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中宮の涙
2024年9月15日放送
・彰子の涙の愛の告白。
・やっと結ばれた2人。
御嶽詣の旅路
道長は息子の頼通らを伴い、険しい山道を進んで金剛山へと向かった。
道中、厳しい天候に悩まされ、一行は苦労を強いられる。
伊周は道長を狙って何かを企んでいる様子。その動き伊周の隆家が察知する。
道長一行は、旅を始めて9日目にようやく金剛山寺の山上本堂に到着。そこで道長はさまざまな仏事を執り行った。
最後に、自ら書き写した経典を本堂の蔵王権現に奉納し、経塚に埋めた。
これにより、道長は彰子の安産と将来の平安を祈願した。
道長が帰路に着くと、伊周は攻撃を仕掛ける準備を進めた。山の上から道長を狙い、部下に弓を引いた瞬間、弟の隆家が現れる。
隆家は兄の計画を阻止し、道長を安全な場所へと誘導した。
伊周はしかたなく道長の狙撃を諦める。
彰子と光る君
京へ戻った道長はまひろを訪ね、物語の続きを読みたいと要望した。
道長は、物語に描かれていた不義密通についてどのような意図で書いたのかまひろに尋ねた。
まひろは、実は自分の経験を基に書いたものであると告白した。
彰子も物語を読み進め、登場人物の若紫が自分と似ているとまひろに伝える。
彼女は、物語の中で若紫がどのような運命をたどるのかをまひろに尋ねた。
まひろはどうなってほしいかと逆に問い返した。彰子は若紫が光る君の妻になってほしいと語る。
まひろは彰子が一条天皇の真の妻になりたいと望んでいることを感じとる。
まひろの助言により、彰子はその思いを天皇に伝える決心をする。
ちょうどその時、一条天皇が現れた。彰子は勇気を振り絞ってお慕してますと告白。
突然のことに天皇は驚きを隠せず、また来ると言って立ち去る。彰子は泣きじゃくった。
しかしその夜、天皇は彼女のもとを訪れ、二人はついに結ばれた。
感想
この春に吉野へ桜を見に行ったときにお参りした金剛山寺が出てきたのでビックリ。
今は電車やバスでも行けるけど、昔は険しい崖をよじ登ったりの命がけの旅だったのかと思うと感慨深い。
まひろが不義密通の経験を道長に話したことで賢子が道長の子であることに道長は気づいたのだろうか。たぶん気づいているはず。
まひろの導きで帝に告白してしまう彰子。奥ゆかしいと言われていた彰子が、感情をあらわにするシーンは圧巻でしたね。
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