誰がために書く
2024年8月25日放送
・火事がもとで一条天皇と彰子が急接近。
・出仕したまひろへの女房たちの冷たい視線を投げかける。
伊周の復権への道
寛弘2年(1005年)3月、亡き定子の娘である脩子内親王の裳着の儀式が行われた。
この儀式に一条天皇は、定子の兄である伊周を出席させ、大納言としての上座に座らせた。
これは、天皇が道長を牽制しようとした狙いがある。
道長は土御門殿で漢詩の会を開き、伊周と隆家兄弟も招待する。
伊周は道長に丁寧に挨拶し、見事な漢詩を披露。
道長と仲の良い者たちは道長の懐の深さに関心したものの、伊周に対しては胡散臭さを感じる。
一条天皇は道長を呼び出し、伊周を陣定に参加させるよう求める。
道長が断ると、天皇は周囲を説得するように命じた。
道長は先日渡した物語について天皇に聞くと、忘れていたと答えられ、道長を落胆する。
道長はまひろを訪ね、物語が天皇の好みに合わなかったこと伝える。
まひろは動じる様子もなく、むしろ物語を書くことへの情熱をさらに燃やしてた。
ある日、道長が藤壺の彰子のもとを訪れていると、突如、一条天皇が訪ねてきた。
道長が立ち去ろうとした際、天皇は先日の物語に触れ、高い評価を下した。
物語の作者がまひろだと知ると、続きを読んだうえでまひろに会いたいと伝えた。
まひろが彰子の女房に
道長はまひろの家を訪れ、彰子の女房にならないかと持ちかける。
まひろが彰子に仕えることで、一条天皇がまひろに興味を持ち、藤壺を訪れるきっかけになると考えたのだ。
家計を考えると藤壺で働けるのはありがたいことですが、娘の賢子のことが気がかりでした。
まひろは父、為時に相談すると、天皇に見込まれて藤壺に上がるのはとても名誉なことだと喜んでくれた。
そして、賢子の世話は自分といとで見ること約束してくれた。
まひろは出仕する決意を固める。
安倍晴明が危篤と聞いた道長は駆けつけます。
晴明は自分は今夜亡くなるだろう晴明は言います。
そして、道長の将来が明るいことを示唆し、その夜、静かに息を引き取りました。
一条天皇は周囲の反対を押し切り、伊周を陣定に召し出す宣旨を出します。
先例のないことで、公卿たちからは不満の声がもれます。
まひろは彰子に挨拶するために、藤壺を訪れと、赤染衛門が内裏を案内してくれた。
衛門によれば、彰子はとても奥ゆかしいため、何を考えているのかよくわからないと言います。
その晩、皆既月食が起こり、内裏は闇を恐れて静まり返りました。
その静寂を破るかのように、内裏から火の手が上がり、瞬く間に燃え広がってしまいました。
内裏の人々は慌てて逃げ出しました。
彰子がぼんやりと佇んていると、一条天皇が駆けつけ、彰子の手を引いて外に連れ出してくれました。
火事がおさまった後、人々は、伊周を陣定に復帰させたことに不満を抱く者が放火したという噂しました。
まひろが藤壺に出仕する日がやってきました。
家族の期待を背負い、まひろは家を後にします。
内裏に到着すると、彰子の女房たちは冷たい目でまひろを見ていました。
感想
赤染衛門のキャリアウーマンの嘆きがなんとも感慨深い。
まひろが出仕すると、娘の賢子は為時やいとにますます懐いて、まひろとの距離が深まってしまうのでしょう。
内裏の火事で、一条天皇が彰子の手を引いて逃げる展開に。これで、2人の距離がぐぐっと近づいたのでは?
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