目覚め
2024年9月8日放送
・有力者たちが次々にまひろの房を訪れる。
・まひろが彰子への恋愛指南役を務める。
僧兵が退去
土御門殿に訪れた興福寺の別当・定澄は言い分はこうだ。
大和守・源頼親が先に興福寺に対して暴力を振ってきた。
都に詮議が願い出たものの、一向に進まないため、僧兵たちが上京したのだと言う。
その中で、僧の一人が命を落とす事件が起きる。
興福寺と頼親は以前から所領を巡って争っていた。
報復として、興福寺側は頼親の家臣・右馬允当麻為頼の屋敷や田畑を焼き払う。
そして、両者から訴えが提出されていた。
翌日、藤原道長らが対応を協議。その最中、興福寺の僧兵が朝堂院に押し寄せているとの報が入る。
一条天皇は道長の勧めに従い、検非違使を派遣して僧兵を鎮圧するよう命じた。
兵が引いた後、定澄は再度道長に面会し、次の4つの要求を提示してきた。
2. 源頼親の解任
3. 右馬允当麻為頼の解任
4. 僧侶・蓮聖が公の法会への参列を禁じられている件の解除
道長は1〜3の要求を受け入れる一方で、4については申文を再提出するよう伝える。
定澄は一つでも要求が通ったのだから十分だとほくそ笑み、南都へ戻っ行った。
道長はまひろを訪ね、一条天皇と彰子の関係について尋ねる。
二人の仲が深まっていないことを知り、まひろにお前が頼りだと頭を下げて頼んで去る。
御岳詣へ
年が明けると、道長の妻・倫子は出産後に体調を崩し、寝込む。
同じ日に藤原斉信の邸宅が火事で焼失する。
彰子がまひろを訪ねてきて胸の内を明かす。
彰子「そなたの物語の面白さがわからない。男たちが何を話しているのかも理解できない。」
彰子は帝はそなたの物語のどこに惹かれているのだろうかと困惑した様子を見せる。
まひろの物語は宮中の人々にも広まり、皆、物語に夢中になる。
帝もまひろを訪ねて来た。
帝はなぜあの物語を書こうと思ったのかとまひろに問う。
まひろは道長から一条天皇に捧げる物語を書くよう依頼されたことを話す。
まひろは何が天皇の心に響くのか分からなかったため、左大臣に天皇についてあれこれ聞きた。
まひろは物語を書いているうちに天皇の悲しみを肌で感じるようになったことを打ち明ける。
その後、道長が主催する曲水の宴が土御門殿で開れた。
しかし、突然の雨で宴は中断。
彰子は偶然、殿方たちが室内で休憩している姿を御簾越しに見てしまう。
皆と談笑している道長が心から笑っている様子に彰子は心底驚く。
彰子はこのことをまひろに話す。
まひろ「殿御はみな、かわいいものでございます。」
帝も?と尋ねる彰子にまひろは帝も殿御であるとキッパリ答える。
まひろは彰子にしっかりと帝の顔を見て話すことを勧める。
房に戻ったまひろはさらに物語の創作を進めようと、道長にもらった扇をぼんやり眺める。
小鳥を追っていった先で出会ったあの人。幼い頃から恋しく思っていたあの人と、ずっと一緒にいられたら、どんな人生を歩んでいたのだろうか….
その後、道綱の邸も火事で焼失し、敦康親王が病に倒れるなど、不吉な出来事が相次いだ。
道長は祈願のために御嶽詣を決意。嫡男の藤原頼道や中納言の大夫、源高俊を伴い、吉野の金峯山へと向う。
その影で、伊周が不穏な動きを見せていた。
感想
彰子の源氏物語の面白さがわからない発言で、男性について無知であったことが発覚する。
お嬢様育ちで、しかも奥ゆかしい性格のでしかたないですね。
彰子がお上と結ばれるのは厳しそうに見えるけど、彰子がお上のことを好きになっているのは良い兆しかも。
お上も彰子を中宮として認めているし、心遣いもしてくれる。あともう少しで2人の距離が縮まりそうな感じ。
少しずつ心を開いていく彰子の繊細な演技がとてもよい。
次回の展開に期待!
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