黒船がやってきて日本は開国を迫られます!
応じなければ、大砲を打ち込まれ、戦争になるかもしれません
今まで経験したことのない大事件です!
幕府では老中首座・阿部正弘を中心に話し合いが持たれますが、意見が分かれます
水戸斉昭は打ち払えと言い、井伊直弼 開国をすべきだと主張します
結局、一部港の開港に応じることになりました
薩摩の藩主は島津斉彬は、開国はやむを得ないが、通商はまだ早すぎると考えているようです
この論戦はやがて将軍の継承問題にも影響を及ぼす攻防へと発展していくことになるのです
徳川斉昭(とくがわ なりあき)
外国人が日本に入ってくるには反対
焼き払ってしまえ!などと過激なことを仰る方
井伊直弼(いい なおすけ)
開国賛成派!
島津斉彬(しまずなり あきら)
開国はしかたがないけれど、通商する前にまず国力を高めなければと考えている
阿部正弘(あべ まさひろ)
バランス感覚のすぐれた阿部どのは、幅広く意見を聞き、調整や説得を図る
徳川家定(とくがわ いえさだ)
将軍という立場なのだけれど、病弱で政治には興味がない様子
しのぶの一言
黒船が来たせいで日本は大揉めになりました
でも、外の世界はどんどん動いていて、侵略される可能性だってあるのです
ここから、倒幕まで日本は揺れに揺れまくります
薩摩の貧乏な田舎侍だった吉之助さんもその流れに巻き込まれていくことなるのです