…そんな2人の姿を見て寿桂尼はいいかも♡と思ったのでしょう
晴れて夫婦になり、家康は当然のように瀬名の尻に敷かれます。家康がぼんやり一人囲碁しても、瀬名はわざと碁石をバッシャーって払い落としたりするし、出世しろよー!ってハッパかけるし(笑)
でも、それはそれで2人は上手くいっていたのです
今川に殺されかけた過去がある瀬名
桶狭間の戦いでは、今川義元が織田信康に惨敗し、今川の家来だった家康はそのまま今川から独立してしまいます
そのため、今川に残された妻の瀬名の立場は危うくなりました。瀬名のいとこで友人だった直虎は駿府に駆けつけて、必死で助命嘆願をしますが、瀬名の死罪命令が出てしまいます
瀬名が連れて行かれそうになったその時、救世主が現れます!
家康の家臣、石川数正です。徳川方が捕らえた今川方の鵜殿長照の子らと瀬名と子供たちの人質交換を申し出たのです
今川方は人質交換は受け入れ、瀬名と子供たちは無事家康の元へ返されました。しかし、瀬名の父親と母親は家康が離反したことの罪を負わされ死罪になりました
瀬名の救出にはたくさんの人が動く
今回も瀬名を救出にはたくさんの人が水面下で動きます
家康は表向きには瀬名を殺害するように命をだしますが、各方面に救出の指令を出しています
直虎も瀬名を必死で止めます
しかし、瀬名の意志は固かった…
自分が罪をかぶることで、確実に信康を助けたいという気持が強かったのです
しのぶの一言
幼少のころから家族とはなれ、今川の人質としてずっと暮らしていた家康。そんな家康にとって、初めて家族になった瀬名は、心を許せる特別の存在だったに違いありません
誰かを守るために命を投げ出すこと。そしてその気持を受け止めてその死を後押しすること
それって何かを思い出しませんか?
ずっと考えていたら、政次と直虎のことを思い出してしまいました
井伊家のために自ら犠牲になった政次、そしてその意を汲んで手を下した直虎
あのような悲劇がまた繰り返されるのでしょうか…
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