西郷どん(せごどん)第8回に出てくるセリフの一部を現代語に翻訳してみました
耳だけで聞くとかなり難しい方言(薩摩弁)でも、文字にしてみるとだいぶわかりやすくなるはずです
第8回 不吉な嫁
おっで
須賀「……私がおっで、よか年にはならんち、みんな思っちょっとでございもんそ」
→私がいるからいい年にならないと、みんな思っているのでございましょう
なんち
吉之助「須賀どん、誰がなんち言おうと、おはんは不吉な嫁なんかじゃなか。今年は日の出も一段と力強か。きっと今年こそよかこつがあっはずじゃ」
→須賀さん、誰がなんと言おうとあなたは不吉な嫁なんかじゃない。今年は日の出も一段と力強いぞ。きっと今年こそよいことがあるはずだ
なー
吉之助「そいは、ほなんのこいなー!めでたか」
→それは本当ことですか!めでたい!
(正助が記録所書役に戻れることになったというのを聞いて)
かかっか
須賀「私はめでたくなか!支度金がいくらかかっかご存じでございもすか?」
→私はめでたくなんかない!支度金がいくらかかるかご存知でございますか?
諦むっ(あきらむ)
正助「おはん、まさか諦むっ気じゃなかろうな。金がなんじゃ、殿じきじきのご指名じやつどが!」
→お前、まさか諦める気じゃないだろな。金がなんだ。殿じきじきのご指名だろうが!
わい
吉之助「やかましか!そいなら、わいが江戸へ行け!」
→うるさい!それなら、お前が江戸へいけ!
あいもす
正助「ここに二十両あいもす。こん金があれば、江戸へ行けもんそ」
→ここに20両あります。この金があれば、江戸に行けます
あいがごわす
吉之助「……あいがごわす……おいは江戸に行っど」
→ありがとうございます…俺は江戸に行くぞ
どこでん
須賀「これできれいさっぱり夫婦の縁を切りもんそ。江戸でんどこでん行って、勝手に出世してたもんせ」
→これできれいさっぱり夫婦の縁を切りましょう。江戸でもどこでも勝手に行って出世してください
くっでー
吉之助「行ってくっでーっ!」
→行ってくるよー!
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